フラワーアレンジメント

プロが教えるエッジの利いたフラワーアレンジメント

2019-05-08

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どのような芸術にせよ、テーマは必要です。それはどんなものでも構いません。プロでもアマチュアでも上級者でも初心者でも、テーマはモノづくりの指針となります。

今回、フラワーアーティストの永塚慎一氏が紹介してくれるのは、サンゴミズキの枝とややシックな花材を使った、エッジの利いた秋っぽい(ちなみに撮影時期は6月頃)アレンジメントです。

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細長い白い器に剣山代わりのスポンジを入れて、サンゴミズキを挿してください。

サンゴミズキがアレンジメントのアウトライン、つまり大まかなシルエットを形作るのでこの写真そのままではなく、余計な枝はとるなどして工夫してください。

サンゴミズキを挿したら、モンステラという葉を使用します。今回はサンゴミズキを包むように、挟むように配置しました。一枚は表、もう片方は裏面を見せるといった工夫をすると面白いでしょう。

とはいえ、こうしたテクニックは付け焼刃で身につけるものではありません。永塚氏の運営するチャンネル、Nフラワーなどでテクニックを学ばれるのもいいでしょう。

続いて使うのは、レッドのドラセナです。これは全て葉っぱをむしってください。一枚だけを長くし、他は短めにして巻きます。葉っぱをむしって使うのも、巻いて使うのもNフラワーではよく使うテクニックです。
ただ巻くわけではなく、ホッチキスで止めます。

短めの葉は下の方に挿し込み、長めのものは長さをアピールするように挿してください。一枚だけ、巻かずにおいた短めのドラセナを根元に挿すのもなかなか情緒がありますよ。

続いて使うのがアンセリューム。これは葉っぱなどの隙間から出すようにして配置されました。

葉物だけのアレンジメントもありますが、今回は花も使います。赤バラです。

濃い目の赤とグリーンが多いですが、ここに更に、ブラックカラーと呼ばれる花を追加。こうしてカラーリングにメリハリをつけることも覚えておいてください。

最後はグリーンのトルコキキョウで根元を埋めます。隙間を間断なく埋めていきましょう。息苦しくない程度が理想です。

少々濃いめの色が多いので、明度の高いトルコキキョウはアクセントとして効果的と言えます。

明るいトルコキキョウを交えつつ、出来栄えはシックになりました。アンセリュームのワインレッドとライトなグリーンのトルコキキョウといった色彩のメリハリも面白く、それでいて葉の形状も個性的なアレンジメントです。

このアレンジメントは単に葉と花だけでは面白くない出来になっていたでしょう。サンゴミズキの枝が、このアレンジメントに動きと個性を付け加えています。

先述の通り、サンゴミズキはアウトラインを決める要素なので、これを最初に挿すことで全体の形が決まるのです。他の枝ものでも、大抵が枝の形状などで決まるので、枝を使う時にはよくよく吟味をしてください。

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