ガーデニング

初夏の涼しげな花アガパンサスを育てて楽しむ

2019-05-14

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初夏から秋にかけて咲くアガパンサスの青紫色の花は、太く長いまっすぐ伸びた茎の先に涼やかに咲き、夏の暑さを忘れさせてくれます。
アガパンサスは10~20種類の原種が原産地の南アフリカに自生していますが、園芸品種は300種類を超えています。

冬に葉っぱが枯れるもの、枯れないもの、1m以上の大株に育つものや30cm程度にコンパクトに育つものなど、バリエーションが豊富にあります。
アガパンサスは性質が強いために、手をかけずに植えっぱなしでも育つので、公園などでもよく栽培されています。

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寒冷地では寒さに強い品種を防寒処理して育てて

アガパンサスの寒さに強い品種は-10℃にも耐えられますが、寒さに弱い品種もあるので、寒冷地では耐寒性の高い品種を選んで育てるようにしましょう。
一般的にアガパンサスの常緑の品種は寒さに弱く、寒さに強い品種は冬に地上部が枯れるので、寒冷地では冬に地上部が枯れる品種がおすすめです。

常緑の品種は霜が当たると葉が傷んでしまうことが多いので、霜よけをしておくと安心です。
寒冷地では根まで凍ると寒さに強い品種でも枯れてしまうことがあるので、敷き藁をするなどの防寒処理をしておくと安心です。

アガパンサスの球根は花期を除いた春か秋に植えて

アガパンサスは球根を植えて育てますが、球根は花の時期を除いた春か秋に植えるようにしましょう。
アガパンサスは土質をあまり選ばないので、やせ地でもよく育ちますが、庭土に堆肥と腐葉土をしっかり混ぜ込んでから球根を植えると、よく育ちます。
堆肥や腐葉土が直接根に当たると根が傷んでしまうことがあるので、大きめの穴を掘って堆肥と腐葉土を入れて混ぜ込み、庭土を少し戻してから球根を植えつけます。

鉢植えで育てる場合は、普通の培養土か、赤玉土小粒に半量ほど腐葉土を混ぜた土を用いましょう。
アガパンサスは水はけがよい土を好むので、土にバーミキュライトやパーライト、川砂などをブレンドして水はけを改良しておくのもおすすめです。

アガパンサスの球根は、芽が出ているなら芽を土の上に出し、芽が出ていないなら球根の上に2cmくらい土がのるように植えつけましょう。

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アガパンサスは生育旺盛でよく増えるのでなるべく庭植えで育てて

アガパンサスを庭植えにすると手をかけなくてもとてもよく増えて育てやすいので、庭植えで育てるのがおすすめです。
非常に背が高くなる品種なども庭植えで育てるのがおすすめです。

鉢植えでアガパンサスを育てる場合は、あまり背が高くならない矮小種を選びましょう。
アガパンサスは生育が旺盛なので、鉢植えの場合はすぐ鉢の中が根でいっぱいになってしまうので、できれば毎年植え替えるようにしましょう。

アガパンサスは根詰まりしやすいので鉢植えも庭植も植え替えて

アガパンサスは生育が旺盛なので根詰まりしやすく、あまりに密生してしまうと株が弱ってしまうので、鉢植えでも庭植えでも植え替えと株分けが必要です。
鉢植えは1~2年ごと、庭植でも3~4年ごとに、植え付け適期の春か秋に株分けしましょう。

アガパンサスの株を株分けするとき、小さく分けすぎると弱ってしまうので、ひとまとまりが5株以下にならないように株分けしましょう。

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アガパンサスは日当たりが好きでも日陰でも育つ

アガパンサスは日当たりを好む植物ですが、日陰でもよく育ちます。
半日陰くらいなら、問題なく花を咲かせてくれるので、それほど明るい場所でなくても栽培できます。

しかし、あまりにも日当たりが悪すぎると花を咲かせなくなってしまうので、花を楽しむためにはできるだけ日の当たる場所で育てるようにしましょう。

庭植えの場合、水やりは自然任せでかまいませんが、鉢植えの場合は表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりしましょう。
春の成長期は、水を多く欲しがるので、庭植えでも水やりをするようにしましょう。

花が終わったら種をつけないように早めに切り取って

アガパンサスの花が終わっても花殻摘みをしないでいると、やがて種ができます。
アガパンサスは種からも育てることができ、できた種をばらまいておくと簡単に芽を出しますが、種から育てると花が咲くまで5年ほどかかります。

アガパンサスの花後に種になるまで育てると、球根が太らず、株にダメージを与えてしまうので、できるだけ種はつけないようにして、傷んだ花は早めに花茎から切り取りましょう。

冬に地上部が枯れても水やりを忘れないで

アガパンサスは常緑のものと冬に地上部分が枯れるものがありますが、どちらも冬になっても水は必要です。
夏場よりも乾き気味に管理しますが、表面の土が乾いてきたら、たっぷりと水やりしましょう。

冬に地上部分が枯れているので水やりしないでいると、本当に枯れてしまって春になっても芽を出さないので気を付けましょう。
何もないところに水やりするのは難しいものなので、地上部分にパンジー・ビオラなどを植えておくと、パンジー・ビオラの世話のついでにアガパンサスにも水やりできるのでおすすめです。

常緑のものも、地上部分が枯れているものも、敷き藁をするなどの防寒処理をしておくと、冬にもしっかりと成長を続けるので、春以降の株の育ち具合や花付きが大きく変化します。
常緑のものは葉っぱに霜が当たらないように霜よけもしておくとさらに状態が良い株に育ちます。
寒冷地でなくても霜よけや防寒処理をしておきましょう。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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