賢い犬種No.1の実力派!ボーダーコリーは初心者でも飼いやすい?

2019-03-01

関連キーワード

ボーダーコリーは、非常に賢く知性的なイギリス原産の中型犬です。カナダにあるブリティッシュコロンビア大学の研究によれば、全犬種の中でも群を抜いて知能が優れている「最も賢い犬」として発表されています。ボーダーコリーの祖先は、8世紀~11世紀頃から牧羊犬や番犬として活躍していました。当時はまだ「ボーダーコリー」という犬種名が付けられていませんでしたが、作業能力は高く評価されていたそうです。では、家庭犬として迎えた場合はどうなのでしょうか?高い知能を持っているということは、自分の意思で判断して行動する能力の質も高くなるからです。ボーダーコリーは、そのケースにぴったり当てはまる犬種と言えます。育て方さえ間違わなければ、聡明で責任感のある素晴らしいパートナーになってくれることでしょう。賢くて知性的なボーダーコリーの魅力と、育て方のポイントについてご紹介します。

スポンサー

ボーダーコリーの特徴と性格

・知能と運動能力が高くスタミナ抜群 ボーダーコリーの祖先は古くから牧羊犬や番犬などの作業犬として活躍していました。知能が高いことが注目されがちですが、身体能力も非常に高くスタミナもあります。牧羊犬としての能力で凄いのは、一般的な牧羊犬に多い「羊の足を噛んで言う事を聞かせる」という原始的な方法を行わないことです。飼い主の口笛やホイッスルによる音声コマンドを確実に聞き分け、眼力と優れた身体能力を駆使して、羊の体を傷つけることなく威圧感のみで群れを操ることができます。家庭犬として迎える場合は、持ち前の能力を上手く引き出すことが大切です。人間の言葉を250以上も理解可能だと言われるほど賢いので、主従関係をしっかり築くことができれば、訓練はとてもスムーズ。発音が似ている単語でも発声時の微妙なニュアンスによって聞き分けられる能力があり、知能は人間の2歳児に相当すると言われています。毎日の運動量は大型犬に匹敵するので、散歩時間は1日当たり2時間以上必要です。体の大きさは、体高46cm~56cm・体重14kg~20kg程度。平均寿命は10歳~17歳くらいで、体格が大きいほど短命になる傾向が高いとされています。 ・人と共同作業するのが好き!飼い主を見極める聡明な性格 ボーダーコリーは非常に聡明で、主と認めた人と共同作業することを好む作業犬です。ベタベタ甘やかして育てるような愛玩犬ではありません。飼い主の行動や自分に対する接し方を観察し、主としての資質があるかどうか注意深く見極めます。もし、自分より格下だと判断した場合、飼い主の手に負えない困った性格の子に育つケースもあるようです。ボーダーコリーの賢さは、人にとって都合の良い方向に働くとは限りません。知能が高ければ高いほど、自分で考えて判断し行動することが可能となるので、狡猾な面も表に出やすくなります。日本では多くの場合「家庭犬」としての位置づけになりますが、飼い主や家族を見極めて操る能力も高いということを覚えておきましょう。そのため、初心者が気軽に手を出すのはおすすめできません。犬の飼育に慣れていて、しつけや訓練をしっかり行える人が育ててこそ、ボーダーコリーの良さをフルに発揮させることができます。番犬としての能力を持ち合わせているので、警戒心は高めです。不審者の侵入などは素早く察知して飼い主に知らせてくれます。

子犬期のしつけがボーダーコリーの将来を大きく変える

・子犬期から主従関係をしっかり築くことが絶対条件 ボーダーコリーと暮らす上で、主従関係をしっかり築くことは絶対条件です。生後2~3か月くらいの子犬期から、基本的なしつけを始めなければなりません。成長に伴い知能がどんどん発達していきますので、ボーダーコリーの狡猾さが出てしまう前に上下関係をはっきりさせましょう。飼い主以外に家族がいる場合も同様です。自分が最も格下であると教え込まなければ、将来的に悪知恵の働く手に負えない子に育つ可能性が高くなります。知恵がついてくると、相手の行動によって接し方を変えるのはもちろん、その行動によって導き出される結果まで予測することが可能です。例えば、いけないことをして叱られた場合は、その相手によって「どこまでやったら叱られるか」を見極めようとします。つまり、自分にとって最も都合の良い答えを導き出すことができるほど賢いのです。家族によって微妙に態度を変えるのはどの犬種にも良くあることですが、その先にある結果まで見越して学習する能力が高いので、子犬のうちにしっかり制御できるようにしておきましょう。 ・しつけと訓練を正しく行えば優秀な家庭犬に育つ 子犬の頃から基本的なしつけと訓練を怠らなければ、ボーダーコリーは非常に優秀な家庭犬に育ちます。とても聡明な犬種で物覚えが良く理解力もあるので、しつけに苦労することは少ないでしょう。正しく訓練されたボーダーコリーは、コマンド通りの見事なプレイを見せてくれます。家庭犬として育てる場合は、アジリティなどのドッグスポーツに参加させるのもおすすめです。ボーダーコリーの持つ知性と身体能力を良い方向に引き出すことができる上に、飼い主と共同作業を行う充実感を与えることができます。文武両道を兼ね備えたボーダーコリーは、ドッグスポーツにとても向いている犬種です。お互いの信頼関係を深める良い機会になりますので、積極的に参加してみましょう。 ボーダーコリーは、高い知能と運動能力を持つ優れた中型犬です。初心者が手を出すには敷居が高いですが、犬の飼育経験がある人ならばプロの指導を受けて正しく育てることも可能だと言えます。知性的で有能なパートナー犬として、ボーダーコリーを迎えてみませんか?

スポンサー

    ▲ページトップ