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リコリスはヒガンバナの園芸品種の総称!色も種類も豊富です!

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リコリスというと、ピンとこない方もおいででしょうが、お彼岸の頃に咲くヒガンバナといえば、あの赤い花かと、その姿を目に浮かべることができるのではないでしょうか。
お彼岸の時期に咲くので、日本ではあまりよい印象を持たれていませんが、リコリスは鮮やかな赤色の細い花びらが優美なヒガンバナを含むヒガンバナ科の園芸品種の総称です。

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リコリスはヒガンバナ科の球根植物

リコリスは日本を含む東アジア原産のヒガンバナ科ヒガンバナ属の球根植物で、学名はLycorisと表記されています。日本でよく見かけるリコリスの品種は、ちょうどお彼岸の頃に咲き、お墓の近くなどによく植えられているヒガンバナで、イメージが悪いことで、厄病花とか幽霊花、地獄花、死人花など、縁起の良くない呼び名で呼ばれることがあります。

またリコリスは毒があることで、日本では昔、「この花に触れると死んでしまう」という連想が持たれていました。そしてお彼岸に咲くというイメージが重なり悲しい印象の花だと、リコリスの日本でのイメージはあまりよくありません。しかし欧米では縁起を担ぐ観念もなく、スパイダーリリーとかハリケーンリリー、マジックリリーなどと可愛らしい呼び名で呼ばれて親しまれ、リコリス園芸品種もたくさんです。

リコリスは開花後の秋に葉を出す種類と開花前の春に葉を出す種類がある

リコリスの葉は細く、花茎は30~70cm。その茎の先に5~10個の小さな花を四方八風に付けて咲きます。リコリスの開花の季節は7月中旬~10月中旬です。開花すると1週間ほどで枯れてしまいます。細くて美しい花びらは外側に反り返り、雄しべと雌しべが長く伸びて花の優美さに拍車をかけます。
リコリスは花の咲いた後の秋に葉を出す種類と、開花前の春に葉を出す種類があり、いずれも花が咲いている時期は葉は枯れており付いていないのがリコリスの特徴です。
花の咲いているときに葉がないので、細く伸びた茎の先に咲く花がより強調され美しく観賞できます。
日本では鮮やかな赤いヒガンバナの印象が強いので、リコリスの花は赤というイメージですが、園芸品種も多く赤、紫、ピンク、黄、オレンジ、白色など花を咲かせる種類があります。

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開花前の春に季節に葉を出す種類

花の咲く前の春の季節に葉を出すリコリスは、花弁がやや大きいピンクに近い藤色のナツズイセン、淡いピンク色をしたインカルナータ、リコリスの中で一番開花が早くオレンジ色の花を咲かせるキツネノカミソリなどです。これらの種類は春に葉が出て、花が咲く季節の前に葉は枯れています。

開花後の秋に葉を出す種類

花が咲き終わった後の秋の季節に葉を出すリコリスの種類は、お彼岸の頃に鮮やな赤い色の花を咲かすヒガンバナ(彼岸花)別名マンジュシャゲ(曼殊沙華)や、ヒガンバナとの交配種で白い花を咲かせるシロバナマンジュシャゲや、鮮やかな黄色い花を咲かすショウキズイセンなどがあります。
これらの品種は花が枯れたあとに葉がにょきにょきと出てきます。ちなみにヒガンバナ(別名マンジュシャゲ)はリコリスの和名にもされていますが、その呼び名の由来はお彼岸の頃に咲く花だからこのような和名が付けられたのだとか。そしてマンジュシャゲという呼び名は仏語から由来した呼び名だそうです。

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リコリスの上手な育て方

リコリスは害虫が付くこともなく、病気の心配もないとても育てやすい球根植物です。地植えのものは水やりの必要はほとんどなく、鉢植えのものも用土が乾いたらその時たっぷりと水を施すだけでよく育ちます。極端に乾燥すると花付きが悪くなるのでそのような場合は水を施すなど湿り気を与えてあげましょう。

