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千本鳥居が圧巻!「伏見稲荷」とその周辺の観光スポット5選

2018-12-11

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京都でも南部に位置しており、大阪や神戸方面からもアクセスしやすい伏見地区は観光名所としても栄えています。
ここでは伏見稲荷神社や伏見桃山城があるこの「伏見」地区の観光スポットを紹介していきたいと思います。

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1、伏見稲荷大社

711年に帰化人である秦氏が稲荷山の山頂三ガ峰に祀ったのが起こりとされており、京都市内でも最古に属する神社です。
942年に正一位を授けられ、延喜の制では名神大社に列しました。
1438年に現在地に移ったものの1468年に焼失、1494年に再建されたのが現在の本殿で、五問社流造りの稲荷造りとも呼ばれる大建築となっています。
本来は農耕の神ですが、中世以降は商売繁盛、開運、技能向上の守護神として広く信仰を集め、この社から観請された稲荷社は日本全国に3万以上と言われています。
境内は約40万㎡と広大で、境内摂末社も10以上あります。
本殿右にある御茶屋は桃山時代に建立されたもので、もとは仙洞御所にあったものが後水尾天皇から下賜されて移築されたといいます。
境内北の稲荷山には多くの小祠があり、参道には千本鳥居と呼ばれる赤い鳥居がトンネルのように続いていて壮観です。

2、寺田屋

三条小橋の池田屋とともに寺田屋騒動の舞台として有名な船宿です。
1862年、薩摩藩士の有馬新七たち尊王攘夷派の志士が、薩摩藩主島津久光の命令を受けた奈良原喜八郎たち8人に襲撃され、有馬新七たち8人が斬殺され、2人が切腹に追い込まれた事件が寺田屋事件です。
また、この宿にいた坂本龍馬が寺田屋6代目の女将とせの機転によって、危うく幕府方の追っ手を免れたという話も有名です。
寺田屋は現在も旅館を営んでおり、実際に宿泊することができます。
寺田屋付近は古い土蔵造りの酒蔵が立ち並ぶエリアとなっており、「伏見の酒蔵」としても知られています。

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3、醍醐寺

区域の南端近く、醍醐山の山上・山麓一帯に広大な寺域を占める真言宗醍醐派の総本山です。
874年に理源大師聖宝が山上に草庵を結び、観音像を刻んで877年に堂宇を建立し、醍醐寺と称したのがはじまりとされています。
醍醐天皇は深く聖宝に帰依し、904年に釈迦堂、907年に薬師堂、五大堂を建立しました。
朱雀天皇は法華三味堂を、村上天皇は五重塔を建立するなど歴代朝廷の崇敬厚く栄えていきます。
南北朝時代に入ると足利尊氏の帰依を受けて栄えますが、戦国時代に入ると次第に衰退していき、1470年の兵火で山下の堂宇は五重塔を残してすべて焼失し、山上の伽藍も荒廃しました。
この五重塔は太く安定感がある木材でできており、塔の初層内部の羽目板には真言八祖像や両界曼荼羅など見事な色彩画が施されています。
平安時代後期を代表とする塔婆建築の遺構としてきわめて貴重であるとされています。
醍醐寺は戦国時代末期になると豊臣秀吉や徳川家光の帰依を受けて復興します。
とくに1598年に秀吉が諸大名をひきいて盛大な花見の宴をひらいたことは「醍醐の花見」として有名となっています。
清滝宮の石段を下りた奥には閼伽井の水があります。
開山の聖宝がここを通りかかったときに一人の老人が泉水を「ああ、醍醐味なるかな」と言いながら飲んでいるのを見て寺号を醍醐寺としたとされているのです。
境内には桜も多く、4月1日~20日までの桜会は花見客で賑わいます。
2月23日の「五大力尊」は災難や盗難除けの信仰を集めています。

4、淀城跡

江戸時代1623年に建築工事に着手し、2年後に完成しました。
松平定綱が4万石で入城し、城主はその後、永井、石川、戸田、松平と変わっていき、1723年に下総佐倉から10万2000石で封じられた稲葉氏が8代続いて明治を迎えることとなります。
城の南は木津川、北は宇治川が流れ、東は宇治川と合流した巨椋池の水が堀をつくるという天然の要害でした。
明治維新の廃藩とともに廃城とされ、本丸跡の石垣と内堀の一部がわずかに城の名残をとどめています。
ちなみに豊臣秀吉の側室の茶々は淀城に住み、「淀殿」と呼ばれていましたが、この淀城は室町時代に細川氏が築いたもので現在の城跡の東に200m離れた納所五番町の妙教寺付近にあったとされています。

5、黄桜 伏水蔵

「灘の辛口、伏見の甘口」といわれ伏見は兵庫県の灘地方とともに日本を代表する酒の産地として知られています。
伏見城が築かれ城下町と栄えた桃山時代ごろから酒造りがはじまったとされていて、京や大阪という大消費地に近く、交通の要衝でもあり、しかも良質の硬水にも恵まれていたということが理由となっているようです。
「黄桜」はこの伏見で大正時代から酒をつくっている老舗の清酒会社です。
「伏水蔵」はそんな黄桜が2016年にオープンした醸造所です。
日本で初めての「日本酒造り」と「地ビール造り」を同時に見学できる施設としてオープンしており、予約は必要ですが無料で入場できるということもあって大人気となっています。
1Fにはレストランがあり、最大200名が入れるようになっています。
2Fには地ビールの醸造所があり、工場見学ができます。
3Fは黄桜の会社の歴史が紹介されており、4Fには地ビールの充填ラインがあります。
そして5Fが日本酒の吟醸蔵です。
仕込みからの酒造りの工程がわかりやすく説明されているのが特徴です。
もちろん造りたての地ビールや日本酒を味わうことができるので、お酒好きならここは絶対に外せない観光スポットと言えるでしょう。

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