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必見!試して欲しい便秘改善マッサージ!

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お通じがないとどんどんお腹が張ってきて、食欲不振や息苦しさを感じてくるようになってきます。
これは、腸が便で膨張し、胃や横隔膜を圧迫してしまうために起こる便秘の典型的な症状です。実は、腸が便で膨張している状態というのは、腹部を外観から見ても分かります。
また、病院で医師が診察の際、お腹の触診・聴診・打診を受けたという経験を持っている人は多いのではないでしょうか。便秘は視診・触診・聴診・打診でほぼ確実に見分けることができます。大量に便が溜まっている場合、他の原因がないか念のためレントゲンによる画像診断を行う場合もあります。

このように、ほとんどの場合、便秘で腸に便が溜まっている状態は、見て、触るだけで把握することができます。このことから、腸は体表面から近い場所に位置していると言えます。そのため、手などによるマッサージを行うことで、腸と便の動きを円滑にし、便秘を改善させることが期待できます。

そこで今回は、便秘改善のためのマッサージについてお話していきたいと思います。

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ひらがなの「の」を書くようにマッサージ

このマッサージは「の」の字マッサージといわれるものです。病院でも便秘の初期に、介助が必要な患者に対して、医師や看護師が行うことがあります。また、自分でできる人に対しては「の」の字マッサージの仕方を説明し、行ってもらうこともあります。

マッサージするときの体勢として望ましいのは、仰向けで膝を立てて、腰の下にクッションを置くと余計な力が腹部から抜けるため、マッサージしやすくなります。また、クッションにより腰が若干浮いた状態を作ることで、硬くなって溜まっている部分を触りやすくなり、気づきやすくすることができます。「の」の字マッサージは立ちながら行っても問題なく効果が得られますが、リラックスした状態でマッサージすることにより、より効果を得られやすくなります。

マッサージの流れは、指を閉じた手の指先を、おへその下に置きます。そこから大腸に沿って「の」の字を書くように、お腹を広くマッサージしていきます。もし便が溜まっているのが分かったら、その場所は指を立てて押し込みつつ揉みこんでみましょう。マッサージ中は便が肛門の方に動いていくのをイメージすると、腸が動きやすくなります。腸が動き始めると、便が移動し、便意を感じやすくなります。

よく便が溜まりやすい部分

「の」の字マッサージをしていると、腸の硬くなっている部分に気づきやすくなります。
その中で、特に便が溜まって硬くなりがちな部分は、左の下腹部になります。この部分は大腸のS状結腸と呼ばれる部分です。大腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸から成り立っており、S状結腸は直腸のすぐ前にあります。S状結腸は、大腸が文字のごとくS字の形になっているため便が通過しにくく、さらに便の水分を再吸収してしまうため、便が硬くなりやすい部分になります。

左下腹部に便の硬さを感じたら、その部分に便が溜まっていることが考えられます。その場合、硬い部分を指先で左右に揺らすようにマッサージしてみましょう。痛みを感じない程度にマッサージを続けると少しずつ便が移動するため、便意を感じたら、排便まであと少しとなります。

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「の」の字マッサージと合わせて腰のマッサージをするとより効果的

「の」の字マッサージを仰向けで行う際、腰にクッションを入れるようお勧めしました。
腰にクッションを入れるに当たって、背骨を挟んで左右腰骨2か所に圧迫効果が得られるよう握りこぶし大のボールなどを一緒に入れると腰のマッサージになります。腰がマッサージされることで、緊張がとれ、便意が起こりやすくなります。また、この腰部分は便秘に効果のあるツボがあり、圧迫マッサージすることで、ツボが刺激され、より排便を促す効果が期待されます。

まとめ

便秘改善のマッサージとして、「の」の字マッサージを紹介しました。排便を促すマッサージとして、医療現場でも取り入れられているマッサージであり、消化器内科などではマッサージ方法の説明を行っている医師もいます。
便秘改善のために、日常生活を整えるとともに、「の」の字マッサージから始めてみてはいかがでしょうか。できるだけ自然排便ができるように腸の状態を整えていき、その状態に慣れていくと、自然と便秘が改善される期待が持てます。

監修:mikkumikupapa
ライセンス:看護師免許(正看護師)
勤務:行政看護師(乳幼児施設)
専門及び経験分野:
小児
脳外科、循環器内科外科、呼吸器内科、てんかん、先天性疾患、指定難病、小児がん、児童精神疾患及び発達障害、強度行動障害など。
成人
呼吸器内科、耳鼻科、消化器内科、婦人科、整形外科、救急搬送傷病者の救命治療処置など。

自己紹介:男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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