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マニュアルフォーカスが必要になるシーンは?ピントを合わせるコツも紹介!

2019-06-07

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最近のカメラとレンズにはオートフォーカスの機能が付いており、ピント合わせが自動で行えます。技術の進歩によりオートフォーカスでも精度の高いピント合わせが可能です。

しかし、シーンによってはマニュアルフォーカスが必要になることがあります。

今回はマニュアルフォーカスが必要になるシーンについての紹介です。マニュアルフォーカスでピントを合わせるコツも紹介していくため、気になる方は参考にしてみて下さい。

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オートフォーカスからマニュアルフォーカスへの切り替え

レンズ交換式のデジタルカメラでオートフォーカスを実現するには、カメラボディ内またはレンズ内にAFモーターの搭載が必要です。

ニコン純正レンズの場合、レンズ名に「AF-S」「AF-P」「AF-I」という文字があればAFモーター搭載です。サードパーティのシグマレンズの場合、レンズ名に「HSM」の文字があればAFモーター搭載となります。

△カメラボディ内にAFモーターが搭載されているときの切り替え方法
カメラボディ内にAFモーターが搭載されているときは、カメラでマニュアルフォーカスへと切り替えます。レンズにAF/MF切り替えスイッチがある場合は、MF側にスイッチを切り替えましょう。

△レンズ内にAFモーターが搭載されているときの切り替え方法
レンズ内にAFモーターが搭載されているときは、レンズにあるAF/MF切り替えスイッチをMF側に切り替えするだけです。カメラボディとレンズの両方にAFモーターが搭載されている場合のオートフォーカスは、レンズ内のAFモーターが優先されます。

マニュアルフォーカスが必要になるシーン

次からはマニュアルフォーカスが必要になるシーンについての紹介です。

△意図したところにピントを合わせたい
ボケを活かしたい花などのマクロ撮影(接写撮影)だと、オートフォーカスでは意図したところに中々ピントが合わないことがあります。

そんなシーンに便利なのがマニュアルフォーカスです。構図中央以外にピントを合わせたいときにもマニュアルフォーカスだと行いやすいです。

△オートフォーカスが迷う
次のようなシーンの撮影は、オートフォーカスが迷いやすいです。

・夜間などで光量が少なすぎる
・太陽やライトなど光源による逆光が強すぎる
・ピーカンの青空などでコントラスト差が少なすぎる
・AFエリア内に近い被写体と遠い被写体が混在している

オートフォーカスが迷うシーンでも、何度かシャッターボタンを半押しすれば、そのうちピントが合うことがあります。しかし、シャッターチャンスを逃すことがあるため、最初からマニュアルフォーカスで撮影したほうが手っ取り早いです。

オートフォーカスが全く効かないときも、マニュアルフォーカスに切り替えましょう。

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マニュアルフォーカスでピントを合わせるコツ

次からはマニュアルフォーカスでのピント合わせのコツを紹介いたします。

△まずは動かない被写体で練習
オートフォーカスからマニュアルフォーカスへの切り替えが完了したら、レンズのフォーカスリングを回してピント合わせを行います。

しかし、マニュアルフォーカスでのピント合わせは被写体の動きが早いほど難しいです。まずは動かない被写体でピントの山を掴む練習をすると良いでしょう。

△拡大表示機能を使う
カメラによってはマニュアルフォーカス時に拡大表示する機能が付いています。1倍ではどこにピントが合ったのか分かりにくくても、拡大すれば分かりやすいです。

2秒、5秒、無制限など拡大表示する時間を設定できるカメラもあります。

△ピーキング機能を使う
ミラーレス一眼カメラによく搭載されているのがピーキング機能です。ピントが合った部分に色を付けるのがピーキング機能の最大の特長となります。

液晶モニターや電子ビューファインダーで、どこにピントが合ったのか視覚的に確認しやすいです。

△最初はオートフォーカス、細かい調整はマニュアルフォーカス
最初はオートフォーカスでざっくりとピント合わせを行い、細かいピント調整はマニュアルフォーカスに切り替えて行うという方法もあります。最初からマニュアルフォーカスでピント合わせするより、フォーカスリングを回す範囲が狭くなります。

ソニーのミラーレスカメラα7にはダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)という機能が付いているものがあります。

オートフォーカスでピントを合わせたら、シャッターボタンを半押ししたままマニュアルフォーカスでピントを微調整するという機能です。DMFは花などのマクロ撮影で特に便利な機能となります。
△少しずつピントを変えて撮影
シーンによっては拡大表示機能やピーキング機能などを使っても、細かい部分へのピント調整が難しいときがあります。そんなときは、少しずつピントを変えて数枚撮影する方法が有効です。

構図が変わると困るときは、三脚にカメラを固定して撮影すると良いでしょう。

△被写界深度を深くする
ピントが合っているように見える範囲を被写界深度と言います。被写界深度はF値を小さくするほど狭くなり、F値を大きくするほど広くなるのが基本です。

被写界深度が狭すぎてピントの山を掴めないときは、被写界深度を広くすると良いでしょう。カメラを絞り優先モードに設定すると、任意のF値に変更できるようになります。

絞り優先モードは被写界深度をコントロールしたいときに便利な設定です。

まとめ

オートフォーカス機能付きのカメラとレンズでも、シーンによってはマニュアルフォーカスが必要になります。特に花などのマクロ撮影、星空や花火など夜間の撮影はオートフォーカスよりマニュアルフォーカスのほうが便利です。

マニュアルフォーカスだとなかなかピントが合わないときは、今回紹介したコツを実践してみて下さい。

ペンネーム:はしくん
北海道在住、カメラ歴10年のアマチュアです。
旭川や美瑛、富良野、大雪山系などを主に撮影しています。
北海道らしい風景の他、キタキツネや蝦夷リスなど、動物も撮影するのが好きです。
現在使っているカメラは風景用に「SONY a7R」、動物用に「CANON EOS 7D Mark II」の2台体制。
富士フィルムの中判フィルムカメラ「GF670W Professional」もたまに使用しています。

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