ミニチュアピンシャーは好奇心旺盛でエネルギッシュな小型犬

2019-03-24

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ミニチュアピンシャーは、スクエア型のしなやかなスレンダーボディが美しいドイツ原産の小型犬です。
ドーベルマンを小さくしたような容姿をしていますが、歴史はミニチュアピンシャーの方が古く、17世紀~18世紀頃には誕生していたとされています。ちなみに、ドーベルマンの誕生は19世紀の後半。誕生までの交配過程が異なる全く違う犬種です。ミニチュアピンシャーの性格は、とても好奇心旺盛でエネルギッシュ。小さな体をフルに使い、元気よく活発に動き回ります。
面白そうなものを見つけて遊ぶことが大好きな明るい性格の犬種です。飼い主に忠実で勇敢なので、番犬としても申し分ありません。

小さな体をフルに使って活動的に生きるミニチュアピンシャーの魅力と、育て方のポイントについてご紹介します。

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ミニチュアピンシャーの特徴と性格について

◇すらっと細身の筋肉質で運動能力が高く丈夫な体質

ミニチュアピンシャーは、四肢が細長いスクエア体型が特徴的。無駄な脂肪がなく引き締まった筋肉質ボディは、滑らかで光沢のある美しい短毛に包まれており、全体的にスタイリッシュで洗練されたイメージです。運動能力が高くスタミナもあり、多くの運動量を必要とします。
散歩時間は1日30分~1時間くらいが目安で、個体に応じて距離や時間を調整すると良いでしょう。しなやかな体を上手に使いこなして活発に動き回り、休むことを知らないのではないかと思えるほどエネルギッシュ。体は小さいですが、体力は大型犬に匹敵すると言われるほどタフな犬種です。体質は強く丈夫で健康的。
短毛のシングルコートで暑さや寒さには弱いので、その点だけは注意する必要があります。特に、飼育環境が寒すぎるのはいけません。血行不良で体が冷たい状態が続くと耳が壊死してしまうことがあるので、十分な配慮が必要です。
体の大きさは、体高25cm~30cm・標準体重4kg~6kg程度。平均寿命は12歳~14歳くらいです。

◇好奇心旺盛で遊び好き!警戒心が強く大胆で勇敢な性格

ミニチュアピンシャーは、好奇心が非常に強く、初めて見るものに強い興味を示します。
警戒心が強い犬種なのですが、大胆で勇敢な性格が前に出ることが多いようです。強い好奇心は、部屋の中にあるものや犬用玩具に対してだけでなく、屋外でも強く発揮されます。散歩中に面白そうなものがあれば飼い主のことを忘れて突進することもしばしば。初めて訪れる場所でも物おじすることなく、興味津々で探索しようとします。
室内では元気良く遊びまわる姿を笑って見ていられるのですが、屋外での過剰な好奇心は命取りになることがあるので、飼い主がきちんと制御しなければなりません。室内にいるときは、玄関のドアに近づかないように注意しましょう。
ドアの向こう側に面白そうなものを見つけたら、そのまま脱走してしまう可能性があります。持ち前の好奇心と大胆さが裏目に出ないように気を配りましょう。

◇外交的でも社交的ではない?

ミニチュアピンシャーは、興味をそそられることがあれば、大胆に行動する外交的な性格です。
運動能力や体力が優れているので、散歩コースの開拓にも挑戦しようとします。でも、社交的な性格ではありません。初めて触れるものや場所には興味を持ちますが、始めて出会う相手には警戒心を剥きだしにします。
これは、ミニチュアピンシャーの番犬気質が強く出るためです。飼い主や自分の身を守るための本能に抗うことはできません。さらに、大胆な性格が前に出ると、相手に怪我を負わせてしまうこともあります。そのため、散歩中には十分な配慮が必要です。自分にとって不利なことや好ましくないことをされた場合にも攻撃的になることがあるので、小さな子供など無邪気な家族との同居は避けた方が良いでしょう。
無駄吠えする子が多くしつけが難しいので、初心者にもおすすめできません。ミニチュアピンシャーの性質を良く理解し、しっかりと主従関係を築ける人に向いています。

問題行動を起こしづらい健康的な子に育てるには?

◇吠え癖と噛み癖について

ミニチュアピンシャーは、吠えたり噛んだりする困った癖がつきやすい犬種です。そのため、甘やかすと問題行動を起こしやすい子になってしまいます。ミニチュアピンシャーを良い子に育てるには、強いリーダーシップで確固たる上下関係を築くことが大切です。
悪い行いをしたら、目を見ながら短い言葉でわかりやすく叱ってください。遊んでいるときに噛み付いたら、その遊びを中止します。無駄吠えや要求吠えが始まったら無視。トイレを粗相したら無言で片付けて無視してください。
トイレが成功したときや、噛むことを止めたときなど、行動に改善が見られたら思い切り褒めてあげます。ミニチュアピンシャーは学習能力が高い犬種です。良いことと悪いことの区別をはっきりさせることで、吠え癖や噛み癖の少ない良い子に育てていきましょう。

◇脱走は制御するより防御で対応

好奇心が非常に強い犬種なので、家の中から飛び出し脱走してしまうこともあるようです。
この性質を制御することは難しいので、外への出入口に通じる場所へ侵入できないように環境改善します。散歩など外出させる際は、必ずリードやハーネスを付けた後に部屋から出しましょう。
動物病院へ連れて行くときも同様です。飼い主の腕からするりと抜けて脱走する可能性があるので、しっかり繋いでおいてください。万が一の場合に備えることで、脱走を未然に防ぐことができます。

◇運動時の骨折や脱臼に注意!毎日のお手入れは簡単

骨が細い華奢な体格なので、運動中の事故には十分気を付けましょう。室内の床にはマットやカーペットを敷いて走りやすくし、転倒を防ぎます。
散歩コースは歩きやすい地面の道を選び、広い場所で運動させるときは芝生の多い公園やドッグランが理想的です。ワクチン接種や健康診断などで動物病院を受診する際は、骨と関節に異常がないかチェックしてもらうことをおすすめいたします。抜け毛が少ない短毛シングルコートなので、毎日のお手入れは簡単です。温かいタオルで拭き軽くブラッシングするだけで、美しく健康的な皮膚と被毛を保つことができます。シャンプーは月1回程度で十分です。

ミニチュアピンシャーは、小さな体で元気よく活発に遊び回ることが好きな可愛い小型犬です。しつけの難易度は少々高めですが、上下関係をしっかり築いて根気強く教えることで、問題行動を起こしづらい子に育てることができます。パワフルでエネルギッシュなミニチュアピンシャーを迎えて可愛い子に育ててみませんか?

監修:ソラノアンジュ
愛するペットと暮らす充実した幸せな人生。その素晴らしさをたくさんの人に伝えたくて、ペットライターの道を選びました。
長年の執筆経験で得た情報を元に、あなたの可愛いパートナーを探すお手伝いができれば幸いです。

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