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花桃を育てるコツは?

2018-12-08

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花桃は、桃を改良して花を楽しむようにしたものです。桃の節句の時に飾るなど花を観賞する目的の桃が花桃です。
桃の原産地は中国というのを知っていますか。花桃も原産地は中国です。花桃の歴史も学んで、育てるコツについても知ってみませんか。

花桃の歴史から

桃は、中国が原産地で歴史も古く、中国では縁起がいい福を招く木とされています。そして、中国から日本に伝わってきたのも弥生時代というのですから、どんなに古い木と言えるかがわかるでしょう。

ただ、花を観賞するように花桃の改良が進んだのは江戸時代からです。色が鮮やかでピンクや赤、白と言った花色が目立つ花桃は、とてもかわいい印象ですが、花桃の歴史は桃に比べるとそれほど古くはないものです。

今も江戸時代に開発された品種がたくさんあり、「矢口」「照手紅」「照手白」「キクモモ」などといった日本らしい名前の品種がいろいろ存在しています。「矢口」は桃の節句によく飾られるピンクの八重の花で、「照手紅」は紅色の大輪花で、「照手白」は白色の大輪花、「キクモモ」は菊の花に似た花桃などとなります。

花桃を育てるには

かわいらしい花の花桃を育ててみたい場合についてですが、耐暑性もあり、耐寒性もあるため育てやすいでしょう。樹高は5m~8mと大きくなりますので、広い場所に植えるのがおすすめです。また、早く大きく育ちますので鉢植えではなく庭植えで育てるのがおすすめです。

日当たりがいい場所に植えるとよく花が咲きます。水はけのいい場所も選ぶといいでしょう。水遣りは夏の暑い時期の乾燥だけを気を付ければ、あとは庭植えの場合は水を遣る必要もありません。枝が折れやすいので風があまり当たらない所に植えるのもコツです。

11月~12月または2月~3月の時期に植えるのが最適で、1番寒い1月などは避けて植えてみませんか。早く成長しますので大きくなるのも楽しみになります。

花桃の種類は植える場所によって選びましょう!

花桃は、大きく成長しますが、植える場所によって種類を選ぶことも大切です。庭植えをする場合も品種によって樹形が異なりますので選んでみるといいでしょう。

立ち性(ほうき立ち性)、枝垂れ性などといった樹形があり、狭い場所に植えるにはほうき立ち性と言って、「照手紅」「照手白」などの品種がおすすめです。ほうきを逆向きに立てたように、とてもまっすぐに枝が上に伸びていき横に広がらないのが特徴です。

枝垂れ性などの品種は横に広がりますので広い場所に植えるのが最適です。枝垂れた花桃も鑑賞するのは、とても魅力的ですよね。最近では枝垂れ性で実も美味しく食べられる「ひなのたき」などという品種も日本で開発されています。花も3週間ほどと長く咲き、酸味の少ない桃が収穫できるのが特徴です。枝垂れた花と実の両方が楽しめるのはとても贅沢な楽しみではないでしょうか。

今までの花桃は、花は美しいのですが、実が小さく苦かったり酸味が強かったりすることが多く、生で食べるにはあまり美味しくありませんでした。実も美味しい花桃「ひなのたき」の誕生によってこれから広まるかもしれませんね。

花をたくさん咲かせるための方法は?

さて、花桃の楽しみなかわいい花をたくさん咲かせるにはどんな方法があるのでしょうか。樹形を整えながら新しい枝がたくさん伸びるようにすることが大切です。そのための剪定は春に花が終わったらできるだけ早く済ませましょう。

花の後に新芽が出てきますので早めに剪定します。そのことによって新しい枝に花芽がたくさんできるようになります。剪定の詳しい方法としては、花が咲いた枝の元から2芽から3芽を残して切っていきます。大きくしたくない場合もこの方法で剪定して調整していきましょう。

桃の節句に早く花を楽しむ品種は?

また、花桃の花の時期は、3月中旬~4月中旬のために、花を早く鑑賞したい時には「矢口」といった品種が早く育ち、花も早く咲きますので植えるとおすすめです。3月の桃の節句に早く花が咲き、春を告げる花としてもよく飾られる品種となっています。

花桃としては一番ピンクの色が濃く、大輪で八重咲きのかわいい花を咲かせます。びっしりと八重咲きの花が咲いた様子はとても美しいものです。「矢口」は、剪定にも強く育てやすいため、切り花としてもよく活用されます。家で育てておくとすぐに飾ることができていいでしょう。

花を楽しみに花桃を育ててみませんか?

花桃は、耐暑性、耐寒性ともにあって、庭で育てるのも初心者でも簡単です。大きくなるのさえ見越して日当たりと水はけのいい場所に植えれば丈夫に育ちます。

病気は葉っぱの病気の縮葉病や葉に穴の開くせんこう細菌病などに気を付け、花が腐る灰星病に注意しましょう。病気になった葉や花は見つけたらすぐ摘み取って対処することが大切です。また、カイガラムシ、アブラムシにも注意したいですね。

ただ、あとは、あまり心配のいらない花桃です。花の時期を楽しみに花桃を庭で育ててみるのも素敵ですね。

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