ガーデニング

春の日差しは植物の目覚まし時計!春の花の育て方は初心者でも簡単

2019-02-14

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ポカポカと陽だまりが気持ちよい春は、ガーデニングを始めるよい季節。植物も一斉に芽吹きだします。春の花はガーデニング初心者でも育てやすい花が多く、種類もたくさんです。種を撒いた土に中から芽を出し、そして花が咲いたときの感動はひとしおです。おすすめの春の花と共に、上手な育て方をご紹介します。

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春は花の種まきや苗の植え付けの季節

2月下旬から5月初旬は春の花の種まきや苗の植え付けの季節。ガーデニングを楽しむ絶好の季節の到来です。春の花は春の初めに種を撒いたり苗を植え付けして花を咲かせます。品種によっては9月下旬~10月に苗を植えて春に花を楽しむ種類もあります。春の花はモノトーンの冬の季節を払拭するかの如く、色合いが赤やピンク、白、黄色などカラフルで鮮やかな色の花が多く、育て方も簡単な花が多いです。

ちなみにチューリップが咲き始めると春の季節の到来を感じますが、実はチューリップは秋に球根を植え付け1月下旬頃に芽を出して4月に花を咲かせます。球根からチューリップを咲かせるには冬に植え付けをしなければなりません。

春の花を育てるのに用意するもの

まず花の種や苗を購入したら、鉢植えの場合は、鉢、用土、通気性をよくするために鉢の底に入れる軽石などの鉢底石を用意します。
鉢は選んだ草花を植え付けて花を咲かすほどに成長したときの大きさを考えて、鉢の大きさを選びます。使いやすい5号鉢は、鉢の口の部分の直径が15cmの大きさです。
「号」ではなく「型」という表示の鉢は、たとえば32型なら鉢の口の部分が32cm。こんな点を目安に鉢を用意してください。
庭にそのまま地植えする場合は、半日以上は日が当たる日当たりの良い場所で、水はけのよい土壌を選んで種を撒いたり、苗を植え付けしましょう。

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鉢植えに使う用土は市販の草花用培養土が便利!

用土は園芸店やホームセンターで販売している草花用培養土であれば、土の中に必要な肥料がすでに混ざっているのでそのまま単品で利用できて便利です。
そのほか有機質を豊富に含んだ水はけのよい土を使うのでも構いません。赤玉土は通気性には優れた土ですが、有機物がほとんど含まれていないので、使うときは腐葉土や牛ふん土などを1/3程度混ぜて使います。ちなみに腐葉土とは落葉が腐った柔らかい土のようなもので、赤玉土を使うときには欠かせないものです。

こんな土はナンセンス!

鉢植えする場合は新しい土を使ってください。たとえば昨年使用した土とか、庭に花などが植わっていた後の土や畑の土をそのまま新たに花を植え付ける鉢に使用するのはナンセンスです。
その理由は言わずと知れることですが、土に含まれている植物に必要な栄養成分が少なくなっているためです。このような土を使うときは、土を活性化させる有機物を混ぜたり、腐葉土や牛ふん土を加えてから利用するようにしましょう。

春の花を庭に地植えするときは日なたで水はけのよい場所を選ぶこと!

鉢植えではなく、種や苗を庭に地植えする場合は、半日以上は日が当たる日当たりの良い場所で、水はけのよい環境を選んで植え付けします。
日陰や多湿地では生育が悪く、育っても花が咲かないことがあります。また水はけが悪いと根が腐ってしまい成長せずに枯れてしまう場合があります。

春の花の上手な育て方はこんな点に注意せよ

春の花鉢植えする場合は、鉢の底に鉢底石を入れてから、用意した適切な土を鉢の縁から2~3cm下までを土の総分量とみて、種を撒いたり苗を植え付けます。植え付けたあと2~3週間すると、ぴょんと伸びた新芽を目にします。
しかしこの伸びた新芽は切り取ります。この作業を摘芯といいますが、鉢全体もしくは苗全体が葉で覆われるまで、この作業を2~3回繰り返して形を作っていきます。

土の表面が乾いたときが水やりのサイン!

花の育て方で気になる水やりですが、最初の植え付けの時はたっぷりと水を施しますが、そのあとはあまり水をやりすぎると根腐れの原因となるため、鉢植えにしても地植えにしても、土の表面が乾いたら水をやるサインだと思ってください。土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料は、鉢植えでは最初に用土に暖効性化成肥料が入っていたり、腐葉土などを加えた土を使うので、特別に肥料を加えることは必要ありません。ただし気候の関係で花の数が少なかったり、葉が弱々しい場合は液体肥料を週に1度くらい与えます。

花が咲き終わったら花がらを摘もう!

