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便秘の改善方法を紹介 ~薬を使った改善方法~

2018-10-14

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毎日お通じがある人は、一日でもお通じが止まってしまうと、とても苦しい思いをしたという経験があるのではないでしょうか?
逆に慢性的な便秘の人は、数日であればあまり感じない傾向がありますが、週を超えたお通じがない場合、食欲が落ちて腹部膨満感や息苦しさなど様々な苦しい思いを感じてしまうことが予想されます。お通じは、「一日のこの時間に必ずする」など、習慣をつけていくことで、排便習慣が確立され便秘を回避することができますが、体質的なことでどうしても便秘傾向になってしまうという人もいます。

便秘が続くと、とても苦しい思いをするため、何かしらの便秘対策をする方がほとんどかと思います。その中で、便秘の時に使う「薬」は、ドラッグストアなどで市販されており、簡単に購入することが可能です。薬剤師に症状を相談すると、どの薬がよいかといったアドバイスをもらうこともできます。

今回は、便秘用の薬にはどのような種類があり、薬を使った便秘改善方法にはどのようなものがあるのかということをお話していきたいと思います。

色々ある便秘改善薬

便秘改善薬は主に3つの形態があります。内服薬、座薬、浣腸薬がそれに当たります。
その中で市販されているのが内服薬と浣腸薬になります。浣腸薬は市販されていますが、奥まで挿入できないようにカテーテルが付いていないものとなっています。座薬と浣腸薬は肛門から挿入しなくてはならないため、腸を傷つけるリスクがあり、医師、看護師以外がその手技を行うことはあまり望ましくないといえます。また、便秘の原因によっては避けたほうが良い手技となります。その代わり、排便効果は高いといえるでしょう。

効果を表す薬として、大腸を直接動かす薬や、便に水分を含ませて腸内を動きやすくさせる薬、ビフィズス菌を使った整腸剤、キシリトールのような腸で吸収されない甘味料があります。これらの薬は安全性が高く、便秘を引き起こしている原因が何らかの病気によるものであったとしても、害が少ないことから市販されています。

便秘薬を使うタイミング

便秘薬を使うタイミングは、腹部膨満感や息苦しさなどの症状が現れる前に使用したほうが望ましいといえます。
理由として、便は長い時間、大腸にとどまることにより、便の水分が吸収されつくしてしまい、硬く排出されにくいものとなってしまうためです。便が一度硬くなってしまうと、再び水分を含むことが難しくなり、大腸内の移動がしにくくなってしまいます。そうなってしまうと、内服薬では効果が得られにくくなり、浣腸に頼らざるを得なくなります。便の水分が少なくなって腸内を移動しにくくなる前に使用し、便が硬くなるのを防ぐことで排便を促していきましょう。

また、便秘薬は朝の起床時に内服すると、日中の活動中に便意を表すこともあるため、朝の内服は避けたほうがいいといえます。せっかく便意を感じたものの、我慢することで、さらに便秘となってしまう可能性があります。そのため、特別な事情がある以外は、夜眠る前に内服することが望ましいといえます。

特別な事情とは、バリウム検査を受けたなどで速やかな排泄が必要な場合です。速やかに排泄しないと腸閉塞などのリスクが高くなるときは、迷わず時間を問わず内服する必要があります。
しかし、このような状況にあるのであれば、自己判断で何とかしないで、病院に行って適切な処置を受けたほうがいいでしょう。

便秘薬と合わせて行いたい改善方法

便秘薬を寝る前に飲んだら、朝の起床時は便意がなくても必ずトイレに座るようにしましょう。
トイレに座ることで便意を感じることがあります。これが習慣になると、朝になると便意を感じるようになり、薬を使用しなくても、自然排便ができるようになっていきます。あとは、水分を適切量摂るようにしましょう。水分が足りなくなると、便が硬くなる傾向があります。便秘予防のためにも、水分はしっかり摂ることが望ましいといえます。
腸の動きを整えるため、日中に適切な活動を行い、しっかりと食べることも便秘予防につながってきます。

まとめ

薬を使った便秘改善方法をお話ししてきました。薬だけではなく、日常生活にも便秘改善方法を取り入れていくことで、その薬効を得られることができます。薬だけに頼らず、朝は必ずトイレに座る、日中は活動する、水分をしっかり摂取する、しっかり食べることを心がけ、便秘を改善していきましょう。

監修:mikkumikupapa
ライセンス:看護師免許(正看護師)
勤務:行政看護師(乳幼児施設)
専門及び経験分野:
小児
脳外科、循環器内科外科、呼吸器内科、てんかん、先天性疾患、指定難病、小児がん、児童精神疾患及び発達障害、強度行動障害など。
成人
呼吸器内科、耳鼻科、消化器内科、婦人科、整形外科、救急搬送傷病者の救命治療処置など。

自己紹介:男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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