編み物

細編みマスター!細編みで編む小物入れ

2019-03-13

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かぎ編みをはじめて一番よく使うステッチといえば『細編み』でしょう。
色んな編み目に挑戦していくうちに、基本の編み目の要点がなんとなくぼやけていませんか?
細編みは基本ですが、ほかの編み目より小さいので同じルールで編むと残念な仕上がりにもなりかねません。基本の細編みの円形、円柱の編み方を詳しく見ていきましょう。
最後には細編みで作る小物入れの編み図もご紹介します。

細編みの円柱の編み方

円柱の編み方は、過去記事『編みぐるみのお悩み解決策!』でもご紹介した、段のつなぎ目がゆがんでしまうトラブルの解決策1と同じ方法で編んでいきます。『各段の最初の目を見極める』がカギです。さらに詳しく見ていきましょう。

円柱を編んでいくとだんだんとつなぎ目が左に寄っていくことがあります。その原因は立ち上がりの次の最初の目を入れる細編みを見落としてしまうことにあります。最初の目を見落とすので最後の拾わなくてよい目を編んでしまい、次段の最初の目もずれていくことで段々と左に寄っていきます。段の始めは、立ち上がり一目になりますが、この一目は数には数えません。段の最後に引き抜き編みをこの立ち上がりに編み入れて段を閉じます。
この立ち上がりをしっかり区別できれば隣の細編みが最初の目であることがわかります。この区別をしっかりするために、段数マーカーを使いましょう。段数マーカーを立ち上がりに毎回付け替え、段を閉めるときの引き抜き編みの目印にします。

細編みの円形の編み方

円形を編むときに起こりやすいトラブルとして、つなぎ目が斜めにずれていくことと、円形を編み進めるにしたがって角ができていく2点があげられます。それぞれひも解いてパーフェクトな円形を編んでみましょう。

真っ直ぐなつなぎ目にするには

円形のつなぎ目を真っ直ぐにするには、コツが2つあります。一つは前項の円柱の編み方同様、『各段の最初の目を見極めること』。2つ目は、『増やし目を段の最初の目に持ってこないこと』です。
円形の外径を大きくしていくには『細編み2目を編み入れる』で目の数を増やします。そして『細編み2目を編み入れる』の間を細編みで埋めていきます。
左は『細編み2目を編み入れる』を最初に編んで細編みの数を一つづつ増やしていった例です。引き抜き編みのつなぎ目の部分がだんだんと左に傾いているのがわかります。右側は逆に、細編み一目を最初に編み入れてから、『細編み2目を編み入れる』を施しています。
最初の目に細編みを一つだけ編み入れて1目目の負担をへらすことでつなぎ目が真っ直ぐになっていく様子が見えますね。
さて、細編み一目を最初に入れるとつなぎ目は真っ直ぐになりますが、なんだか角ばっています。次にきれいな円形を作る方法をご紹介します。

『細編み2目を編み入れる』の編む場所を段ごとにずらす

『細編み2目を編み入れる』の場所が段違いで重なってしまうと円に角ができてしまします。一段では分かりづらいですが段数を重ねていくとこの差が積もって目立ってきます。この差を拡散させるために『細編み2目を編み入れる』の位置をずらしましょう。その方法は編み図をみて確認してください。

細編みで編む小物入れ

先ほどの細編みの円形と円柱の編み方で作る小物入れです。編みぐるみをいずれ始めてみたい方の練習にもお勧めです。細編みと引き抜き編み、くさり編みだけでできます。
上部には穴をあけて取っ手部分も作りましょう。

1〜11段目:底部分(円形)
12段目〜:円柱部分
31段目:取っ手部分編み込む

1段目(6目):輪を作り、細編みを6目編み入れます。最初の細編みに引き抜き編みをして1段目を閉じます。
2段目(12目):立ち上がり1目編みます。同じ部分に細編みを2目編み入れます。残りの4目にも細編み2目編み入れます。最初の立ち上がりに引き抜き編みをして2段目を閉じます。
3段目(18目):立ち上がり1目編みます。同じ穴に細編みを1目編み入れます。この段からは一つ目の編み目に「細編み2目編み入れる」は施しません。編み図のように3段目以降も「細編み2目編み入れる」の位置をずらしながら段数を重ねていきます。
4段目(24目)、5段目(30目)、6段目(36目)、7段目(42目)、8段目(48目)、9段目(54目)、10段目(60目)、11段目(66目)
11段目の引き抜き編みを終えたら、円柱部分を編みます。
12段目以降の円柱部分は編み目の数は変わることはありません。前述の円柱を編むコツを参考にただひたすら段数を重ねていきます。
31段目では取っ手部分の穴を作ります。31段目の12目までは細編みを通常通り編みます。12目まで編んだら、くさり編みを10目編みます。10目を飛ばして11目に細編みを編みます(23目)。さらに44目まで編み、10目のくさり目を作ります。くさり目の数だけ目を飛ばします。最後の、目まで編んで次の段に移行します。
次の段でも通常通り針を進めます。前段の31段目で編んだくさり目ではくさり目ごとすくって、細編みを10目編みます。残りも同様に編みすすめて35段目まで編んだら、同じく立ち上がりのくさり編みに引き抜き編みを施して、糸を閉じます、端処理をします。

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