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リフォームで古民家再生をして観光資源に! すまいが持つ魅力を見つめなおす

2019-02-24

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古民家には町家・平屋・一軒家などがありますが、いずれも重厚な平屋建てで造りにも昔ながらのしっかりとした建材が使われています。また、古民家のある環境も、のどかで空気がきれい、周囲も静かで暮らしやすいなどといった利点があります。そのようなことから、今、古民家が注目されています。

しかし同時に、高齢化社会において、住民が出ていった後の空き家増加が問題となっています。空き家となった古民家の解体には費用がかかるため、放置されて数年といった単位で、誰も住まないのにそこにあるという状態になっていることも全国各地で見られています。

このような問題を解決するためにも古民家を再生しリノベーションしていくことに対する動きも顕著になっています。
近年、日本を訪れる海外からの訪日外国人旅行客の数は増加する一方となっており、従来のホテルや旅館だけでは宿泊施設が足りないといった問題が発生してきていました。2018年のJNTOの調査によると、12月18日までの累計で訪日外国人は約3001万人となり、史上初めて 3000 万人を超えています。そのような状況の中、2018年6月に、ホテルや旅館への宿泊ではなく、一般住宅を宿泊施設として提供する、「民泊」(住宅宿泊事業法)が正式に解禁されたため、日本らしい暮らしが楽しめる古民家への宿泊が人気となっているようです。

そこで、大切に住まわれてきた古民家の「資産価値」はどのように考えられているのかをご紹介したいと思います。

古民家の魅力とメリット。古民家を自宅、観光施設、交流施設などに活用

明確な定義はありませんが、一般的に古民家とは、建築後50年以上を経過した建物とされています。ほかに、一般社団法人全国古民家再生協会では、1950年の建築基準法の制定時までに建てられていた伝統構法の「伝統的建造物の住宅」としています。

海外では中古住宅の活用が主流のようですが、それは、新規で建築をおこなう場合の制限が厳しいことと、中古住宅でも手入がされていて資産価値がさがっていないことが理由とされています。

日本では、京都に歴史的な寺社仏閣が多く、同時に旧市街をほうふつとさせる街並みや景観があるため、現状を維持するための厳格な建築基準が設けられています。また、建築物のみならず、広告の掲示でも景観上の規制や手続を細かに定められている上、事前協議が必要な区域も定めているため、新規の建築物の計画にも難しい規制があります。例えば、有名チェーンのコーヒーショップも、京都に新しく建てられる際には街並みに違和感なく溶け込むようなデザインが求められています。

このように建築上の規制が厳しい土地でなくとも、新築物件を建てるのではなく、すでにある古民家を利用することは、手入れの行き届いたものを長く使っていくことにもなります。同時に、古民家への人気や注目を背景にしたセカンドハウスや自宅としての用途以外に、観光施設や交流施設として使うということも考えられます。

長く住居として使用され、メンテナンスもこまめにされている古民家は、当然のように資産価値が保たれます。建築年数が経過していても、見た目や実際の住感覚から新しい建物と同じように使うことができる古民家は、長期的に使える資産価値の高い建物と考えられるでしょう。

また、訪日外国人客の増加によって、これまで観光先として考えられていた場所の選択肢の幅が広がり、多様化し、観光先として注目されていなかった場所にも足を伸ばしてくれているようです。

例えば、世界遺産にも登録されている白川郷の「合掌造り集落」は、古民家のある山村とともに雄大な自然が堪能できるエリアとして海外でも知られている人気スポットです。 最近では、白川郷のような伝統的な古民家が見られる場所が他にないかと探す外国旅行者が増えているそうです。

古民家のリフォーム費用はリバースモーゲージで工面

再生した古民家は、自宅のみならず観光施設として、また近隣の方やお客様を招いての交流施設にするなど、多岐に渡る有効な使い道が考えられます。商業施設としては、古民家レストランなども人気で、地域活性化のため、再生した古民家に人を集めてイベントを開催するといった活用方法も多いようです。

ただし、古民家を再生して資産価値のある物件にするためにはそれなりの資金も必要となってきます。

シニア世代が古民家再生の資金を得るためのひとつの方法として「リバースモーゲージ」という金融商品があります。自己名義の自宅に住み続けながら、家を担保に融資を受けられますので、古民家の再生用資金を確保することも可能です。
古民家は、訪日外国人客の増加にあわせて、今後も人気が高まることが予想されます。
古民家の再生に興味がある方は、リバースモーゲージもぜひ検討してみてください。


【出典元】
2018年 訪日外客数(総数) 日本政府観光局(JNTO)







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