浅草寺の人気の観光スポット

2018-12-28

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古い歴史を持ち、国内外を問わず多くの観光客が訪れるのが浅草寺です。
映画やドラマの撮影などでもよく使われるために知名度も高く、非常に人気の観光スポットとなっています。
ここではその浅草寺について紹介していきたいと思います。

1、浅草寺の歴史

1-1、浅草寺のはじまり

飛鳥時代、推古天皇の治世に宮戸川(現在の隅田川)の近くに住んでいた檜前浜成・竹成兄弟が川で投網漁をしていたところ一体の仏像が網にかかりました。
その価値がわからなかった兄弟は像を川に捨てて場所を変えて投網漁を行いました。
しかし何度網を投げても同じ仏像がかかるばかりで魚は一匹もかかりません。
そこで兄弟は仏像を持ち帰ってその地域の豪族であった土師真中知のところに持ち込みました。
それを見た土師真中知はこれが聖観世音菩薩の尊像であることを知り、里の子どもたちに御堂を作らせます。
そして観音像を奉納し、自宅を寺として礼拝供養を始めました。
これが浅草寺のはじまりとされています。

1-2、浅草寺の発展

645年にこの地を勝海上人が訪れて観音堂を建立しました。
すると夢の中に観音さまがあらわれて「みだりに拝するなかれ」というお告げをくだしました。
それからこのご本尊は厨子(御宮殿)の奥深くで「秘仏」として定められこの地方の観音信仰の中心地となっていきました。
平安時代に入ると857年に比叡山第3世天台座主慈覚大師円仁がこの地を巡拝した際に伽藍の整備を行いました。
秘仏のご本尊の前にある御前立はこの慈覚大師円仁が構えたと言われています。
このことにより慈覚大師は浅草寺の中高開山と呼ばれるようになりました。
平安時代末期から鎌倉時代にかけては源義朝とその子である頼朝から厚い庇護を受けます。
頼朝は戦の前には浅草寺に戦勝祈願に訪れ、土地を寄進したりしていました。
その後も室町時代には足利将軍たちの庇護を受けたり、戦国時代には北条氏が浅草寺を祈願所として庇護していきます。
徳川家康が関東に入ると家康は浅草寺を祈願所に定め、関ケ原の高いの時も浅草寺の忠豪上人が戦勝祈願を行い、見事東軍が勝利したことでますます浅草寺の霊験は天下に響き渡りました。
江戸時代に入ってもそれぞれの代の将軍が参詣に訪れるなど格式ある寺として存続していきます。

2、観光地としての浅草寺

伝法院の庭は、拝観料300円で特別公開されていることがありますが、常に公開しているわけではないので注意が必要です。

2-1、奉納絵馬

浅草寺には貴重な寺宝が納められています。
その中でも特に有名なのが「奉納絵馬」です。
江戸時代には様々な願い事を祈願する人が絵馬を奉納しました。
その際に数々の絵師たちが願い主から依頼を受けて絵馬を描きました。
そうして描かれた絵馬は本堂や絵馬堂に掲げられて評判となっていきました。
これらの絵馬は絵師の技量をあらわすものでもあったために絵師たちは腕をふるって絵馬を描きました。
なかには、谷文晁、鈴木其一、長谷川雪旦、歌川国芳、逸見(狩野)一信らの著名な絵師の作品も納められています。
歴史の名場面を描いたものも多くこれらだけでも見る価値があると言えます。

2-2、蒔絵神馬

浅草寺を祈願寺として庇護した徳川将軍家の二代将軍秀忠と三代将軍家光公が寄進した金蒔絵仕立ての神馬の絵馬です。
三代家光の蒔絵絵馬が二代秀忠の蒔絵絵馬よりも一回り小さいのは父に遠慮したためだと言われています。
撮影禁止とされている寺宝でいつでも見ることができるわけでありませんが、機会があればぜひ見たい文化財と言えます。

2-3、雷門(風雷神門)

風神・雷神が守護するという浅草寺の総門です。
「雷門」と書かれた赤い大提灯は浅草のシンボルとされており、映画やドラマでもここを撮影することがもっとも多くなっています。
今でも数多くの観光客が雷門の前で記念写真を撮っています。
この雷門は浅草寺の総門であり、正式名称は「風雷神門」といいます。
いつ作られたのかははっきりとはしていませんが、一説には平公雅が天慶5年(942)に堂塔伽藍を一新した際に総門を駒形に建立したと伝えられています。
その「風雷神門」の名前は、風神と雷神を門の左右に奉安していることに由来しています。
鎌倉時代以降に総門は現在の場所に移築されたとされており、そのときに風神と雷神が設置されたとされています。
風神と雷神はその名の通り風雨を司る神であり、風水害を退けるものとして祀られました。
また、現在風神と雷神の像の背後には天龍像と金龍像が祀られており、どちらも水を祀る龍神として崇められています。
この雷門は創建されてから何度も消失と再建をしています。
江戸時代に何度か再建されたのち100年近く再建されなかったのですが、1960年に松下電器の創業者である松下幸之助氏の寄進で再建されたものが現在の雷門です。
再建する際には江戸時代の雷門の様式を模倣して作ったことによって威厳と風格を備えた総門となっています。

まとめ

長い歴史を持つ浅草寺は多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
また近くには浅草花やしきや浅草神社などの観光スポットも多くあり、ぜひ観光ルートとして回りたい場所となっています。
有名な雷門は強烈なパワースポットとしても知られていますので、パワースポットをめぐっている人にも大人気となっています。

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