花が咲き終わったら花がらを摘みます。そうすると新しい花をたくさん咲かすことができます。花がらを摘むときは枯れた花がらだけを摘むのではなく、花茎を切るようにしてください。咲く花数が少なくなってきたなと感じたら、思い切って花をカットしてしまいリセットすると再び蕾を付けて満開になります。

育てやすい春の花の種類

春の花は日当たりの良い場所を選んで育てるととてもよく育ち、また管理しやすい花の種類が多いです。色もとても鮮やかな花が多いです。水やりも肥料も気を遣わず育てられる種類が多いので、忙しい方でも上手に育てることができます。

キンギョ草は形がキュートで色の種類もたくさんある春の花

春を代表するキンギョ草。ピンクや白や黄色など色の種類がたくさんあり、春の明るさを感じる花です。ふっくらとした花の形が金魚を連想させるキュートな花。こんもりと茂る種類と1m以上ほども大きくなる高性種があります。花は一重先、八重咲、そして杯状になるペンステモン咲きという形をした種類があり、同じキンギョ草でもバラエティー豊かな楽しみ方ができる春の花です。

寒さそして暑さにも強い丈夫な花ですが、極端な寒さや、長雨が続くような多湿下では弱まってしまいます。種まきは4~5月、苗の植え付けは3~5月が最適な季節です。開花時期は4~6月で冬には枯れてしまいます。育成中は水をよく施し、そのあとの水やりは葉がしおれたり土が乾燥したときに水をたっぷり与える程度で構いません。

乾燥地でもよく育つマツバギク!

繊細な花びらが綺麗なマツバギクは、棒状の肉厚な葉を持つ春に花を咲かせる多肉植物の一種類です。とても丈夫なのでガーデニング初心者にも育てやすい春の花です。春に花を咲かせるマツバギクは半耐寒性の種類ですが、越冬する耐寒性の種類のマツバギクもあります。やせ地でもよく育ち、地植えのものは横に広がるので地面を覆うグランドカバーにも最適です。

生育中や開花の時は水分を必要としますが、そのほかは土が完全に乾いたらたっぷりと水を施すだけでよく育ちます。地植えのものは自然に任せておけば水やりも必要ありません。開花の時期は3~6月。草丈は10~30cmくらいです。色はピンク、赤、黄色オレンジなどがあります。肥料はほとんど必要ありません。苗を植え付けて育成しますが、苗の植え付けは真夏や真冬以外、ほぼ一年中どの季節でも植え付けしてもよく育ちます。

一度植えると地植えのものはそのまま何年も育ちますが、鉢植えのものは用土が劣化したり、根が張りすぎて鉢の中で根詰まりしている場合があるので、数年に一度4~6月、もしくは9~10月に植え替えします。マツバギクを増やしたいときは葉挿しで増やすことができます。葉挿しとは成長した葉を摘み、用意した育成ポットに挿して成長させることです。育成ポットの中の土は特にこだわりません。挿した葉から芽が出て大きくなったら、植え替えします。

挿し木って何?

挿し木とは、花の種類によっては増やすときに、成長した元の植物の茎を摘んで用意した育成ポットに挿して育成させて増やす方法です。挿し木は茎や枝を指して増やしますが、マツバギクのように葉を挿して増やす場合は挿し木ではなく、葉挿しといいます。

それぞれの花が持つ花言葉とは

花を贈るときにその花が持ち合わせる花言葉から、花を贈る場面にふさわしい花を選んでプレゼントすることがよくあります。もちろん春の季節を彩る春の花も花言葉を持ち合わせています。そもそも古くから花には色々な伝説があり、花言葉はその花を象徴する言葉と考えられてきました。

たとえばヨーロッパではギリシャ神話に色々は花が登場したり、キリスト教による宗教的な象徴として花が登場しますが、そんな場面から由来し花言葉は段々と定着して、花言葉を知った上で、祝いの席や恋人へのプレゼントなど、その場面にふさわしい花が贈られる風習が生まれたのです。ヨーロッパの国々ではギリシャ神話や宗教的な意味から由来するほぼ共通した花言葉ですが、日本で用いる花言葉もヨーロッパで使う花言葉が多く花のシンボルとして使われています。花を育てながら花言葉を知って、贈り物に役立てるのも楽しい知識の一つです。

ちなみに今回紹介した育てやすい春の花のキンギョ草の花言葉は「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」という花言葉。キンギョ草の花の形が、まるで金魚が口をぱくぱくさせてお喋りしているように見えることからこんな花言葉が付いているのだとか。またマツバギクの花言葉は、日中晴れているときだけ花を開き、夜や雨の日は花を閉じているマツバギクの特性から「怠惰」「怠け者」という花言葉を持ち合わせています。一方では花びらに光沢があり、まるで勲章のようであることから「勲功」という言葉も持ち合わせています。花言葉を知ると、どちらも花束に入れるにはちょっと迷ってしまいそうな花言葉です。

春はガーデニングの楽しい季節!春の花を上手に育ててみよう

暖かな春の日差しはまるで植物の目覚まし時計のようで、モノトーンの冬の季節にかわり、鮮やかな色の花たちが咲き始める季節です。
ガーデニングを始める楽しい季節でもある春。ガーデニング初心者にも簡単に育てられる花がたくさんあります。
鉢植えには、すでに元肥が加えられた便利な市販の培養土を使えば便利です。撒いた種や植え付けた苗が生育して花を咲かせたときはとても嬉しい気分です。暖かな春の日差しの中で春の花を植えて心を癒してみませんか。

監修:Toshie.s
植物の成長はあわただしい毎日を癒してくれます。ビオラが店頭に並び始める時期になると、毎年購入して寄せ植えを作っていたけれど、ある年から種を採り春に種まきして増やし続け、今では自宅で育ったビオラでクリスマスの寄せ植えを作成。種から育てた花々に植物の生命力を実感し、それが自分のパワーになっている今日この頃です。夏野菜のキュウリやトマト、冬は白菜、園芸って楽しいですよ。近年人気の多肉植物の不思議な成長にはあっぱれです。そんな園芸の楽しさを皆さんにお伝えできれば幸いです。

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