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ゆりの花言葉は甘い香りと美しい豪華な花にふさわしい

2018-11-11

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大きな花びらが反り返ったゆりの花は、香り高く、見るものを圧倒させる美しさがあります。

ゆりの原種は北半球の亜熱帯~亜寒帯に100種類以上が広く自生していて、日本にも15種類が自生していて、そのうち7種類は日本固有種です。

日本における最も古いゆりに関する記述は、古事記に記されているものですが、ゆりの品種改良が盛んに行われるようになったのは19世紀末以降なので、ゆりの交配の歴史は意外と浅いものになります。

日本では薬用・食用が主流だったので、花を愛でるようになったのは近代に入ってからです。

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ゆりの花言葉「純粋」「無垢」「威厳」

キリスト教では白いゆり(マドンナリリー)が聖母マリアに捧げられたことから、ゆりは純潔のシンボルとされているので、「純潔」「無垢」といった花言葉がつけられています。

白い大きなゆりの花は、人を圧倒させる美しさと清純さを併せ持っているので、「純粋」「無垢」といった花言葉は、キリスト教と無関係であっても、ぴったりと思わせる花言葉です。

同時に、ゆりの花は圧倒的な大きさ、ダイナミックさも併せ持っているので、「威厳」もまた、ふさわしい花言葉です。

ゆりの花色と花言葉

ゆりは白だけでなく、赤やピンク、オレンジなど、花色も豊富で、花色ごとに受ける印象も違うため、異なる花言葉をもっています。
特に白いゆりは、花言葉の由来になる逸話をいくつも持っていて、赤やピンクのゆりも花言葉の由来になる逸話を持っています。

清純な美しさを持ち、同時に厳かな美しさを持つ白いゆりには「純潔」「純粋」「威厳」の花言葉がつけられています。

白いゆり(マドンナリリー)が聖母マリアに捧げられた花であることの他に、ギリシャ神話でヘラのこぼれた乳が地上でゆりになったという逸話や、旧約聖書でイブがエデンの園を追い出されたときにこぼした涙からゆりが生まれたという逸話が、白いゆりの花言葉の由来になっています。

見るものを元気にしてくれる黄色いゆりには「陽気」の花言葉、ビタミンカラーのオレンジのゆりには「華麗」「愉快」の花言葉がつけられています。

艶やかな美しさのある赤やピンクのゆりには「虚栄心」の花言葉がつけられています。
これはキリストが十字架にかけられたとき、ユリだけが自分の美しさがキリストの慰めになると思って頭を上げて咲き誇っていたところ、キリストに見つめ返されて思い上がりに気が付き、真っ赤になって下を向いたと言われる逸話が由来しています。

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品種ごとのゆりの花言葉

豪華な花が「ゆりの女王」と言われるゆりは、原種ではヤマユリ、園芸品種ではカサブランカが当てはまります。

カサブランカには、他を圧倒させる美しさからも連想される「威厳」「純潔」「高貴」の花言葉がつけられています。

ヤマユリは、多くの園芸品種の親であり、カサブランカの親のひとつですが、日本原産で、原種のユリでは最大級の花の大きさととても強い芳香が特徴です。
そんなヤマユリには「荘厳」の花言葉がつけられています。

白く美しく、甘い香りのするテッポウユリには「純潔」「甘美」「威厳」、ササユリには「清純」「上品」の花言葉など、品種ごとにも花言葉がつけられています。

ゆりについて

科・属   ユリ科・ユリ属
和名    百合(ユリ)
英名    Lily
原産地   北半球の温帯地域
開花時期  5~8月
花持ち期間  10日程度
花色     白・赤・ピンク・黄・橙など

ゆりは、おおまかに、花姿によって原種を4系統に、親である原種の品種の違いで園芸品種を8系統に分類されています。

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原種(野生種)の分類

原種の分類は花姿によるので、花の見た目でも分類がわかっていればどれに属するのかわかりやすくなっています。

テッポウユリ亜属

長い筒状の花が横向きに咲くのが特徴です。
テッポウユリ・ササユリ・オトメユリ・タカサゴユリ・マドンナリリーなど。

ヤマユリ亜属

花が大きく、反り返った花びらと横向きに咲くのが特徴で、強い香りを持つものが多くあります。
ヤマユリ・サクユリなど。

スカシユリ亜属

花びらが透けて中が見えることから「スカシユリ」と名付けられています。
花を上向きに咲かせるのが特徴です。
スカシユリ・ヒメユリ・エゾスカシユリなど。

カノコユリ亜属

花びらが丸くなるほど大きく反り返って、下向きや斜め下向きに咲きます。
カノコユリ・マルタゴンリリーなど。

園芸品種の分類

園芸品種の分類は、元となった交配親によって分類されていますが、異なる系統同士を交配させたものもあり、分類しきれないものも出てきています。
ハイブリットは「交配」を意味しています。

「オリエンタル・ハイブリット」は、日本に自生しているヤマユリ・ササユリ・カノコユリを中心に交配された系統で、香り高く花が大きいのが特徴です。
カサブランカがこれに含まれます。

「アジアティック・ハイブリット」は、アジア原産のオレンジ色の花を咲かせるエゾスカシユリ・オニユリ・ヒメユリなどを交配した系統で、「スカシユリ」として流通していることが多くあります。
豊富な花色を持ち、育てやすい強健種が多くあります。

テッポウユリとタカサゴユリを交配させた系統「ロンギローラム・ハイブリット」、マルタゴンリリーとタケシマユリを交配した「マルタゴン・ハイブリット」、マドンナリリーを中心とした交配種「キャンディダム・ハイブリット」、北アメリカ原産種のゆりを交配した「アメリカン・ハイブリット」、リーガルリリー・カノコユリ・テッポウユリなどを交配した「トランペット・オーレリアン・ハイブリット」に分けられています。

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