伝統工芸

旅行情報 秘窯の里・佐賀県大川内山の「伊万里 風鈴まつり 」で風鈴の涼しげな音色を堪能

2019-05-08

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佐賀県といえば焼き物の名産地としても有名ですよね。実際に海外にも名を馳せている伊万里焼や有田焼は佐賀県で生まれた磁器で、今も県内には多くの窯元が存在しています。なかでも伊万里市の大川内山は秘窯の里として知られており、伊万里焼・有田焼の三様式のひとつ「鍋島」の伝統を受け継ぐ30数軒の窯が軒を連ねています。

1000以上の風情ある風鈴の音色が鳴り響く「伊万里 風鈴まつり」

秘窯の里・佐賀県大川内山では毎年6月中旬〜8月末の夏の間、「伊万里 風鈴まつり」が開催されます。今年で13回目になるこちらのお祭りでは、街に点在する各窯元が伝統と革新の技で作り上げた磁器の風鈴がそれぞれの軒先に飾られ、涼やかな音色を町に響かせます。

最初は2種類だけだったという風鈴は、今ではおよそ1000以上にまで増えたとか。そもそも風鈴といえばガラス製や鉄器のものを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は磁器の風鈴も昔から作られてきていたそうです。現在は伝統的な形のものから、六角形や鐘楼型、パンダや猫の形をしている動物型など、形だけでも各窯元で個性豊かな風鈴が作られています。
色合いもシックなものから可愛らしいものまでさまざまなので、ぜひ街中を散策してお気に入りを探してみてください。軒先に飾られている風鈴は展示販売も行っているので、気になるものがあれば購入することもできますよ。

街を幻想的に包み込む「ボシ灯ろうまつり」も

「伊万里 風鈴まつり」の期間中は、風鈴の絵付け体験をはじめいろいろな催し物が行われます。なかでも毎年7月下旬に開催される「ボシ灯ろうまつり」は、「伊万里 風鈴まつり」の目玉イベントのひとつです。ちなみにボシとは窯で焼くときに磁器を保護するためや効率的に並べるために使われる道具のこと。燈籠に見立てた2000個ものボシが伊万里鍋島焼会館前や大川内山を流れる伊万里川などの遊歩道沿いに置かれ、夕暮れ時になるとキャンドルに光が灯されます。一夜限りではありますが、なんとも幻想的な光景が楽しめるので、ぜひ日程を調整して出かけてみてください。

ほかにも初日に開催されるオープニングセレモニーでは31個の焼き物を叩いて音を奏でる「碗琴コンサート」が催されるなど、イベント盛りだくさんの「伊万里 風鈴まつり」。各窯元の夏の新作も展示販売されるので、焼き物好きの方は特に要チェックです。


伊万里大川内山風鈴まつり2019
場所:伊万里市大川内山一帯
電話:0955-23-7293(風鈴まつり実行委員会)
開催期間:2019年6月15日(土)〜8月31日(土)
時間:9:00〜17:00
詳細はこちら:https://www.asobo-saga.jp/feature/archives/141


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