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頭痛持ちの方必見!頭痛に効果的なツボは?

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特別な病気がないのに、雨の日や寒い部屋など特定の環境や状況になると頭痛が起こるという方がおられます。
痛み止めの薬などを使って対処できている方もおられますが、それ以外にも何かしら対処法があればと思っている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、頭痛改善に効果的なツボとともにそれ以外で頭痛持ちの方に知っておいていただきたい対処法や予防法をご紹介します。

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頭痛の種類

頭痛はいくつかの種類に分類できます。

・一次性頭痛
一次性頭痛は頭痛の要因となる疾患がなく、頭痛自体が病態であるものを言います。
また、一次性頭痛は緊張性頭痛、片頭痛、群発性頭痛に分けられます。

1.緊張性頭痛
名前の通り、身体の緊張状態が続くことで筋肉の緊張が高まって血流が悪くなり、頭痛を起こすというメカニズムが一般的です。
長時間同じ姿勢の作業などで肩や首の筋肉が凝ったり、本やパソコン画面の見過ぎで目の周りの筋肉が凝ったりすることで頭部の血流を阻害してしまいます。
また、直接身体の緊張が強くなるような行動がなくても、仕事や人間関係などで精神的ストレスが大きくなることで緊張性頭痛が起こることもあります。

2.片頭痛
緊張性頭痛とは逆になんらかの原因で頭部の血管が開きすぎ、血管が炎症を起こすことで起こる頭痛を片頭痛と言い、ずきずきと脈を打つような頭痛が主な症状です。
成人女性に多く、ストレスや女性ホルモンが関係しているという説もありますが、まだ原因ははっきりと解明されていません。

3.群発性頭痛
目をえぐられるような激しい痛みが一定期間毎日同じ時間に起こるものを群発性頭痛と言います。
目の後ろを通っている内頸動脈が拡張し、炎症を起こしたことで痛みが出現しますが、その原因は不明です。
頭痛全体から見ると頻度は最も少ないですが、女性よりも男性に多いという特徴があります。

・二次性頭痛
二次性頭痛は、頭痛の原因となるはっきりとした疾患があるものを言います。
急激に激しい頭痛を伴うくも膜下出血、脳腫瘍など早期に治療が必要な重篤な頭痛から二日酔いや風邪など軽度のものまであります。

頭痛に効果的なツボは?

頭痛改善に効果的なツボをまとめてみました。

・緊張性頭痛
1. 百会(ひゃくえ)
頭頂部にあり、両耳をつなぐラインと鼻の延長線が交わる点です。
頭頂部から真下に向かって垂直にゆっくり押します。

2.風池(ふうち)
耳の後ろの骨の出っ張り(乳様突起)と後頭部の中央を上から下に下がっていき窪んだ点の中間地点です(左右にあります)。

3.完骨(かんこつ)
左右の乳様突起の後ろのくぼみにあるツボです。

4.天柱(てんちゅう)
うなじを触ったときに触れる頸部の両側の太い筋肉の外側の際にあります。

5.肩井(けんせい)
肩に沿ったライン上で背骨(中央ライン)と肩先の中間地点にあります。

6.太陽(たいよう)
目と眉それぞれの外側の端の中間地点より指2本分外側にある点です。

7.頷厭(がんえん)
こめかみのやや上方で、髪の生え際にあり口の開け閉めの動きによって動きを感じられる点です。

8.印堂(いんどう)
眉毛の中間地点にあるツボです。

・片頭痛
1.手三里(てさんり)
前腕の外側面で肘を曲げたときにできる腺よりも3横指手首に近いところにあるツボです。

2.合谷(ごうこく)
手の甲側で親指と人差し指の骨が合流する点のやや人差し指側にあります。

3.崑崙(こんろん)
足首の外くるぶしとアキレス腱の間にある窪みです。

4.足臨泣(あしりんきゅう)
足の小指と薬指の骨の間で指のつけ根から2~3cm程度足首側に寄ったところです。

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ツボ押しのコツは?

