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海上の岩に鎮座する鳥居が神々しい! 大洗磯前神社の歴史と見どころをご紹介

2019-02-27

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(写真提供 インスタグラムID:tino8931



茨城県大洗町にある「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」は、古くから交通や家内安全の守り神として信仰されてきた由緒正しい神社です。最近は海上の岩に立つ「神磯の鳥居」があまりに美しく、神々しい絶景スポットとしての注目も集めています。

太平洋に面した歴史ある神社

「大洗磯前神社」は大己貴命(おおなむちのみこと)と小彦名命(すくなひこなのみこと)という2柱の神様をお祀りしている歴史ある神社です。朝廷の文書である『文徳実録』によると、856年に大己貴命と小彦名命の2柱がご降臨されたことを受け、「大洗磯前神社」が創建されたため、その歴史は1160年以上にも及びます。

「大洗磯前神社」は戦国時代の戦乱のさなかに建物のほとんどが焼失したため、江戸時代中期までは小さな祠が建っているだけだったそうです。しかし水戸黄門でお馴染みの水戸藩主・徳川光圀公により建物や森が再興され、現在の立派な姿に至ったと言われています。

続いて境内を紹介していきましょう。まず、県道をまたいで建つ一の鳥居を通るとすぐに海に向かって構える二の鳥居がそびえ立ちます。二の鳥居をくぐり奥へ進むと、隋神門、さらに拝殿が見えてきます。その拝殿の奥に見えるのが本殿です。茅葺屋根の趣ある本殿のなかには、ご神体である2つの石が納められているそうです。

拝殿にはいろいろな箇所に色鮮やかな彫刻が施されているので、ぜひ実際に見て確かめてみてください。また、脇の石垣には大黒様の置物が並んでおり、ほっこりと温かい気持ちにさせてくれます。

日の出の名所としても有名! 早起きして絶景を観に行こう

徳川光圀公は「大洗磯前神社」を参拝した際、「神磯の鳥居」の絶景にいたく感動し、和歌も残しています。そんな光圀公も感動したという「神磯の鳥居」の建つ場所こそが遠い昔2柱の神様がご降臨されたという場所であり、同時に日本屈指の日の出の名所でもあるのです。

ザブーンザブーンと白波が次々と岩礁に打ち立てられるなか、白い鳥居が静かにたたずんでいる光景はどこか神秘的で、時間を忘れてじっと見つめてしまいそうになります。また、日の出は特に美しく、毎朝、多くのカメラマンが絶景を撮影しに集まっているそうです。天候により見られないこともありますが、運がよければ美しい日の出が拝めるかもしれません。ぜひ早起きして出かけてみてください。

境内には海とのゆかりが深い「大洗磯前神社」ならではの見どころも

(写真提供 インスタグラムID:koyamaphoto)



いかがでしたか? 海とのご縁が深い「大洗磯前神社」の境内には海具や漁網、クジラの標本などを展示している「大洗海洋博物館」も併設されています。また、軍艦「那珂」の忠魂碑や奉納されたイカリなどもあるので、ぜひ参拝の折には境内をゆっくりと散策してみてください。


大洗磯前神社
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
電話:029-267-2637
拝観:無料
公式HP:http://oarai-isosakijinja.or.jp

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