疲労回復

疲れが取れない方必見!その原因と対処法

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はじめに

仕事や勉強、家事や育児など人は日々やることに追われ疲れを感じます。
何かを達成したり誰かに喜んでもらえるといったことがあるとある程度の疲れは吹き飛んでしまうような気がすることもあるかもしれませんが、それでも全てがなかったことになるわけではありません。
ましてや、とても努力したのに成果を認められなかったり怒られたりすると身体的な疲れに加えて精神的な疲れまで重なって余計に疲れたような気分になってしまうものです。

そこで今回は、疲れと上手くつきあっていくためにその原因と対処法についてご紹介します。

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疲れの原因と種類

疲れにはいくつか異なる原因がありますのでご説明します。

■身体の疲れ
最も分かりやすいのが身体自体の疲れです。
立ちっぱなしや座りっぱなし、たくさん動いたあとなど筋肉に疲労物質がたまり倦怠感を感じますが、筋肉の疲労は基本的に身体を休息させることで自然に回復します。

■脳の疲れ
身体の疲労以上にどこか疲労感を感じるようなときは、脳の疲れであることがあります。
強い緊張が続いたり人間関係などで過度のストレスが加わると、脳の神経の興奮が必要以上に高まり、休まることがないため疲労を起こしてしまいます。
脳が疲労を起こすと認知機能や判断能力が低下するといった障害が起こることがあります。

■栄養不足
身体の疲れも脳の疲れも思い当たることがないのに最近疲れやすい気がするというときには、栄養不足になっていることも考えられます。
無理なダイエットなどで身体の中のエネルギーが全体的に不足していると、倦怠感によって身体を動かすのが億劫になり、疲労感と感じることがあります。
また、鉄分など特定の栄養素が不足してもだるさを感じやすくなることがあります。
忙しいときでも、なるべく規則正しくバランスのとれた食事を心がけることが大切です。

■疲労感を伴う病気
貧血、更年期障害、慢性疲労症候群、うつ病や統合失調症などの精神疾患などの疾患は症状として疲労感や倦怠感を伴うことがあります。
疲労感を感じたときに積極的な休息や気分転換になるようなことを行っても長期間疲労感が改善しないときには病院を受診してみましょう。
それぞれの疾患には適切な治療があり、早期に発見して治療を行うことが早期治癒の秘訣です。

身体から出る疲れのサイン

健康的な疲れであれば十分な栄養と休息をとれば回復するものですが、その日その日では解消できない慢性的な疲労になってくると身体から次のようなサインがでてきます。
こんなサインを感じたらいつも以上に積極的に疲労回復に努めるようにしましょう。

■朝起きるのがつらい
人によっても異なりますが、通常6~8時間の睡眠時間があれば前日の疲れをとるのに十分とされていますが、十分な睡眠をとっても朝起きるのが辛く、なかなか目覚められないようなときは疲れがたまっていると考えてよいでしょう。

■日中ぼーっとする
十分な睡眠と食事をとったにもかかわらず日中ぼーっとしたり、頻繁に眠気におそわれるようなときは疲れがたまっているというサインと考えてよいでしょう。

■身体がだるくやる気が起きない
十分な睡眠と食事をとったにもかかわらず身体がだるく、身体を動かすことが億劫に感じたり何事にもやる気がでないようなときは疲れがたまっていると考えてよいでしょう。

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疲労回復に効果的な方法

なかなか疲れがとれないときに効果的な疲労回復の方法をご紹介します。

■睡眠
疲労を回復させるために不可欠なのが睡眠です。
睡眠中は、脳の細胞が完全に休息状態となります。
また体内には成長ホルモンが分泌されて新陳代謝が活発になりますので、筋肉中の疲労物質が代謝されて疲れのない状態に戻ります。
時間だけでなく良質な睡眠を確保して身体や脳の疲れをしっかり回復させるためには、静かな暗い部屋でリラックスして寝ることが大切です。

■栄養補給
十分な栄養をすることは翌日に十分な活動ができるようにするためのエネルギー補給です。
身体を動かすために必要なカロリーだけでなく、脳や筋肉が活発に活動するためにはビタミンやミネラルなども含む栄養バランスのよい食事が大切です。

■入浴
入浴は体内にたまった疲労物質を早く循環させたり、脳をリラックスさせるために効果的です。
特に、脳を休めるためには少しぬるめのお湯で長く浸かることが効果的であるとされ、自分の好きな香りをお湯に入れるなど自分がより快適に感じる工夫をすることも効果的です。
また、身体の疲れをとるためにはお風呂に浸かりながらマッサージをするのも効果的です。

■適度な有酸素運動
疲れているときはできるだけ動かずに家の中でごろごろしていたいと思う方もおられると思いますが、ストレッチやウォーキングなどの適度な有酸素運動は疲労回復に効果的です。
軽めの運動によって血流がよくなり疲労物質の循環を促したり、筋肉をほぐすことができます。
また、脳にも適度な血流が送られて脳のリフレッシュにもなります。
仕事や人込みから離れて自然のある場所でのウォーキングなどは気分転換にもなるので、身体にも脳にもよい影響があると思われます。
日頃の運動不足解消や、筋持久力や心肺機能を中心とした体力の改善にもつながるので一石二鳥です。

■趣味活動
映画鑑賞や運動、買い物や旅行などご自分の趣味活動を行うことは脳の疲労回復にとても効果的です。
特にリラックスした気持ちで行えるものは脳内の副交感神経を優位にするので、ストレスや緊張などで交感神経が優位になってしまった状態をリセットすることができます。
それぞれ自分がリラックスできる対象は異なるので、うまく自分なりのストレス解消法をみつけて脳の疲労回復を促せるようにしましょう。

おわりに

今回は、疲れがとれない原因とその対処法についてご紹介しました。
疲れの感じ方はそれぞれ違うので、疲れがたまって身体や心が壊れてしまう前に早い段階で解消する方法を自分でみつけることが大切です。
今回の内容を参考に、自分の疲れはどんな疲れなのか、またどうやったら疲労を回復させることができそうかご自分の心や身体と向き合ってみていただけたらと思います。


■プロフィール

監修:いきいき100歳応援中(理学療法士)
専門:整形外科疾患、介護予防分野

自己紹介
二児の母でもある理学療法士。整形外科疾患、介護予防分野を専門とし、
病院勤務の傍ら健康や医療に関する記事を執筆している。

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