ツボ押しをより効果的に行うためのコツをご紹介します。

・親指を使う
ツボ押しを行うにあたってあまり狭い面積で強く押すと痛みを伴ってしまいます。
また広い面積で触れた方が触れられている側もリラックスすることができます。
よって、指の中で最も面積の広い親指の腹を使うことがおすすめです。

・深呼吸に合わせて押す
ツボ押しを効果的に行うためには、押される側の身体の力が抜けてリラックスできていなければなりません。
人間の身体は息をゆっくり吐いているときに身体の力が抜けていきますので、深呼吸の呼気に合わせてゆっくり圧をかけるようにすることが大切です。
また、身体が凝ったり緊張したりしている方は元々呼吸が浅くなっていることも多いので、ツボ押しとともに意識的に深呼吸を行うことでも身体の力が抜け緊張緩和効果があります。

・不快な痛みを伴わないように
ツボ押しに対して痛みを我慢してでも行った方がよいと思っている方や痛いくらいが効果的であると思っている方がおられます。
しかしそれは、痛いけれど身体の力を抜いていられる「イタ気持ちいい」範囲のことであって、明らかに不快な痛みを伴うと身体が緊張してしまい効果がありません。
同じツボでも慣れてくると痛みをあまり感じなくなることもありますので、最初から無理をしないように時間をかけて慣れてきたら徐々に強くするようにしてください。

頭痛の予防と対処法は?

今回ご紹介したツボ押し以外にも頭痛を改善するために効果的な生活習慣がありますので、ご紹介します。

・緊張性頭痛
1.長時間同じ姿勢を継続しない
パソコンや書き物、裁縫など長時間同じ姿勢で作業を続けると筋肉がこったり、全身の血流が滞りやすくなります。
やむを得ずそのような作業を行うときは、数十分に一度は伸びをしたり立って足の屈伸をするなど身体を少し動かすようにするとよいでしょう。

2.血流を改善する
緊張性頭痛は、血流不良が原因で起こっていますので日頃から血流をよくすることを心がけるとよいでしょう。
具体的には、クーラーで身体が冷えないように靴下や上着を着用するようにしたり、お風呂の湯船に少し長めに浸かって身体を温めるようにしたり、ウォーキングやストレッチなど適度な運動を行う習慣をつけることなどです。
これらを行うと即時的な効果も期待できますが、続けることで長期的に血流が改善されることも考えられますので、頭痛体質を根本から改善できる可能性もあります。

3.ストレス軽減
過労や人間関係不良などストレスの強い状態が続くと、身体が常に緊張した状態になってしまい、頭痛の原因になってしまいます。
避けられるストレスを避けることはもちろん、運動や旅行、映画鑑賞などストレス発散になるような趣味を持ってうまくストレスをコントロールすることも大切です。

・片頭痛
1. 冷やす
片頭痛の方は血管が開きすぎて炎症を起こしているので、血管を収縮させたり炎症を抑制するために冷やすことがおすすめです。
こめかみを氷で冷やしたり、静かな暗い部屋で横になって安静にし、身体自体をクールダウンさせることも効果的です。
また、カフェインには血管を収縮させる効果がありますので、コーヒーや緑茶などカフェインが入っているものを適量飲むことで頭痛が改善する方もおられます。

2.規則正しい生活習慣を
寝不足、寝すぎ、疲労、ストレスをはじめ不規則な生活は片頭痛の原因になります。
平日寝られない分を休日に寝だめしたり、食べ過ぎのあとに食事を抜くといったことはなるべく避け、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

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おわりに

今回は、頭痛の種類とその症状を改善するために効果的なツボ、ツボ押しのコツをご紹介しました。
同じ頭痛でも、その方の体質や生活習慣によって原因も症状の出方も異なるので、自分自身で頭痛の原因や自分の生活を客観的に評価し、それらを改善することが治癒への近道となります。
今回の内容を参考にしていただき、ご自分に当てはまることがないか改善できることがないか照らし合わせてみてください。

著者:いきいき100歳応援中(理学療法士)
専門:整形外科疾患、介護予防分野

自己紹介
二児の母でもある理学療法士。整形外科疾患、介護予防分野を専門とし、病院勤務の傍ら健康や医療に関する記事を執筆している。

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