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センサーサイズにはどんなものがある?サイズごとの特徴も解説!

2019-02-14

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デジタルカメラの部品として欠かせないのが、イメージセンサーです。
私たち人の眼には、光の情報を電気信号に変える働きを持つ網膜が備わっています。
そんな網膜と似た働きを持つのが、イメージセンサーです。
このイメージセンサーには様々なサイズがあり、サイズによって特徴が異なります。
今回の記事では、主なセンサーサイズや特徴などについて解説していきましょう。

1/2.3型イメージセンサー

スマートフォンやコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)でよく使用されているのが、1/2.3型イメージセンサーです。
ミリに換算すると「6.2mm×4.65mm」ほどと、センサーサイズが小さいためにスマホやコンデジでも装備しやすくなっています。
センサーサイズが小さいほど、集められる光の情報が少なくなるため、画質面では不利になることが多いです。
しかし、最近のイメージセンサーは技術の進歩が著しく、スマホでも高画質な写真を撮影できるようになりました。
CMOSイメージセンサーには、表面照射型と裏面照射型と大まかに分けると2種類あります。
ソニーでは従来の表面照射型より、2倍の感度と低ノイズを持つ裏面照射型イメージセンサーを開発、光量の少ないシーンでも高画質になりやすいです。
単純にセンサーサイズが大きいほうが高画質とは言えない時代が来るかもしれません。

4/3型マイクロフォーサーズ

オリンパスやパナソニックなどのデジタル一眼レフカメラに採用されているのが、マイクロフォーサーズです。
4/3型となるマイクロフォーサーズでは、「約17.3mm×13mm」のサイズとなっています。
1/2.3型イメージセンサーと比べると大きなサイズですが、一般的なデジタル一眼レフカメラのイメージセンサーよりも小さなサイズです。
そのためレンズ交換式であっても、小型軽量で持ち運びしやすいメリットがマイクロフォーサーズにはあります。
子どもやペット、動物など動きのある被写体を手持ちで撮影したい時にも便利なセンサーサイズです。
その他にも焦点距離を稼ぎやすい特徴があるため、動物や電車など望遠が必要な撮影にも有利なセンサーサイズとなっています。
マイクロフォーサーズには被写界深度が深い特徴があるため、あまり絞り込まなくてもパンフォーカスを得やすいです。
そのため、光量が少ないシーンで手ブレを抑えたい時にも使いやすいイメージセンサーと言えるでしょう。
マイクロフォーサーズには、比較的価格が安いメリットもあります。
オリンパスのフラッグシップモデルである「OM-D E-M1 Mark II」でも20万円ほどで手に入ることでしょう。

APS-Cイメージセンサー

デジタル一眼レフカメラにおいて、最も一般的となっているのがAPS-Cサイズのイメージセンサーです。
メーカーによって多少異なりますが、「約23.4mm×16.7mm」のサイズとなっています。
マクロフォーサーズよりもセンサーサイズが大きいですが、後でご紹介するフルサイズのイメージセンサーよりは小さいです。
エントリーモデルのデジタル一眼レフカメラにもよく採用されるセンサーサイズのため、入門用のデジタル一眼レフカメラにもピッタリとなるでしょう。
また、画質や価格などのバランスが取れているセンサーサイズのため、多くの用途に使えるメリットもあります。

フルサイズのイメージセンサー

風景などで画質にこだわりたい方、花などでボケを楽しみたい方に魅力なのが、フルサイズのイメージセンサーです。
サイズは「約24mm×36mm」となり、ここまでご紹介してきたイメージセンサーの中では最も大きくなります。
ハイエンドモデルによく採用されるセンサーサイズのため、価格が高くなることが多いです。
デジタル一眼レフカメラのボディやレンズも大きく重たくなるため、女性だと取扱いが大変かもしれません。
しかし、最近では小型軽量のミラーレス一眼にも、フルサイズのイメージセンサーを採用するものが登場し始めました。
ミラーレス一眼ならフルサイズであっても、機動力を活かした撮影が可能になるでしょう。

中判サイズのイメージセンサー

ハイエンドモデルの中には、中判サイズのイメージセンサーを搭載するものがあります。
サイズは「43.8mm×32.8mm」という大きさです。
解像感や諧調など、高画質にこだわりたい方に魅力の大きなセンサーサイズです。
フィルムの中判カメラでは大きくて重たいものが多くなっています。
登山などでは持ち運びが大変になるでしょう。
しかし、最近では「FUJIFILM GFX 50S」という中判サイズのイメージセンサーを搭載するミラーレス一眼が発売されています。
従来の大きなフィルム中判カメラより、小型軽量化されました。
本体の大きさは147.5mm×94.2mm×91.4mm、本体だけの重量は約740gとなります。
これはフルサイズのデジタル一眼レフカメラとほぼ同じ水準です。

各センサーサイズの比較

次に分かりやすいように、各センサーサイズの比較表を掲載しておきます。

イメージセンサー:1/2.3型 サイズ:約6.2mm×4.65mm
イメージセンサー:マクロフォーサーズ サイズ:約17.3mm×13mm
イメージセンサー:APS-C サイズ:約23.4mm×16.7mm
イメージセンサー:フルサイズ サイズ:約24mm×36mm
イメージセンサー:中判 サイズ:約43.8mm×32.8mm

フルサイズと比べた場合、中判サイズは約1.66倍となります。
ただし、中判サイズの「FUJIFILM GFX 50S」は70万円以上と非常に高い価格が難点です。
プロまたは富裕層の方でもない限り、中々手が出ないことでしょう。

まとめ

今回の記事では、センサーサイズについて解説してきました。
将来的にはスマホでも、高級デジタル一眼レフカメラ並みの高画質で撮影できるかもしれません。
しかし、スマホではレンズ交換ができないため、本格的な撮影にはデジタル一眼レフカメラのほうが向いています。
そんなデジタル一眼レフカメラを購入する時は、イメージセンサーのサイズに注目してみては如何でしょう。

ペンネーム:はしくん
北海道在住、カメラ歴10年のアマチュアです。
旭川や美瑛、富良野、大雪山系などを主に撮影しています。
北海道らしい風景の他、キタキツネや蝦夷リスなど、動物も撮影するのが好きです。
現在使っているカメラは風景用に「SONY a7R」、動物用に「CANON EOS 7D Mark II」の2台体制。
富士フィルムの中判フィルムカメラ「GF670W Professional」もたまに使用しています。

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