リコリスは夏に球根を植え付け、秋に花を楽しむ球根植物です。球根の植え付けは7~8月に行います。生長すると球根から花茎が伸び花を咲かせます。
基本的にどのような場所でもよく育ちますが、通気性が悪いと球根が腐ってしまう場合があるので、鉢植えのものは鉢の底に軽石などの鉢底石をひいて通気性を良くします。
生長期は鉢植えのものなどは日当たりの良い場所に置いておくようにしましょう。花が枯れたら花房を花茎の上の方で切り落とします。
花房を切り落とすのは、そのままつけておくと種ができてしまい、余分な栄養を取られてしまうことを防止するためです。球根は花が咲き終わった後に生長するのでそのための栄養を失わないために花房を切ってしまいます。

葉が春に出る種類のリコリスは花が咲き終わると春の季節までなんの変化もありませんが、地下では球根が生育期に入っているので、枯れてしまったと思い掘り起こしたりせず、花の咲いている時期よりも乾燥に気を付け、水を施して生長を見守りましょう。

リコリスは寒さに強い花草なので、冬だからと特別な防寒対策する必要はなく、屋外でも冬を越せます。ただ種類によっては鉢をベランダなどに移動させた方がよい種類もあるので注意してください。

鉢植えの用土は市販の球根用培養土が簡単!

リコリス鉢植えに使う用土は、水はけがよく通気性のある土で適度な保水性のある土が最適ですが、ガーデニング初心者であるなら、市販の球根用培養土を利用すると便利です。赤玉土がある場合は腐葉土と牛ふん堆肥を7:2:1くらいの割合で使用するのもよいでしょう。
肥料は花の咲き終わった後に少量株元に化成肥料を施すと球根が大きくなります。チッソよりリン酸分とカリ分の多い肥料が最適です。

増やすときは分球して増やそう

リコリスを増やすときは増えた球根を掘り起こして、子球を外し分球して増やします。6~8月に花が咲き終わったら、株を掘り上げて分球します。子球は花が咲くまで2~3年かかる場合がありますが、球根が生長しているときは土壌が乾燥しないように水を施し、気長に待てば綺麗な花を咲かすことができます。

イメージを払しょくするようなリコリスの花言葉

日本ではお彼岸に咲く花という固定観念が強く、イメージの悪いリコリスですが、花言葉は「快楽」「誓い」「悲しい思い出」「再会」「情熱」「穏やかな美しさ」「独立」など、悲しみを払しょくするような花言葉も見受けられます。
リコリスは花の色によっても花言葉があり白いリコリスは「また逢う日を楽しみに」、赤いリコリスは「情熱」、黄色のリコリスは「深い思いやりの心」という花言葉を持ち合わせています。
厄病花とか幽霊花などと呼ばれるリコリスですが、花言葉はそんな暗いイメージを払しょくするような未来に続く明るい花言葉を持ち合わせています。

秋に楽しみたいリコリス!花弁は細くて上品、上手に育ててみよう

リコリスはお彼岸の時に優美に咲いているヒガンバナを含めたヒガンバナ科の園芸品種の総称で、球根植物です。育て方はガーデニング初心者でも簡単です。
害虫も付かず病気の心配もいりません。春に葉が出る種類と秋に葉が出る種類があり、いずれも花が咲いているときは、葉が枯れているので、花をダイレクトに観賞できます。
日本ではお彼岸に咲く花だというマイナスなイメージが残る花ですが、花言葉は暗いイメージを払しょくするような希望のある花言葉を持つリコリス。上手に育ててみませんか。

ペンネーム:Yoshidanz
ファームステイしたのをきっかけに農業生活にはまる。イギリスのオーガニックガーデニングを通信教育で勉強しながら、コンポースト造りと家庭菜園に挑戦。現在はニュージーランドの海沿いの丘陵地に土地を購入、ポタジェで有機野菜作りに励んでいる。

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