ガーデニング

自分の庭に自分だけのイングリッシュガーデンを

2019-02-19

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全国各地に、季節の花の咲き乱れる美しいイングリッシュガーデンがあります。
5月下旬にイングリッシュガーデンに訪れると、あたり一面咲き乱れるバラの花の美しさと、あたりを漂う花の香りに心が踊ります。

バラ園がイングリッシュガーデンと呼ばれることもありますが、そもそも、イングリッシュガーデンとはどんな庭を指すのでしょうか。
例えば、バラがなくても、イングリッシュガーデンと言えるのでしょうか。
イングリッシュガーデンとはどういうものをいうのか、小さな庭でもイングリッシュガーデンに仕上げることができるのか、どんな庭ならイングリッシュガーデンと呼べるのか、じっくり紐解いてみましょう。

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イングリッシュガーデンは自然な感じの美しい庭

イングリッシュガーデンは、文字通りイギリス風の庭園を意味しています。
イングリッシュガーデンは、ナチュラルガーデンとも呼ばれていますが、低木・樹木などをメインに、宿根草一年草など、様々な草花も取り入れて、自然な風合いになるように作り上げられた庭園をいいます。

イングリッシュガーデンは、田舎の風景を自分の庭に取り入れたような庭なので、イタリアやフランスによく見られる幾何学的な計算しつくされた庭園とは全く逆の庭になります。
また、イングリッシュガーデンなので、田舎といっても、イギリスの田舎を自分の庭に取り入れるスタイルになります。

自然な感じに花々が咲き乱れれば良いので、バラが咲いていないといけないというわけではありません。
自然のままに放置するのではなく、自然な感じを作るのであって、草ボーボーで荒れ果てた風景にしてしまうと、ナチュラルであってもイングリッシュガーデンとは言えなくなってしまいます。

イングリッシュガーデンはナチュラルな雰囲気を味わう庭ですが、あくまで自然に見えるように、計算し尽くして作り上げます。

毎日散策したくなる庭を作る

イングリッシュガーデンには、広い土地が必要なわけではありません。
小さな庭であっても、毎日散策したくなるような、花々が咲き乱れる庭を作り上げれば、それはあなただけのイングリッシュガーデンになります。

庭のあちこちに自然な素材のオブジェを取り揃えておくのも、イングリッシュガーデンの雰囲気を作り上げる手助けをしてくれるアイテムになります。
レンガや石を敷詰めた小道を作り、その両側を覆うように背の低いカバープランツを植えて、小さな花を小道にこぼれるように咲かせましょう。
ウッドベンチやバードパスなどが置かれていると、そこはもう、立派なイングリッシュガーデンになります。

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自分流のイングリッシュガーデンを楽しむ

小さな自分の庭をイングリシュガーデンにするには、何かルールが有るのでしょうか。

庭のあちこちに、見どころになる「フォーカルポイント」を作っておくと、全体がしまって見どころが満載になると言われています。
シンボルツリーがあったほうが庭も引き締まります。
大きく育ったバラが一株あると、とても見ごたえのあるものになります。
植栽は、手前を低くして、奥に行くほど背の高いものを植えるようにすると、奥行きがでてくるといいます。

これらはイングリッシュガーデンを作る上で取り入れたい、心に止めておきたい内容ですが、絶対やらなくてはいけないルールではありません。

自分の庭には、好きな植物を植えないと、好きにはなれません。
背の高くなるものを奥に植えて、背の低いものを手前に植えないと、手前からは背の低いものは見えなくなってしまうので、奥に行くほど背の高いものを植えることは、セオリーと言うより、自然と誰もが実行してしまうことでしょう。

三角形になるように、同じ植物を配置し、それをどんどん広げていくと、うまく広がっていくといいますが、必ずそうしないといけないわけではありません。
しかし、植え方に迷うときは、セオリーに則って植えてみるのもおすすめです。

結局、自分だけのイングリッシュガーデンは、その庭を愛して、花々の世話を楽しんで育んでいけば、自然に出来上がっていくのではないかと思います。

失敗しながら経験を積んで作り上げていく

植物は、一度そこに植えたら、そのまま一生、場所を移して植えてはいけないものではありません。
植えてみたけれど、ここには合わなかったから、あっちにしようと入れ替えてみるのもガーデニングの楽しみの一つです。

もちろん、植替えを嫌うクレマチスのような、一度植えたら動かせないものもあります。
シンボルツリーなど、2mを超えるような樹木も、おいそれとは動かせません。

しかし、小さな草花や毎年植え替える一年草などは、毎年同じ場所に植えなければいけないわけではありません。
今年は違う花にしてみよう、そんなふうに入れ替えてみるのも、また少し違う雰囲気の庭になるので、楽しみが広がります。

はじめて植物を育てるとき、日当たりが嫌いな植物をうっかり日当たりにうえてしまうこともあれば 、日陰に日当たりが好きな植物を植えてしまうこともあるでしょう。
水やりを失敗して、枯らしてしまうこともあります。
枯らしてしまうと、ガーデニングに向いていないと思うかもしれませんが、実際は枯らした数だけ栽培がうまくなります。

もし枯れても、間違っても、それは一つの経験に繋がります。
失敗を恐れず、いろんなチャレンジをして、可能性を模索しましょう。
イングリッシュガーデンは、作ろうと思ってすぐ出来上がるものではなく、少しずつ、何年もかけて、自分にピッタリの姿に仕上げていくものなのではないでしょうか。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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