ご当地グルメ

栄養豊富で優しい味わいの青森県津軽地方のけの汁とは

2018-10-07

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日本全国にはそれぞれに自慢の汁物があります。
その中でも沢山の野菜や山菜・高野豆腐などをたっぷりと入れた栄養豊富な汁物として注目さなのが青森名物のけの汁です。
けの汁とは津軽地方青森県に伝わる郷土料理の1つ。
粥の汁が訛ってけの汁と名付けられたと言われています。
大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類やわらび・フキ・ぜんまいといった山菜類・豆腐・油揚げ・高野豆腐・大豆をすりつぶしたものなどの大豆製品を細かく刻んで煮込み、お味噌・お醤油などで味を調えて出来上がり。
たっぷりの具材が入っているため、とにかく栄養豊富。
けの汁があればほとんどおかずはいらないと言える程食べ応えとバランスが整った汁物です。

昔、小正月である1月15日は唯一お嫁さんが安心して実家に戻ってゆっくりできる日でした。
そのため女正月とも言われ、その際には実家に戻ったお嫁さんがいなくても他の家族が困らないようにけの汁を鍋いっぱいにつくり、里帰りをしたと言われています。
火をかけあたため直せる保存食として食べられる料理であり、津軽の七草とも言われ、無病息災を願う精進料理でもあります。

けの汁は作り立ても美味しいですが、日にちが立つほど素材の味がじっくりと染みこみ、美味しさがさらにアップしていくため、数日続いても美味しくいただけます。

家庭で作る際にはごぼう、人参、しいたけ、大根、蒟蒻、大豆、高野豆腐、油揚げ、ゆでたわらびやゼンマイ、フキなどの山菜を用意。
そして好みによって水煮か蒸した大豆を適量用意しましょう。
高野豆腐や水に戻して油揚げは熱湯をかけ、余分な油分を抜き、蒟蒻は下茹でしましょう。
ごぼうの皮は良く洗ってこすり取った後約5ミリ角に切り、あくが出ないように水にさらしておきます。
大根、人参、しいたけ、蒟蒻、油揚げ、シイタケも5ミリ角にカット。
山菜も5ミリ幅にカットします。
大きな鍋にたっぷりのだし汁を加え、カットした材料をすべて加え、材料が柔らかくなるまでじっくりと煮て、最後にお味噌・お醤油を加えて味付けをした後、軽く刻みつぶした大豆を加えて出来上がりです。
けの汁を美味しく作るコツは材料を均一5ミリに丁寧にカットすることとできるだけ大きな鍋で多めに作ること。
あまり少量よりもたくさん作り、煮込んだ方が素材の美味しさが引き出せ、美味しいけの汁となります。
いつもと違ったごちそう味噌汁としてけの汁にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
大豆の美味しさ、根菜の美味しさ、山菜の美味しさが堪能できます。

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