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人気のフォトグラファーとお散歩!「レトロな建物の撮り方」

2019-05-09

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インスタグラムだ何だと騒がれる昨今は、気軽に写真撮影ができる時代であり、また撮影をしたくなる時代です。シャッターチャンスは突然訪れますし、どこにだって逃せないシャッターチャンスは転がっています。
そうなると、ちょっとレトロな街並みに足が赴いた時に何とはなしにレトロな写真を撮りたくなるのも不思議ではないのです。
といって、ただ撮ればいいというものではありません。モダンな建物にはモダンな建物の、そしてレトロな建物にはレトロな建物なりの撮り方があるのです。

人気のフォトグラファー、石野千尋氏が生徒役の女性と共にノスタルジックな雰囲気の街並みを歩きながら写真の題材を探しています。

良さげな建物があったので、生徒役の女性がまず一枚をパチリ。

「何だか普通な感じ」とのご感想。確かに、建物はともかく、写真としてみるとただ日常の光景を切り取っただけに見えます。
ここで、石野氏からのアドバイス。電線、道路などといった日常を感じさせるものがある為「何か普通」の写真となってしまったわけです。ならば答えは簡単。まず、余計な部分を排除しましょう。
構図やアングルに気を使い、撮りたい部分、見せたい部分だけを切り取るのです。するとだいぶレトロ風味が出ました。

撮影のテクニックだけではなく、題材も大事です。

先に述べたような、レトロな写真ならではの撮影方法を使います。その撮影方法というのが、レトロさを感じさせるものを撮ることです。よく見れば灯篭や、和風の生け垣など無数のレトロアイテムがひしめいています。
こういったレトロアイテムを主役とし、シャッターを切るといいでしょう。構図ももちろん大事です。

最初の反省点も踏まえ、撮られた写真がこちらです。障子と何だか和風の植物、そして和の様相が漂う建物の一部を切り取った一枚で、旅行用パンフレットに使われていてもおかしくない出来になりました。
全体を写さずとも、レトロな建物の雰囲気を充分伝えることができます。またテクニックとして、カメラのモードを変えるのも有効です。
カラーで撮っても風情のある写真はもちろん撮影できます。それは上の写真で証明されていますね。
しかしもっとレトロ感を強めたい。そんな気持ちが芽生えるのは人間の性なのでしょう。
更にレトロな写真とする為に、カメラのモードを切り替え、モノクロもしくはセピアにします。これらの色が昭和の写真、つまりレトロ写真の象徴なのは言うまでもありませんね。よろしければお試しください。カラー、モノクロ、セピアと三種で撮ってみるのも面白いでしょう。
モードや構図を考え、使いこなし、素敵なレトロ写真でファインダー越しのタイムスリップ気分をお楽しみください。

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