家庭菜園

新食感の健康野菜・ヤーコンを育ててみよう!

2019-02-14

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今回は新野菜のヤーコンをご紹介します。根にフラクトオリゴ糖が多いため「究極のダイエット根菜」として最近とみに脚光を浴びてきています。
見た目は白いサツマイモですが、味は梨のように甘味がありシャキシャキとした食感が楽しめます。
栽培方法も管理もとても簡単ですので、栄養価が高くて美味しいヤーコンを育ててみませんか?

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そもそもヤーコンって何?その特徴とは?

ヤーコンはキク科スマランサス属の多年草です。中南米アンデスを原産地とする「ヤーコン芋」はよく「アンデス芋」と混同されますが、別物です。「畑の梨」と言われるほどフルーティで甘味があり、シャキシャキとした歯ごたえが新鮮な野菜です。

日本には昭和60年頃に一度紹介されたものの、当時はヤーコンの魅力や栄養成分がよく掴めていませんでした。でも長年の研究調査の結果、あらゆる野菜の中で最もフラクトオリゴ糖を含んでいる根菜であることが発見され、再び脚光を浴びることとなったのです。あまり聞きなれない「フラクトオリゴ糖」ですが、どんなものかご存知ですか?

その特徴は、
・低カロリーで、虫歯になりにくい
・食物繊維が多く、整腸作用がある
・非常に高いダイエット効果がある
・血中総コレステロール・中性脂肪・血糖値・血圧を低下させる働きがある
という優れた効能や効果があることがわかっています。

現在ではヤーコンは、北海道や香川県をはじめ、日本各地で栽培されるようになりました。とはいえ、まだまだ全国的な知名度も出荷量も限られていますので、ぜひご自分で育てて食べてみてくださいね!

ヤーコン芋を育ててみよう!花は咲くの?収穫の時期はいつ?

ヤーコンの栽培はとても簡単です。また、病害虫の心配も少ないので無農薬での栽培も可能です。月一回の追肥の他は、手間もほとんどかかりません。

まず、春の植え付けの1週間前から土作りをはじめましょう。堆肥と元肥を加えてよく耕したら畝を立てておきます。暖かくなってくる4月中旬から6月初旬までを目途に、ヤーコンの苗を、間隔を広くとった植え穴に植え付けましょう。管理は水をたっぷり与えるだけで植えっぱなしでも大丈夫です。

植え付けた2週間後から月1回のペースで追肥をします。肥料と土を軽く混ぜ合わせたものを株元に土寄せしましょう。

夏を越して秋を迎えると、ヤーコンはヒマワリに似た可愛らしい花を咲かせます。

収穫適期は晩秋、10月下旬~12月初旬のよく晴れて土が乾いた日を選んで掘り起こします。まず地際から約20cmを残して茎と葉を刈り取ってから、まわりの土をスコップでほぐしながら塊根を引き抜きます。
収穫されたヤーコン芋はサツマイモと同じように新聞紙などにくるみ冷暗所に保存しましょう。
掘り上げた白っぽい塊茎部分は新聞紙に包んで発泡スチロールの箱などに入れて、湿度を保ちながら保存しておけば、翌年またタネイモとして再利用できます。

ヤーコンの美味しい食べ方をご紹介します!

ヤーコンの形はサツマイモにそっくりですが、味や歯ざわりは梨のような触感と甘さがあります。生でサラダなどに入れて食べるのが一般的ですが、炒め物や揚げ物にも適しています。収穫前の茎の先にある生長点を残しておき、脇の方に出ている柔らかい茎や葉をテンプラにしても美味しく頂けます。

ヤーコンのお茶
葉はヤーコン茶として飲むこともできます。霜の降りる頃に刈り取った葉を使うと苦みのないすっきりした味のお茶ができます。
葉と茎をさっと水洗いして陰干ししたものをミキサーにかけて細かく粉砕すれば茶葉の出来上がり。
また、硬い葉脈や茎を剪定ばさみで細かく切り、手でしごいた葉と一緒にホーロー鍋などで焙煎すれば、香ばしいほうじ茶にもなります。

エビとヤーコンのサラダ
ヤーコンは生のまま食べるとシャキシャキした食感が楽しめます。ピーラーなどで皮をむき、スライスして短冊に切った芋を数分間水にさらしておきましょう。灰汁が出て、見た目が白くきれいに仕上がります。茹でた海老と一緒に和えて、レモン・塩・胡椒・ドレッシングかマヨネーズで味を整え、最後にごまをふりかけます。

ヤーコンのきんぴら
ゴボウの代わりにヤーコンを使って、美味しいきんぴらを作ってみましょう。ヤーコンはゴボウと同じく根菜仲間。食物繊維も豊富で、歯ごたえもシャキシャキとして、美味しく食べられます。ヤーコンの産地では学校給食にも登場するらしいですよ。ちょっと甘めに仕上げれば、この「ヤーコンのきんぴら」なら、野菜嫌いなお子さんでもモリモリ食べてくれそうですね。

ペンネーム:Yoshidanz
ファームステイしたのをきっかけに農業生活にはまる。イギリスのオーガニックガーデニングを通信教育で勉強しながら、コンポースト造りと家庭菜園に挑戦。現在はニュージーランドの海沿いの丘陵地に土地を購入、ポタジェで有機野菜作りに励んでいる。

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