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液体肥料はどんな肥料?上手な使い方は?

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植物を育てるとき、「肥料を与えましょう」「元肥を施肥しましょう」「追肥しましょう」といわれますが、どうやって、何を与えるのがいいのか、はじめはとてもためらいます。

肥料を与えすぎると良くない」ともいわれるので、どのくらいあげればいいのかとても気になります。
植物に元気がないとき、「肥料が足りないのでは?」と不安にもなりますね。

液体肥料がどういうものなのか知ることからはじめて、液体肥料はどうやってあたえて、どのくらいあげたらいいのか、今一度考えてみましょう。

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液体肥料はどうやってどのくらいあげたらいいの?

鉢植えに液体肥料を与えるときは、水やりをするとき水の代わりに、株元からたっぷりと、鉢底から流れ出るまで与えます。

どのくらいの濃さの液体肥料を与えたらいいのかわかりにくいのですが、どのくらいの濃さのものを好むのかは、植物によって異なります。
育てている植物に合わせて濃度を調整しますが、液体肥料によっても濃さが違うので、パッケージに書かれた濃度に合わせて使い分けます。

植物が吸収しきれなかった液体肥料の中の肥料分は、土の中に堆積していくわけではありません。
毎回の水やりに水ではなく液体肥料を使い続けても肥料焼けを起こして植物がダメになるということはありませんが、費用対効果を考えると、液体肥料は1~2週間に1度程度にしておくのがベストです。

水耕栽培では、ずっと水ではなく液体肥料を使っても、時々水を液体肥料に変えても、使い方としては問題ありません。
液体肥料がもったいないから、一度あげたたなくなるまで水換えしないよりは、毎日水換えしながら、ときどき水を液体肥料に切り替えたほうが、根には良い影響を与えます。

おすすめはストレートタイプ?原液タイプ?

市販されている液体肥料には、それぞれの植物に合わせた「ストレートタイプ」と言われる濃度調整済みのものと、「原液タイプ」と言われる自分で濃度を調整するものがあります。

育てている植物がひとつだけの場合は、大量に残っても困るので、育てている植物に合ったストレートタイプでもいいかと思います。
いくつも植物を育てている場合は、「原液タイプ」と言われる自分で薄めるタイプの液体肥料を、育てている植物に合わせて薄めて使うのがおすすめです。
1Lに1mLほどしか入れないので、こんなに薄くていいのか?効果があるのか?不安になるかもしれませんが、それで十分です。

それでも濃すぎる多肥を嫌うのような植物もあるので、その場合は更に薄める場合もあります。
大きな原液タイプを購入すると、使い切るのに何年もかかることがありますが、期限はないので安心して使えます。

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アンプル状の株元に挿すものは液体肥料ではない

アンプル状の株元に挿すタイプのものは、液体肥料ではなく、活力剤です。
肥料分が僅かに添付されているものもありますが、液体肥料としては非常に薄いので、肥料としての効果はあまりありません。

肥料植物の「ご飯」とすると、活力剤は「ドリンク剤」です。
成長し、生きていくのにご飯は不可欠ですが、ドリンク剤はなくても生きていけます。
活力剤は、状態が良い植物をより良い状態にするために使います。

弱ってきて、元気がない植物に与えると、場合によっては更に元気を失わせて、枯らしてしまうことがあるのは、瀕死の病人にドリンク剤を与え続けるのと同じだからです。

液体肥料は速効性肥料

施肥したらすぐに植物の根が吸収して効果が出る肥料を「即効性肥料」といい、すでに水に溶けている液体肥料は、施肥するとすぐに根が吸収できるので「即効性肥料」です。

株元に置く固形の肥料は、「緩効性肥料」と言いますが、これは、水やりのときに肥料分が少しずつ溶け出すので、徐々に根が吸収できるようになるからです。
ゆっくりゆっくり効果が現れてくるので「緩効性肥料」と言います。
同じ固形肥料でも、小さい粒の固形肥料はすぐに溶け出し、肥料として即効性があるので、緩行性ではなく速効性肥料になります。
固形肥料を水に溶かしたものも液体肥料なので、即効性肥料です。

有機肥料は、発酵ずみのものも、施肥してもすぐには肥料にはならないので「遅効性肥料」に分類されます。
有機肥料を土に混ぜるなどして施肥したあと、地中の微生物がこの肥料を分解してはじめて植物が吸収できる形になります。
分解されるまで時間がかかるから、吸収し始めるのは更に先になるので、「遅効性肥料」です。
虫対策で薬剤などを使っている場合、地中の微生物も減っているので、分解されるまで更に時間がかかってしまいます。

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植物の元気がない原因は肥料切れとは限らない

育てている植物に元気が無いときは、肥料切れのサインであることもありますが、そうでないこともあります。
長年植え替えていなくて根詰まりしているとき、水のやりすぎで根腐れしているとき、何らかの病気になっているとき、ハダニやカイガラムシがついてしまっているとき、そんなときに即効性のあるはずの液体肥料を施肥したとしても、状態が改善されることはありません。

肥料が切れていると植物は元気をなくしますが、肥料が多すぎても植物は元気をなくすことがあります。
肥料切れ以外で元気をなくしているときに肥料を与えると、悪化する場合もあります。

元気がない→肥料を与えよう→即効性のある液体肥料を!と考えがちですが、液体肥料を与えても改善が見られない場合は、他の原因が考えられます。

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