愛犬の年齢をしっかり見極めよう!ライフステージに応じた健康管理とは?

2019-03-04

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愛犬の年齢を尋ねられたとき、多くの飼い主は人間換算で答えます。そして、人間に例えると何歳くらいなのかをいつも気にかけていることでしょう。一昔前まで、犬の年齢は全犬種共通で大雑把に考えられていたのですが、近年では犬種ごとのサイズに分けて換算する方法が推奨されています。
犬は、人間とは比べものにならない速さで成長し、悲しくなるほど短い年月で老化してしまうペットです。だからこそ、愛犬の年齢を常に見極めることが、愛犬の将来を大きく左右します。犬年齢をきちんと把握し、ライフステージに応じて育て方や付き合い方を見直すことはとても大切です。可愛がるだけではなく、愛犬の将来を見据えた健康管理を考えてみませんか?

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犬の年齢換算はサイズで変わる!あなたの愛犬は何歳ですか?

犬の年齢換算は、小型犬・中型犬・大型犬に分けて考える方法が一般的です。犬種による体格差で、成犬に育つまでに要する年月や、老化スピードが大きく異なります。あなたの愛犬は何歳ですか?


・子犬期~若年期(生後1年くらいまで)
生後3か月:小型犬と中型犬は5歳、大型犬は3歳。

生後3か月頃は、新しい家庭に迎えられることが多い時期。人間に例えると、幼稚園に通っている年頃のあどけない幼児です。見るものや触れるものを通して、毎日新しい発見をしながら、すくすくと成長していきます。楽しいことや怖いこと、良いことや悪いことなど、生きる上で必要なことをどんどん学びながら吸収できる社会期です。

生後1年:小型犬と中型犬は17歳、大型犬は12歳。

昔は、生後1年ほどで成犬になるという考えが定着していました。でも、近年の年齢換算では、小型犬と中型犬は思春期真っ盛りの若年期です。大型犬は寿命が短い犬種が多いのですが、成長スピードはとてもゆっくり。人間に例えると、ようやく小学校を卒業できる年頃です。


・成犬期(生後6年くらいまで)
生後1年6か月:小型犬と中型犬は20歳、大型犬は16歳。
生後2年:小型犬と中型犬は24歳、大型犬は19歳。
生後5年:小型犬は36歳、中型犬は38歳、大型犬は40歳。

生後1年半で、小型犬と中型犬は成犬になります。大型犬は、まだまだ成長する犬種がほとんどです。生後2年ほどで、全ての犬種が立派な成犬に育ちます。この頃は、肉体が成熟していて身体能力MAXなので、活動的になる傾向が高いようです。犬種や個体差にもよりますが、性格が落ち着いてくるのも2歳くらいが多いとされています。生後5年の犬を人間に例えると、働き盛りのエネルギッシュな大人です。


・シニア期(生後9年くらいまで)
生後7年:小型犬は44歳、中型犬は48歳、大型犬は54歳。
生後9年:小型犬は52歳、中型犬は58歳、大型犬は68歳。

生後7年を超えると、肉体の衰えや学習能力の低下など、老化による影響が目立つようになります。人間に例えると、生活習慣病が気になってくる中高年世代。食事や運動による体調管理をきちんと行わなければならない年齢です。シニア期の過ごし方ひとつで、将来の健康状態や寿命が大きく変わります。生後9年になると、大型犬は老犬年齢に突入するので体調不良に要注意です。


・老犬期(生後10年以降)
生後10年:小型犬は56歳、中型犬は63歳、大型犬は75歳。
生後14年:小型犬は72歳、中型犬は83歳、大型犬は103歳。

生後10年になると、小型犬はシニアに近い年齢ですが、中型犬や大型犬の場合は寿命を全うする個体が増えてきます。毎日の食事や生活習慣など、年齢や体調に応じてこまめに見直していかなければなりません。生後14年を超えると、全ての犬種が老犬です。動物病院での定期的な健康診断に加え、介護の必要性についても考える時期に突入します。愛犬の体に負担のかからない生活環境作りを心がけ、精神的にも肉体的にもストレスの少ない暮らしが続けられるようにサポートしましょう。

犬のライフステージに応じた飼育環境と健康管理

・子犬期~若年期
肉体と精神がどんどん成長する時期です。高タンパク高カロリーな栄養バランスの良い食事を与え、犬種や月齢に適した運動で筋肉質な体を作っていきます。ワクチン接種終了後に散歩デビューする子犬が多いのですが、この頃は既に社会期を終えているので、初対面の相手に対して警戒心を抱く子が少なくありません。
できれば、生後12週頃から外の空気に触れる機会を与え、屋外を体感させてあげましょう。ワクチン接種が未完了の時期なので、キャリーや抱っこなどで子犬をしっかり保護し、他の犬とは接触させないようにします。生後14週を過ぎると社会期が終わってしまうので、基本的なしつけや訓練は子犬期から積極的に始めましょう。


・成犬期
成犬期は、肉体が立派に成熟して最も健康的です。成犬期の運動でがっちり筋肉質な体を作ることは、将来の健康貯金。運動好きな犬種であれば、毎日の散歩に加え、ドッグランや公園で伸び伸びと遊ぶ楽しさを教えてあげましょう。食事は、体格や年齢に応じて調整していきます。太りづらい時期ではありますが、犬種によっては若いうちから肥満気味になることもあるようです。
お腹や腰回りを触ってみて、余分な脂肪が付いているようであれば肥満気味。食事内容の見直しや減量が必要になります。成犬になると知能の使い方が大人びてくる犬種も多いようです。家族の様子を観察してから物事を判断したり、自分の意思を頑固に貫いたりなど、子犬とは違った気難しさが出る子もいます。困った行動が目立つ場合は、「良いこと」と「悪いこと」の区別をはっきりさせ、一貫したルールで教えていきましょう。


・シニア期
肉体的な老化が始まり、犬種によっては肥満体質になりやすい時期です。太り気味になったら高タンパク低カロリーな食事にシフトし、体格に応じた理想体重を維持できるように調整していきましょう。犬種ごとに大まかな理想体重がありますが、最もおすすめなのは獣医師に判断してもらうことです。
近年は犬の生活習慣病が急増しているため、肥満予防に積極的な動物病院が多くなりました。健康診断やワクチン接種の際に、食事管理について指導してもらいましょう。シニア期になると運動能力が衰え始めるので、飼育環境を見直していきます。滑りやすい床・上りづらい段差など、体への負担が大きい場所は、無理なく過ごせる環境へ改善するのが理想的です。老化による影響が思わぬ事故に繋がる危険もあるので、屋外運動の際は十分に気を付けましょう。


・老犬期
年齢を重ねるごとに、老化が目立ってくる時期です。去年できたことが今年はできない、といったことが毎年起こるようになるでしょう。目や耳も徐々に悪くなっていきます。その様子に気付いたときは、愛犬を不憫に思うのではなく「今できることを少しでも長く持続できる」ように考えてあげてください。
散歩でつまずくことがあれば、歩きやすい道を探して導く。室内にある段差にはスロープなどを設置して平坦に。食事が進まなければ、食べやすいフードを試してみる。このような日々の小さな積み重ねで、愛犬の老後は穏やかで暮らしやすいものになっていきます。健康診断をこまめに受け、体調の変化に応じた細やかなケアで、愛犬をやさしくサポートしてあげましょう。

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