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星空撮影で準備したいものは?具体的な撮影方法も紹介!

2019-04-17

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夜間となる星空撮影は、日中の撮影とは違う方法が必要となります。
カメラ任せでは中々きれいな星空写真になり難いため、今回は星空撮影についての紹介です。
星空撮影にチャレンジしてみたいという方は、参考にしてみて下さい。

準備するもの

まずは星空撮影の前に準備するものの紹介です。

フルサイズデジタル一眼レフカメラ

当然ではありますが、星空撮影するにはカメラが必要です。
最近ではミラーレスカメラの人気が高まっていますが、バッテリーの減りが早いデメリットがあります。
星空撮影では長時間露光が必要になるシーンがあるため、バッテリーが長く持つデジタル一眼レフカメラのほうが使いやすいです。

デジタル一眼レフカメラのセンサーには、APS-Cサイズとフルサイズと大まかに分けて2つあります。
星空撮影に適しているのは、APS-Cサイズよりノイズが少ないフルサイズです。
さらにフルサイズには、APS-Cサイズより広角撮影に有利というメリットもあります。
これから星空撮影を始める方は、フルサイズデジタル一眼レフカメラを準備したいところです。

中にはニコンの「D810A」など、天体撮影向けのフルサイズデジタル一眼レフカメラもあります。
星空撮影のために新しいカメラを購入するのでは大変という方は、既に持っているカメラでも構いません。

広角レンズ

デジタル一眼レフカメラに装着するレンズも必要です。
星空撮影では焦点距離14mm〜35mmほどの広角レンズが適しています。
広角ズームレンズが1本あると便利ですが、F値の大きいものが多いです。
ノイズの少ないきれいな星空を撮影したい時は、明るいF値2.8以下の単焦点広角レンズがあると良いでしょう。

三脚

長時間露光が必要になる星空撮影では、手持ちでは難しいです。
カメラやレンズとともに、しっかりした三脚を準備しておきましょう。
三脚を購入する際は、カメラとレンズの重量に合ったものを選んで下さい。

リモコン

撮影時のブレはシャッターボタンを押した時にも発生しやすいです。
そんな時でもリモコンがあれば、シャッターボタン押しによるブレが無くなります。
リモコンのシャッターボタンを固定できるタイプがあるため、長時間露光やバルブ撮影も容易です。

星空撮影に適した場所へ出かける

光害が発生しやすい都会は星空撮影に不向きとなります。
なるべく光害の少ない郊外や山などに出かけたいところです。
満月の夜も星空撮影にはあまり適さないため、月の出ない日時や月が大きく欠けている日時に出かけると良いでしょう。

夏より冬のほうが良い?

夏より冬のほうが、空気が澄んでいるために星空撮影に適しています。
夏には夏の星座、冬には冬の星座があるものの、特にこだわりが無い場合は冬に星空撮影したいところです。
ただし、気温が低いために暖かい服装で星空撮影して下さい。

星空撮影の方法は?

次からは星空撮影の方法についての紹介です。

マニュアルフォーカスが基本

星空撮影では夜間の暗い状況で行うため、オートフォーカスが殆ど効きません。
したがって、マニュアルフォーカスで星空撮影したほうが良いです。
地球から遠い場所に星があるとはいえ、∞に設定するだけではピントが合わないことがあります。
明るい星を利用してマニュアルでピント合わせしてみて下さい。
ぼやけていた星の輪郭が、はっきり分かる状態になるまでフォーカスリングを回すと良いでしょう。
カメラの背面にある液晶画面で確認しながら撮影できるライブビュー機能付きであれば、拡大表示ができるためにピント合わせが容易です。
星が暗くてピントが合ったかどうか、分からない時はカメラのISO感度を上げてみて下さい。

F値の設定目安

星座や天の川をはっきり撮影したい時は、なるべく多くの光を取り込みたいため、F値は開放近くに設定したほうが良いです。
開放F値に近いほうが、シャッタースピード(露光時間)が短くなるため、星の流れも少なくなります。
レンズによって異なりますが、F値4.0ほどが目安です。

シャッタースピードの設定目安

シャッタースピードが長すぎると星が流れるため、なるべく短くしたいところです。
状況によって異なりますが、15秒〜30秒ほどのシャッタースピードを目安に星空撮影します。
明るすぎる暗すぎる時はシャッタースピードを調節してみて下さい。

ISO感度の設定目安

ISO感度は上げすぎると、ノイズが増えるため、なるべく低感度で撮影したいところです。
状況によって異なりますが、ISO1600〜3200ほどが目安となります。

意図的に星を流すインターバル撮影

星空には意図的に星を流す撮影方法もあります。
シャッタースピードを長くするだけで星を流すのは難しいですが、インターバル撮影であれば比較的簡単です。
インターバル撮影は事前に設定した間隔で連続撮影する方法となります。
連続撮影した写真を比較明合成すれば、結果的に星が流れるような写真のできあがりです。
比較明合成できるフリーソフトがあるため、使ってみると良いでしょう。
カメラによってはインターバル撮影機能付きのものがあります。

カメラに付いていない場合は、インターバル撮影可能なリモコンを購入しておくと便利です。
メーカー純正のリモコンは結構な価格ですが、ロワジャパンなどサードパーティのリモコンであれば比較的安価となります。

まとめ

今回は星空撮影で準備したいものや、撮影方法について解説してきました。
好みもあるため、設定の目安はあくまでも参考程度に留めてみて下さい。
準備するものが揃ったら、自宅で夜間に練習してから、目当ての撮影場所まで出かけると良いでしょう。

ペンネーム:はしくん
北海道在住、カメラ歴10年のアマチュアです。
旭川や美瑛、富良野、大雪山系などを主に撮影しています。
北海道らしい風景の他、キタキツネや蝦夷リスなど、動物も撮影するのが好きです。
現在使っているカメラは風景用に「SONY a7R」、動物用に「CANON EOS 7D Mark II」の2台体制。
富士フィルムの中判フィルムカメラ「GF670W Professional」もたまに使用しています。

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