クレオパトラが愛した犬「サルーキ」正しい子犬の迎え方と育て方を紹介

2018-12-11

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サルーキは、スレンダーでしなやかな肢体を持つ優雅で美しい大型犬です。
飼い犬としての歴史は世界で最も古く、エジプト王家の墓にも埋葬されていました。クレオパトラが愛した犬としても有名です。高貴で穏やかな性格で、飼い主や家族に対しては従順で献身的。
自らの意思を尊重する誇り高い性格なので、誰とでもすぐ慣れ合うなど人に媚びることはありません。でも、信頼関係を築きあげることに成功すれば、ゆったり穏やかな時間を共有することができます。日本では馴染みが薄い犬種ですが、子犬を迎えて育てることも可能です。

気品あふれるサルーキの魅力・子犬を迎える方法と育て方について詳しくご紹介します。

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サルーキの特徴と性格は?

◇遠くまで見える目と優れた運動能力を持つ視覚狩猟犬

視覚狩猟犬に分類されている優れた身体能力の持ち主です。体を弓のようにしならせ自動車と同じくらいのスピードで走り続けることができます。犬は近視だというのが一般的な考えですが、視覚狩猟犬だけは別格です。広い場所を遠くまで見渡せる目で獲物を捉え、高速で追走することができます。気候の厳しい中東が原産の犬種ですが、暑さ寒さなどの温度変化には強くありません。古来の飼育方法も人と寝食を共にする室内飼いだったと伝えられています。大型犬の中では比較的長生きで、寿命は12歳から14歳くらいです。

◇知能が高くプライドも高い?穏やかで高貴な性格

サルーキは高い知能と繊細さを併せ持っており、とても穏やかな性格です。信頼している飼い主や家族に対しては従順で献身的。聡明でやさしく感受性豊かなので、人間と犬との枠を超えるような絆を深めることも可能です。ただし、プライドが高く自尊心が強いので初対面の人や動物には媚びません。ゆっくり時間をかけ、サルーキの意思を尊重しながら友好関係を作っていきましょう。屋外へ出ると、視覚狩猟犬としての本能が解き放たれます。物凄いスピードで脱走してしまうこともあるので、外出するときは必ずリードが必要です。

サルーキの子犬を上手に育てるには?

POINT1.屋外でしっかり運動できる環境を作る

サルーキは運動能力が高くスタミナもあるので、毎日多くの運動量を必要とします。散歩するときは、ゆっくり歩くのではなくジョギングするくらいの速さで付き合いましょう。単調な運動だけでは物足りなく感じる性質なので、大型犬が出入り可能なドッグランでの運動も必要になります。サルーキは時速約70kmで走れる能力があるので、人間との散歩だけでは満足できません。リードなしで安全に思い切り走り回れる場所と時間を用意してあげるのが理想的です。

POINT2.しつけや訓練には変化を取り入れる

人の言うことや感情を良く理解する聡明な犬種ですので、基本的なしつけは比較的簡単です。でも、幅広い訓練やしつけをしたいなら、適度に変化を付けながら行わなければ飽きてしまいます。知能だけでなくプライドも高いので、同じ訓練ばかりを強制されるのが嫌いです。言うことを聞かないからと言って体罰を与えるのは厳禁!信頼関係を崩すきっかけになり、修復するまで長時間を要することにもなりかねません。サルーキの意思を尊重し、興味のある分野を伸ばしながら変化を与えていく訓練方法が適しています。初心者には少し難しいので、サルーキの訓練に精通した専門家の指導を取り入れていきましょう。

POINT3.屋外飼育はNG!室内飼いでも孤独にさせない

群れで暮らすことを好み環境ストレスには弱い性質です。子犬の頃から室内飼いで育ててあげましょう。繊細で孤独を嫌う性格なので、留守がちな家庭には向いていません。人数が多い家族の中で、その一員として絆を深めながら育てるのが理想的だとされています。難しい場合は、多頭飼いで対応しましょう。

POINT4.グルーミングは簡単

サルーキは、絹のような柔らかい毛質のシングルコート。毎日のお手入れは、フェザリング(飾り毛)の部分を中心にブラッシングするだけです。体臭やよだれが少ないので、シャンプーもそれほど必要としません。汚れが気になったら、濡れタオルで拭くだけでも清潔に保つことができます。皮膚病を発症しやすい体質なので、ブラッシングのときに目・耳・皮膚をチェックする習慣を付けると良いでしょう。

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サルーキの子犬をお迎えするには?

◇専門ブリーダーで子犬を探そう

日本では馴染みの薄い犬種なので、ペットショップで出会える機会は非常に稀です。もし、ペットショップで子犬が見つかったとしても、飼育方法に詳しいスタッフがいない可能性もあります。サルーキの子犬を迎えたいときは、専門ブリーダーを探しましょう。子犬の価格は20万円前後ですが、ブリーダーによっては10万円代から購入することも可能です。

◇予約してから購入するのがベスト

サルーキの子犬が欲しいときは、専門ブリーダーに予約を入れておくことをおすすめいたします。その際、飼育設備と環境もチェックしておきましょう。子犬と直接触れ合える機会は少ないので、子犬が育つ環境で判断し、きちんとした設備で丁寧に育てられているかを確認することが大切です。

サルーキの子犬を迎えるためには、他の犬種より飼育環境や育て方に気を配らなければなりません。でも、良いブリーダーを見つけて絆を深めながら育てれば、かけがえのない家族になることでしょう。古来の王族に愛され共に暮らしてきた歴史を持つ高貴で美しいサルーキとの生活を始めてみませんか?

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