ガーデニング

つる植物カズラの魅力といろいろなカズラ

2019-02-21

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ハツユキカズラ、フウセンカズラテイカカズラなど、名前に「カズラ」がついた植物は数多く存在しています。
カズラは、つる植物を意味しています。

蔓性の植物であれば、全てカズラになります。
モンステラポトスなど、名前に「カズラ」と入っていなくても、蔓状に伸びていく植物は、カズラの一つです。

カズラにはどんな性質や特徴があるのか、よく見かける名前に「カズラ」のついた植物について、特徴とともにご紹介していきましょう。

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カズラはツルを伸ばしてどんどん伸びる

カズラはつる植物なので、ツルを伸ばしてどんどん伸びていきます。
植物なので、光合成をするために、光を求めて上へ上へと伸びていきますが、自分だけでは直立方向に支えられないので、周りの木々や岩などに張り付きながら伸びていきます。

カズラが周りに張り付く方法は、品種によって違っています。
ツルの先端から巻きひげを伸ばして、周りにからみついたり、引っかかりになる刺や鈎を持つ茨のようなものは、周りに引っかかりながら伸びていくものもあります。
巻きひげの先端が吸盤のようになって、岩などにへばりつくこともあります。
茎から気根をいくつも出して、張り付いて伸びていくものもあります。

カズラのツルはどれも非常に丈夫で、引っ張ってもなかなか切れることはありません。
綱や縄の代わりに使ったり、ツル細工の原料にも使えます。

ノウゼンカズラ

ノウゼンカズラは、夏真っ盛りの頃に、ひときわ目立つオレンジ色の花を木にいっぱい咲かせるために、古くから庭木として親しまれています。
ノウゼンカズラは中国原産で、平安時代にはすでに栽培されていた記録が残っています。

ノウゼンカズラのツルは3〜10mまで伸びて、今年伸びたツルにたくさんの花を咲かせます。
一輪一輪の花は短命ですが、次々と開花するため、ずっと花が咲き続けています。
暑さにも寒さにも強いため、東北地方以南であれば、庭植えができます。

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テイカカズラ

テイカカズラは、本州から九州にかけての林などに自生している、日本原産のつる植物です。
テイカカズラは、歌人藤原定家が没後、執念で恋人の墓に絡みついた蔦葛(ツタカズラ)になったという伝説から生まれた謡曲「定家」から名付けられました。

テイカカズラは、常緑で、大きく育ってくると、花が咲くようになります。
テイカカズラの花は、咲き進むとクリーム色に変わる、小さな白いベル状の花で、小さくても甘く香ります。

テイカカズラの、葉に白やピンクの斑が入る品種が「ハツユキカズラ」です。
ハツユキカズラは、日照不足になると斑が入りにくくなります。

テイカカズラは極端に乾燥したり、強すぎる直射日光の元で育てない限り、放ったらかしでもよく育ちます。
日陰でも旺盛に育ち、寒さにもとても強いので、東北地方以南では容易に栽培できます。

フウセンカズラ

フウセンカズラは、春に種をまいて育てる一年草です。
巻きひげを絡ませながら、細いつるをどんどん伸ばして成長し、夏に緑がかった小さな白い花を咲かせ、花後にホオヅキに似た膨らんだ黄緑色の袋状の実をつけます。

フウセンカズラは全体に繊細な姿に育ち、小さな花はかすみ草のようで、切れ目のある薄い小さめの葉や、紙ふうせんのような実が、風に揺れる姿が涼しげなため、グリーンカーテンとしても人気があります。
一つの実に、白いハート模様のついた黒い種が3粒ずつ入っています。

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ウツボカズラ

ウツボカズラは、熱帯アジア、ソロモン諸島、オーストラリア北部などの熱帯地方に約90種が自生している食虫植物です。
ウツボカズラは鬱蒼としたジャングルに自生しているものというイメージが強いのですが、標高3000m級の山岳地帯に生息する品種もあり、育て方は自生地によって異なっています。

園芸店などで最も流通しているウツボカズラは、ヒョウタンウツボカズラの和名をもつネペンテスアラタで、ウツボカズラの中では比較的寒さに強いので、10〜15℃を維持すると越冬できます。
葉の先端からつるが伸びて、ツルの先が段々と大きくなって捕虫する袋状に成長しますが、順調に袋に育つためには、20℃以上の温度が必要です。

スイカズラ

スイカズラの仲間は、北半球に約180種が自生しています。
地中海沿岸原産の、白や黄色の花に赤色が混ざることもある、赤い実がなるハニーサックルもスイカズラの仲間です。
主なスイカズラとして、日本原産のツキヌキニンドウがあります。

ツキヌキニンドウは、常緑性で、春〜夏にかけて香りの高い白い花を咲かせ、黒い実がなります。
ツキヌキニンドウは、枝先の対になっている葉が付け根のところでくっついて、茎が葉を突き抜けているように見え、冬でも葉っぱが落ちないスイカズラを「忍冬(ニンドウ)」と呼ぶことから、ツキヌキニンドウの和名がつけられています。

スギノハカズラ

スギノハカズラは、最もポピュラーな観賞用のアスパラガス「アスパラガス・エチオピクス」の園芸品種「アスパラガス・デンシフロルス・スプレンゲリ」のことで、たくさんついた小さな葉っぱは、実は葉っぱでなく葉っぱ状に変化した枝で「仮葉」です。
アスパラガスの本物の葉は、鱗片状かトゲ状になって退化して茎からでています。

スギノハカズラは、仮葉が濃い緑で、白斑のある品種もあります。
茎は1mくらいまで伸びて垂れ下がります。
伸びてくる新芽はアスパラガスの小型版ですが、食用には向きません。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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