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多種多様の効能で人気のいわき湯本温泉

2019-03-04

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福島県いわき市にある湯本温泉の歴史は奈良時代と古く、鶴の伝説が残っています。
この地はその時代は佐波古と呼ばれており、旅人二人が佐波古を訪れた際、傷ついた丹頂鶴が湯気の立ち上る泉で湯浴をしているところに遭遇。
可哀想に思った旅人が鶴の傷口を泉で丁寧に洗ったところ鶴が元気に旅立ちました。その日から数日後鶴が高貴な美女となり、二人の元に現れ巻物を授けました。その巻物には「この佐波古のお湯を開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」とあり、二人はその後湯本温泉を開き、現在の湯本温泉があると言われています。

湯本温泉は湯量が十分ではない時代もありましたが、1976年に炭鉱閉山後炭鉱跡で原泉ボーリングを行った後は大量の湯が確保できるようになり、常盤湯本温泉からいわき湯本温泉と名前が変わりました。 いわき湯本温泉が千年以上愛され、親しまれ、利用されている最大の理由は多種多様の効能がある事。 日本全国には多くの温泉がありますがいわき湯本温泉の泉質は全国でも珍しい混合泉の含硫黄―ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。 常盤地内の地下およそ50メートルからくみ上げており、毎分5トンもの湧出量を誇ります。
源泉温度は気温20度で58・3℃。完全放流式で地下を通り、各施設に配湯されています。無色透明で微弱塩味があり、硫化水素臭がありますが、においは殆ど気になりません。 美肌作用と解毒作用・末梢血管拡張作用があり美人の湯としても人気の他、血圧を低下させ、動脈硬化や高血圧予防に役立つため、心臓の湯とも言われています。 また、保温効果も高く、冷え性の方や高齢者にも良いため、熱の湯としても人気です。

いわき湯本温泉の活性化に貢献!フラ女将とは

福島県いわき市というと映画フラガールで一躍有名となった場所。スパリゾートハワイアンズは日本にいながらハワイ気分と素敵なフラダンスショーが楽しめると全国的に知られています。 それに合わせ、いわき湯本温泉・湯の華会から誕生したのが宿の女将さんたちが結集しフラを踊るフラ女将です。
東日本大震災の後、観光客が減り、女将さんたちが町おこしのために始めました。着物姿で様々なイベントで踊るフラ女将たちの艶やかで明るい笑顔で踊る着物姿のフラダンスは訪れた観光客を魅了し、大いに楽しませてくれます。

特に有名なのが毎年行われるフラの町オンステージ。
女将たちの着物フラダンスが5〜9月までの間は月に1度のペースでいわき湯本温泉鶴の足湯広場にて観ることが出来ます。 和の文化とフラの融合は圧巻!その魅力にはまり毎年いわき湯本温泉に訪れるリピーターは数多く存在します。
最近ではさらなる活性化、賑わいづくりに向け、旅館の従業員やいわき市職員による男性のフラダンスチームであるフラ男子も誕生しました。 こちらは着物ではなくスーツdeフラと銘打ち、踊りの数と活動の場を増やしています。 原発事故の風評の影響をはねのけ、イメージアップを図り、現在は観光客が確実に増えてきています。

地元の方・観光客から愛される鶴の足湯

いわき湯本温泉には愛される代表的な足湯が3つあります。 1つはJR常盤線湯本駅構内にある足湯。
ちょっとした時間で足の疲れをほぐし、身体全体もあたたまり、元気になること間違いなし。 嬉しいことにテーブルとインターホンがあり、インターホンを押して飲物などを注文することが出来ます。 出前をしてくれる心憎い設定。アイスコーヒーのほか、軽食やビール迄注文可能です。
電車を待っている間に足湯が出来ると大好評。 駅構内でほっこり気分を堪能できることはめったに体験できることではないので、おすすめです。 また、湯本駅の改札を出てすぐ、ロータリーの右側にも誰もが入れる足湯があります。

名前は「愛情物語 足湯」。温度はそれほど高くないので小さなお子様も安心して入ることが出来ます。 冬などは靴下を脱ぐのに勇気が必要ですが、入ってしまえばじんわりと足から身体中がぽかぽかになり、心身共に癒すことが出来ます。 入る時には出た時に足を拭くタオルが必要。バックに入る小さめのタオルを持参しましょう。 JR常盤線湯本駅から徒歩で7〜8分の所にあり、地元の人からも愛され、観光客からも喜ばれているのが無料で誰でも楽しむことが出来るのが鶴の足湯です。

嬉しいことに中央には車椅子の方も一緒に温泉を楽しめる手湯があります。
また、ペットも入れる足湯場があるのでペットと一緒に旅行に来た方、犬のお散歩の途中の方も愛するペットと一緒に足湯を楽しむことが出来ます。 足湯の湯船は丸い湯船なのでまるでコタツに囲んでいるような雰囲気が魅力です。
訪れた方誰もが気軽に立ち寄ることが出来、自然と会話を楽しめる憩いの場。 老若男女問わず笑顔になれる今の時代にはとても貴重な存在と言えます。
足湯の他に「さはこの」という日帰りの入浴施設も人気。 共同浴場で江戸時代末期の建築様式となっており、何とも風情のある素敵な建物となっています。打たせ湯のある岩風呂の宝の湯、そして八角形の形のヒノキ風呂の幸福の湯があり、男女日替わりで入れる形式となっています。 料金は大人230円、小人90円と格安。情緒あふれる魅力的な建物の中で楽しめるお風呂は旅の疲れを心からほぐすことが出来ます。

このようにいわき湯本温泉は訪れた瞬間から温泉モードに入り、温泉三昧の散策を楽しむことが出来ます。 日頃頑張っている自分にごほうびとして魅力いっぱいのいわき湯本温泉に訪れてみてはいかがでしょうか。

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