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タンポポの在来種は最近見かけない?

2019-03-01

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タンポポと言うと、多くの人が親しんでいて馴染み深い花でしょう。ただ、以前見ていたような在来種の黄色のタンポポがあまり見かけなくなっていると言われています。私たちがよく知っているはずの、タンポポの品種についてもっと詳しく見てみませんか。

タンポポの品種にはどんなものがある?

タンポポは、キク科タンポポ属です。ユーラシア大陸に広く分布しているので世界的にも知っている人が多い花です。英名で「ダンディライオン (dandelion)」というのを聞いたことがある人も多いでしょう。 タンポポは、黄色の花とギザギザした葉っぱが特徴ですが、ギザギザした葉がライオンの牙のように鋭いということから、ライオンという名前が付いていると言われています。海外では、葉っぱの方が印象的だったりする花でもあるようですね。 そして、タンポポには、古くから日本にあった在来種と海外から入ってきた外来種があるのは有名でしょう。その在来種と外来種の違いは一体どこにあるのでしょうか。

在来種と外来種の違いはどんな所?

タンポポの在来種と外来種の違いは、どんな所なのかについて詳しく見ていきます。在来種は、開花期間が春に限られていて、短い期間に咲いて、あまり沢山の種類がありません。背が低いのが特徴です。また、限られた場所にしか育てないとも言われます。 それに対して、外来種は、夏でも咲いていることが多く「セイヨウタンポポ」と呼ばれていることが多いでしょう。春のタンポポとしてよく親しまれてきたのは在来種で、夏にも見られるのは、外来種と分けることができますね。

西洋タンポポは、コンクリートのちょっとした隙間でも育つことができるのも特徴です。よくこんな所にも映えていると、都会のコンクリートの隙間から生えているタンポポを見かけますが、「セイヨウタンポポ」だと思うといいでしょう。 「セイヨウタンポポ」は悪い環境と言える、例えば乾燥している所や植物があまり育たないアルカリ性の土でも育つことができます。あまり植物が育たないと言われるような場所でも育てることができる貴重な植物、花とも言えます。 ただ、「セイヨウタンポポ」にも弱点があって、寒さに弱いのが特徴です。春の初め頃から初夏にかけて、寒かったり温かかったりを繰り返す三寒四温の気候では育つこともままなりません。つまり、「セイヨウタンポポ」も、それほど強い丈夫な植物とも言えないことになりますね。

外来種「セイヨウタンポポ」が在来種を駆逐している?

よく、外来種「セイヨウタンポポ」が在来種を駆逐して、今では在来種があまり見かけなくなったと言われています。しかし、それは本当なのでしょうか。「セイヨウタンポポ」は確かに育つ環境が広いために、あちこちで見かけることが多くなっています。そして、春でない時期にも咲いているのでよく目にします。 しかし、だからといって、在来種のタンポポが減っているのかというと、そうでもないようです。セイヨウタンポポが広く分布するようになっただけで、在来種もきちんと残っています。山の中の自然が沢山の場所に行けば、昔ながらのタンポポが今もきちんとありますよ。 また、都市部に、背の低いタンポポの方がよく残っているということもありますよ。私達が「セイヨウタンポポ」を見る機会が多くなったために、在来種が少なくなったような印象を受けるだけだとも言えるようです。

「セイヨウタンポポ」と在来種を見分ける方法は?

そこで、「セイヨウタンポポ」と在来種の見た目の違いも気になりますよね。違いはどんな所にあるのでしょうか。見ただけで見分ける方法もご紹介します。 「セイヨウタンポポ」は、花弁を包んでいる根元の緑の総苞外片と呼ばれる部分が反りかえっていないのが特徴です。これが大きくクルリと反り返っているのが在来種のタンポポです。また、「セイヨウタンポポ」はめしべに花粉が付かなくても種ができる仕組みになっていて、繁殖力が強くなっているのも特徴ですよ。 最近では、また、この「セイヨウタンポポ」など外来種と在来種の雑種も見つかっていて、2つに分けられるという問題だけでも、なくなっています。いろいろなタンポポが出現することになってきていますよ。 「シロバナタンポポ」も時々見かけますが、「シロバナタンポポ」は、在来種で、関東より西の地域の、特に中国地方、四国、九州には多いタンポポです。白いタンポポは、外来種と間違いがちですが、在来種ですので知っておきましょう。

タンポポの品種を知って大切にしたい在来種

タンポポの品種についてご紹介しました。在来種と外来種がありますが、それぞれにいろいろな違いがあることがわかりました。タンポポについて、私たちが詳しく知ることも在来種を残すためには大事なことです。 昔ながらのタンポポの在来種は、春を呼ぶ花として、これからも大事にしていきたい花です。在来種が残っている所は、自然が残っている所とも言われています。これからも都会でも、自然を残しながら昔ながらのタンポポが楽しめるようにしていきたいものですね。

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