ダックスフンドは大きく分けて9種類!全品種に共通する飼育のコツと注意点

2019-02-28

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ダックスフンドは、胴長短足のユニークな容姿が特徴的なドイツ原産の犬種です。日本では常に3本の指に入る大人気犬種で、ドッグウェアにも専用サイズが広く普及しています。でも、ダックスフンドの種類が、大きく分けて9品種も存在していることをご存知の愛犬家は意外と少ないようです。ジャパンケネルクラブでは、全てのダックスフンドを同一品種として登録することになっていますが、数十年に渡り「体のサイズ3種類×被毛タイプ3種類」ごとに繁殖されてきたとの記載があります。分類方法についての記述も詳細かつ明確です。特にサイズ区分の正式な方法については特殊であり、他の犬種とは大きく異なります。日本で長く愛されている人気犬種ダックスフンドの区分方法と、全品種に共通する育て方と健康管理についてご紹介します。

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ダックスフンドのサイズ区分と被毛タイプ

愛玩犬として親しまれている犬種ですが、ジャパンケネルクラブでの用途区分は「地上及び地下用狩猟犬」です。古来よりアナグマ専用の嗅覚狩猟犬として活躍しているので、現代においてもダックスフンドの正式サイズは、生後15か月の胸囲で区分します。これは、成犬に育った後に潜れる穴の大きさを基準にしているためです。多くの犬種は一般的に体高と体重を判断基準としているのに対し、ダックスフンドの場合は大きく異なります。被毛タイプは、スムースヘアード・ロングヘアード・ワイヤーヘアードの3種類。被毛の長さや毛質が違うだけでなく、生まれつき備わっている性質にもそれぞれ個性があります。


・スタンダードダックスフンド

生後15か月経過した時点で、胸囲35cm以上。ダックスフンドの中で最も大きく、体重9kg近くに育つこともあり、サイズ区分では中型犬に分類されます。スタンダードダックスフンドは、明るく好奇心旺盛で活発です。他の小さな品種に比べておおらかな性格をしていますが、被毛タイプにより個体差があります。


・ミニチュアダックスフンド

生後15か月経過した時点で、胸囲30cm~35cm・体重5kg以下。サイズ区分では小型犬に分類されます。日本で最も人気のあるサイズなので、ダックスフンドと言えばミニチュアダックスを想像する人が圧倒的に多いでしょう。ミニチュアダックスフンドは、スタンダードと同様に明るく好奇心旺盛で、順応性が高く従順で比較的しつけやすい性格です。自己主張が強い傾向が高いですが、被毛タイプにより個体差があります。


・カニーンヘンダックスフンド

生後15か月経過した時点で、胸囲30cm以下・体重3.5kg以下。ダックスフンドの中で最も小さな品種です。日本で徐々に人気が高まっており、近年では毎年6000頭ほどのカニーンヘンダックスフンドが登録されています。成犬に育った後に胸囲がミニチュアダックスサイズになることもありますが、その場合は変更登録することが可能です。でも、ショードッグとして出場しない限りは特に気にしなくても良いでしょう。小さくて飼いやすいと思われがちですが、他のサイズに比べて猟犬としての性質が強く残っています。独立心が強く頑固な個体が多いので、しつけの難易度は他の品種に比べて高いと言えるでしょう。被毛タイプにより個体差が出るのは他サイズと同様です。


・被毛タイプによる性格の違い

ダックスフンドは、被毛タイプによる性格の差が出やすい犬種です。被毛が短いスムースヘーアドは、陽気で明るく忠実で感情表現が素直。ロングヘアードは甘えん坊でフレンドリーな愛玩犬気質。ワイヤーヘアードは気が強くて頑固で活発。被毛タイプが違えば生まれつき備わっている性質も異なります。全ての個体が当てはまるわけではありませんが、このような傾向が強く出やすいということを覚えておきましょう。

全品種共通!胴長短足ボディを守る飼育方法のコツと注意点

・椎間板ヘルニア予防を意識した飼育環境を作る

ダックスフンドは、先天的に椎間板ヘルニアを発症しやすい軟骨異栄養性犬種です。胴が非常に長いので、背中から腰にかけて大きな負荷がかかります。全犬種の中でも、椎間板ヘルニアを最も多く発症する犬種なので、長い胴体を守る飼育環境作りが大切です。滑りやすい床にはカーペットやマットを敷き、背骨への衝撃を和らげると同時に転倒を予防します。段差のある場所には、スロープを設置するくらいの配慮が必要です。階段の上り下りは大きな負担になりますので、飼い主や家族が抱いて移動させましょう。段差が多い部屋は、ダックスフンドの体型には向いていません。バリアフリーで歩きやすい飼育環境を作ってあげましょう。


・無理のない運動で筋肉質な体を作り背骨を保護

椎間板ヘルニアを予防するには、自らの筋肉を鍛えて背骨を保護できる体作りが重要ポイント。生後4か月頃が散歩デビューに適しているので、屋外運動を取り入れていきましょう。個体の大きさにもよりますが、1日30分ずつ2回・合計1時間くらいの散歩時間が理想的です。足が短い犬種なので、散歩スピードは比較的ゆっくりでかまいません。生後1年に満たないうちは体が未熟なので、リードを強く引っ張るような行為は避けましょう。段差があれば抱き上げた方が無難です。好奇心旺盛なので自ら挑もうとする子も多いですが、リスクを考えるとあまりおすすめできません。自由運動させるときは、ドッグランや広い公園などの平坦な場所を選んでください。毎日1時間ほどかけて無理なく運動させ、引き締まった筋肉質な体を作ることが椎間板ヘルニア予防に繋がります。


・散歩中の熱中症、ノミやダニなどの害虫に要注意

ダックスフンドは、地面からの距離が非常に短いので、地面の熱がすぐに伝わります。人間が少し暑いと感じる程度であっても、ダックスフンドにとっては深刻な暑さです。地面が熱を帯びている日は、散歩を控え室内運動に切り替えましょう。散歩コースはコンクリートやアスファルトを避け、芝生の多い場所を選ぶ方がおすすめです。これは全ての犬種に言えることなのですが、雑草からの距離が近くなれば、ノミやダニが付きやすくなります。散歩の際は、必要に応じてドッグウェアで保護してあげましょう。運動で筋肉を付けることはとても大切なことですが、熱中症や害虫にだけは気を付けなければなりません。必要以上に体力を消耗したり、皮膚疾患を誘発したりなど、屋外には危険なことがたくさんあります。飼い主が正しく判断し、個体に応じた運動を取り入れるようにしましょう。

ダックスフンドは、サイズと被毛タイプのバリエーションが豊富な人気の高い犬種です。でも、生まれつきの体質による病気を防ぐため、生活環境に気を配らなければならないことも多いということも理解しておきましょう。それぞれのタイプが持つ性質を喜んで受け入れ、遺伝疾患から守る努力を怠らない人には、おすすめできる犬種です。陽気で明るいダックスフンドとの暮らしを考えてみませんか?

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