ガーデニング

誰からも愛されるフリージアを球根から育ててみよう。

2019-02-14

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2月の誕生花「フリージア」は、優雅な花姿と香りで誰からも愛される多年草です。花色が豊富ですので、お好きな色を選んで育ててみてはいかがでしょうか。今回はフリージアの特徴や栽培法はもとより、おしゃれな植栽や演出アイデアをご紹介していきます。

フリージアの花の由来は?花言葉は?特徴とは?

フリージアはアヤメ科フリージア属に分類される球根植物です。和名を「アサギズイセン」とも云い、江戸時代末期に日本に伝わりました。以来、日本人好みの優雅な香りと花容でたちまち人々の心を魅了し、球根は八丈島などで盛んに生産されています。今では英語名「Freesia」の方が一般的で、春を代表する花のひとつにもなっています。

フリージアの花色は黄色の他に、白、赤、桃、紫ととても豊富です。花言葉は「希望」。白色はあどけなさ、黄色は無邪気、赤は純潔、そして紫はあこがれというように、それぞれ違った意味を持ち、それぞれ趣の異なる香りのニュアンスが楽しめます。

フリージアの栽培方法、お手入れの注意点を解説!

フリージアは南アフリカが原産地で、乾燥した病原菌も少ない環境に自生していた植物です。病害を防ぐには、予防が第一となります。植え付けの際には、傷やカビの生えていない健全な球根を選んで、土や鉢も清潔なものを使用しましょう。

栽培方法

植え付け適期は10月下旬から11月。フリージアは日当たりと水はけの良い土を好みますので、鉢植えの場合は球根用培養土を使いましょう。球根の長さ3つ分くらい、やや深めに植えます。水やりは「乾いたらたっぷり」を繰り返し、およそひと月ほどで芽が出てきます。

フリージアの開花時期は3月から4月頃と長く楽しめます。開花後も5月中旬頃までは球根の「肥大期」となりますので、水やりと追肥を忘れずに続行しましょう。5月下旬頃から暑くなってくると「休眠期」に入ります。徐々に葉が黄ばんで乾燥してきたら水やり中止のサインです。半耐寒性球根なので、厳寒期には凍らないように植木鉢を管理しましょうね。

ここで、フリージアのワンポイント・アドバイス!
・地植えの球根は掘り上げて冷暗所に貯蔵すると、夏期に腐りにくくなります。夏越えした球根は秋に地植えしておけば、越冬して来年の春に花を咲かせます。
・フリージアの花は下から次々にあがって開花していくので、下の方から順番に花殻摘みをします。枯れた花殻だけでなく、花を覆っていた緑色の部分まで摘んでおくと、花期が長く楽しめます。

・フリージアは開花後、そのまま放置しておくと種がついてしまい、球根の肥大に使われるはずの養分が種の方に行ってしまいます。開花後は花房の付け根部分から先を切り取っておくと、早めの結実防止ができますよ。

管理方法

フリージアはもともと乾燥して痩せた土地に自生していたような植物ですので、肥料は原則必要としません。むしろ、球根の下に直接元肥を施したりすると、根が肥料焼けを起こして、病原菌に感染しやすくなりますので注意してください。

肥料のやり方は、鉢植えの場合は緩効性化成肥料を土に半分埋まる深さに置いておき、地植えの場合は株元に撒いておきます。追肥も葉が2、3枚出てから土の上に施すようにします。葉が緑色の間は、月に2、3度、薄めた液体肥料を水遣りの際に与えてください。

水やりは土の表面が「乾いたらたっぷり」をくりかえします。再び表面が乾いてから与えると、土の表面にコケが生えるのを防げます。日光を好む植物なので、地植え、鉢植え、ともによく日の当たる場所で管理します。地際をかたく丈夫に育てるようにすると、病気にかかりにくいです。

フリージアの花を楽しむアイデアがあれば知りたい

ベランダをフリージアのお花畑に変えてみよう!
秋に球根の色ごとに鉢植えを作っておけば、早春から蕾が次々と上がってきて、ベランダに出るたび甘い香りが楽しめますよ。台を利用して高低差をつければ、狭いベランダでも大丈夫。深めの鉢と支柱をご用意ください。日当たりをよくするため、鉢の深いものを奥から順に並べておきます。フリージアはもともと背丈もあるので、室内からでもよく見えますよ。

誰からも愛されるフリージアの贈り物
フリージアは栽培に手間暇かからず、その割に切り花は買うと少しお高いので、自分でフラワーアレンジメントして楽しむことをおすすめします。花色も豊富なので、カラフルにアレンジして飾ったり、花束にしてプレゼントしたりすると相手を選ばずどなたでも喜ばれますよ。白いフリージアのブーケは球形にして白いリボンを結ぶとブライダル用にもなります。

いかがでしたか。フリージアは一度自分で育てはじめると、開花時期だけでなく、毎年の球根の掘り上げも楽しみになりますよ。


ペンネーム:Yoshidanz
ファームステイしたのをきっかけに農業生活にはまる。イギリスのオーガニックガーデニングを通信教育で勉強しながら、コンポースト造りと家庭菜園に挑戦。現在はニュージーランドの海沿いの丘陵地に土地を購入、ポタジェで有機野菜作りに励んでいる。

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