睡眠

寝られないのには原因がある!そんな時の対処方法を紹介!

2018-10-10

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「明日からは先々月から予定していた海外旅行に出発だ!」「週間天気予報も晴れ!予定していた友人との海水浴キャンプは決定!思いっきり楽しんでくるぞ!何を作って食べようか?何をして遊ぼうか?混んでいないかな?暑さ対策も考えなきゃ!」など、楽しみが近づいてくると、そわそわしてしまい、“ジーっ”と寝ていられないという経験は誰しもがあるのではないでしょうか?

子どもの場合、あまりに楽しみすぎて、数日前からテンションが高くなり、眠れない・高揚しすぎて吐いてしまう(自家中毒の症状)ということもあります。さて、なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。楽しみ以外でも、嫌な仕事やテストがある場合でも同様の状態が見られることがあります。

今回は、寝られない原因として考えられることと、そんな時の対処方法についてお話していきたいと思います。

楽しみの前は寝られなくなるのはなぜ?

中には、楽しみの前でも、緊張するテストの前でも全く関係なしに、寝ることができる人はいます。今回は寝られない人の「なぜ?」に答えていきたいと思います。楽しみの前は決まってワクワク、ドキドキといったような気分の高揚がありませんか?
これは自律神経の交感神経があまりの楽しみに優位になってしまっていることが原因と考えられます。人間は寝る前、自律神経の副交感神経が優位に働き、眠りへ誘うようになっています。
しかし、楽しみのため、あまりにも考えることが多く、ワクワク、ドキドキが続くと交感神経が優位のままお布団に入ってしまうことになります。交感神経が優位だと、血圧と心拍数が上昇するため、体がすぐに動ける状態を維持してしまいます。そのためジーっと寝られないといった状態になってしまいます。

寝られる人と寝られない人との違いはなに?

楽しみの前、緊張するテストの前でも全く関係なしに寝ることができる人と、寝られなくなる人に違いがあるかというと、大きな違いはあまりありません。あえて挙げるとしたら、事前準備が万全で前夜に考えることがないことや、楽しみや緊張に気分をあまり左右されない楽観的な個性といったものが考えられます。また、楽しみや緊張がある前日でも、寝られないことにあまり苦痛を感じない人であれば、あまり気にすることはないのではと思われます。
簡単に表すと「気の持ち様」によって寝られないという状態は変わってくるといえます。

寝られないことは異常なこと?

楽しみの前や緊張するテストの前など、寝られないことが「異常」とはいえません。むしろ正常な反応といえるのではないでしょうか。どうしても交感神経が優位に立ちがちとなるため、人間の生理的特性上、ある程度は仕方ないことと受け止めると気持ちが幾分楽になるかもしれません。
ただ、寝られないのと付属して、嘔吐などの身体症状が毎回現れるのであれば、隠れた病気があるかもしれませんし、自身の性格的傾向から注意しなくてはいけない部分となり得ます。

寝られないときの対処方法

楽しみがあって寝られないのであれば、そのワクワク、ドキドキを感じながら、無理に寝ようとしないで、自然に眠たくなるまで楽しみの想像するのもよいでしょう。ゆったり過ごしながら、楽しみの前夜で「高揚している」ことを受け入れ、寝不足の不安を考えないようにすると、割といいテンションのまま当日を迎えられるでしょう。

毎回楽しみ当日に寝不足を感じるのであれば、前日の過ごし方から見直していきましょう。日中の活動量を増やし、陽の光を浴び、3食しっかり食べて、テレビ・パソコン・スマホなどの画面を見て操作するのは寝る数時間前からしないようにしましょう。事前の準備に抜かりないか気になっているのであれば、楽しみ計画時に持ち物リストや予定タイムスケジュール表を作成し、前日までに抜かりなく準備できるようにチェックしていきましょう。
準備万端整っていれば、安心感から割と寝ることができるようになります。

緊張するテストの前日など、不安を感じると同じように交感神経が優位となり寝られなくなります。
しかも緊張する前夜とあってか、当日にその疲れを持ち越すことがあり、「コンディションが悪い」といった状態になってしまう場合もあるでしょう。こういった場合も、事前の準備を整えることが大切となります。しかし、テストはどのような問題がでるか分からず、成績順位次第で合否が決まってくるので、なかなか不安感はぬぐえないように感じます。とても難しいものがあるかもしれませんが、テストに向けて生活リズムを整え、準備勉強を進めていくしかないでしょう。がむしゃらに夜間も寝ないで勉強しても、学習効果は薄いと考えられています。記憶を整理するのも睡眠の役割なので、十分な睡眠がとれるよう計画的に学習を進めていくといいのではないでしょうか。

余談ですが、オリンピック選手のような一流アスリートは、試合前日の夜に寝てコンディションが万全になるよう自分なりのリラクゼーションを取り入れている選手もいるそうです。自分なりのリラクゼーション方法を探してみるのも一つの手段ではないでしょうか。

まとめ

楽しみや緊張することの前日は交感神経が優位になっており、寝られなくなることがあります。
これは異常なことではなく、人間の生理的特性から正常な反応であるといえます。もし、寝られないことに不安を感じるのであれば、普段の生活を整え、楽しみや緊張当日に向けて準備を抜かりなく行っていき、落ち着けるようにしていきましょう。自分なりのリラクゼーションを見つけ、取り入れていくのもいいのではないでしょうか。

監修:mikkumikupapa
ライセンス:看護師免許(正看護師)
勤務:行政看護師(乳幼児施設)
専門及び経験分野:
小児
脳外科、循環器内科外科、呼吸器内科、てんかん、先天性疾患、指定難病、小児がん、児童精神疾患及び発達障害、強度行動障害など。
成人
呼吸器内科、耳鼻科、消化器内科、婦人科、整形外科、救急搬送傷病者の救命治療処置など。

自己紹介:男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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