ガーデニング

キンセンカのビタミンカラーの花を育てて暮らしに取り入れて

2019-02-20

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キンセンカは、丸身のある柔らかな葉っぱの間から、オレンジや黄色のビタミンカラーの大きめのたんぽぽのような花を咲かせます。
キンセンカは、カレンダーを意味する「カレンデュラ」、食用のマリーゴールドを意味する「ポットマリーゴールド」とも呼ばれています。

キンセンカはこんもりとした茂みに育つと花数も多くなり、最も開花する期間は3~5月ですが、品種によってはそれ以前の寒さの強い時期にも、花数がそれほど多くないものの元気に花を咲かせてくれるので、早春を告げる花としても人気があります。

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キンセンカとホンキンセンカ

キンセンカは地中海沿岸地方に約20種類の原種が自生していて、日本には江戸時代に中国経由で伝わったと言われています。
最もポピュラーなキンセンカは、カレンデュラ・オフィシナリスという品種で、「キンセンカ」といえばオフィシナリス種を指して言うのが一般的です。
キンセンカには、草丈や花径、花びらの数の異なる品種が多数あり、オレンジや黄色の鮮やかな花を咲かせるので、世界中で栽培されています。

南房総や淡路島で春の風物詩として群生が見られるキンセンカは、「冬知らず」という名前で流通している品種で、オフィシナリス種とは異なり、「ホンキンセンカ」の和名を持つカレンデュラ・アルベンシス種の一種です。

キンセンカの主な開花期間は3~5月にですが、ホンキンセンカは12~5月と、長期間花を楽しむことできます。
ホンキンセンカに比べると、キンセンカの開花期間は短く感じられますが、それでも次々咲き続ける期間が3ヶ月なので、長い間楽しめます。
また、ホンキンセンカの、3月前の花数は多くはありません。

キンセンカは秋まき一年草

キンセンカは秋に種をまいて、翌年の春に花を楽しむ秋まき一年草です。
キンセンカの発芽温度は15~20℃なので、寒冷地では春に種まきをすることもありますが、茎が長く伸び始める前の小さな苗なら-15℃まで耐えられるので、秋に種まきして冬は敷き藁しておくなど、寒さよけをしながら育てましょう。

キンセンカの種は嫌光性なので、種の上に土を薄っすらとかけておきましょう。
キンセンカはポットや苗床で種まきして育てたものを移植して育てることもできますが、育てたい場所に直まきしてもよく育ちます。

キンセンカのポット苗が春先には園芸店の店頭に並ぶので、ポット苗から育てるのもおすすめです。
キンセンカの栽培に用いる土は、普通の培養土で構いません。

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キンセンカは日当たりのいい場所で育てて

キンセンカは日当たりと水はけの良い場所で育てると、ほとんどほったらかしでもよく育ちます。
冬、強い風が当たると、葉っぱが傷んでくることがあるので、あまり強い風が当たらないところで育てるようにしましょう。
発芽するまでは底面給水して水切れしないように管理しますが、本葉が4~5枚になってからは、鉢植えの場合は、表面の土が乾いてきたら株元にたっぷりと水やりし、庭植えの場合は、乾燥がひどい時以外は自然任せで十分です。

肥料は植え付け時に元肥を土に混ぜておけば十分ですが、鉢植えは、月1回は水の代わりに液体肥料を与えましょう。
キンセンカの花数を増やしてしっかり咲かせたいときは、肥料をもっと与えるようにしましょう。
目安としては、毎月株元に緩効性化成肥料をひとつまみまいたり、毎週液体肥料を与えるようにしましょう。

花が終わったら、花殻をこまめに取り除きましょう。
終わった花殻をそのままにしていると、種ができて花が咲きにくくなってしまうので、早めに花殻摘みするようにしましょう。

ヨーロッパでは花を楽しむよりハーブとして活用して

キンセンカは日本では、花を鑑賞するのがほとんどですが、ヨーロッパでは古くからやけどやニキビなどの皮膚炎の治療薬にしたり、サフランの代わりに色付けに使ったり、そのままサラダなどの彩りに使ったり、様々なシーンで活用されてきました。

キンセンカの花びらを植物油に浸して作ったカレンデュラ・オイルは、そのまま使うことも、蜜蝋を溶かしてカレンデュラ・クリームの材料にすることもあります。
皮膚の再生を促進する効果があるとされ、皮膚炎や切り傷・擦り傷・おむつかぶれなどに塗ったり、リップクリームとして使われています。

キンセンカの花びらで作ったティーは、飲むことで生理不順や更年期障害などの女性病を軽減してくれると言われています。
日焼けの炎症を抑えてくれる効果があるとして、冷やしたものをローションとして日焼けした肌に塗ることもあります。

キンセンカの花をだしパックに詰めて、お風呂にぽんと入れることで、ハーブバスも楽しむことができます。
お気に入りのバスソルトとともにお風呂に入れるのもおすすめです。

キンセンカをハーブとして楽しむ時、用いる花びらは、摘んできて洗ったばかりのフレッシュなものでも、乾かしたドライのものでも、どちらでも構いません。

いろいろ使えるキンセンカですが、キク科の植物にアレルギーのある方や、妊娠中の女性は使用を控えるようにしてください。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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