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草津温泉だけじゃない!群馬県を代表する温泉地と言えば「四万温泉」「水上温泉郷」「伊香保温泉」

2019-06-08

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群馬県と言えば、草津温泉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
恋の病以外はどんな病気にも効くと言われている草津温泉は、兵庫県の有馬温泉や岐阜県の下呂温泉とともに日本三名泉の1つにも数えられています。
しかし、火山国でもある日本国内において、1つの県に温泉地が1つだけということはありません。
もちろん、群馬県にも草津温泉以外の温泉地があります。
これから順番に、群馬県を代表する温泉地をご紹介させていただきます。
群馬県を旅行する際の参考にしてください。

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坂上田村麻呂が発見したという言い伝えがある四万温泉

群馬県の吾妻郡にある温泉地が四万温泉です。四万と書いて「しま」と読みます。
吾妻郡には草津温泉や川原湯温泉などもあり、温泉地が多いエリアでもあります。
四万温泉は、四万川沿いに温泉地が広がっており5つの地区に分かれているのが特徴です。
また、日帰り温泉ができる露天風呂や共同浴場もあります。

四万温泉の開湯説

四万温泉は、坂上田村麻呂が延暦年間に蝦夷征伐を行う際、この地で発見したとされています。
しかし、もう1つ開湯説があり、源頼朝の時代に家来が夢で教えられて発見したというものです。
どちらの説が正しいのかは定かではありませんが、温泉自体は湧き出すこともあれば枯れることもあります。
枯れていた温泉から、再び温泉が湧くことも珍しくありません。
そのため、どちらの説も正しい可能性もあります。

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四万温泉の泉質

四万温泉の名前は、四万の病に効くという言い伝えからきました。
では、実際の泉質はどうなのでしょうか。
四万温泉の基本的な泉質は、源泉によって微妙な違いはありますが、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉という名前です。
少し長い名前の泉質ですが、塩化物泉と硫酸塩泉両方の効果効能が含まれています。
どちらも体を温めてくれる効果や保湿効果なども期待できます。
また、四万温泉は飲泉することもできます。
味は硫酸塩泉独特の苦みや塩化物泉の塩味があり、温泉好きの人以外にはあまり好まれません。

馬車が走る穏やかな光景に癒される水上温泉郷

水上温泉郷は、郡馬県の利根郡にある温泉です。水上と書いて「みなかみ」と読みます。
水上駅からも近く、秋には紅葉スポットとしてにぎわいます。
日帰り温泉ができるホテルや旅館も多く、温泉巡りには最適です。
また、利根川にかかる橋の中には、夜ライトアップされるものもあり、幻想的な温泉街の雰囲気を醸し出してくれます。

水上温泉郷の歴史

水上温泉郷は、利根川の崖から立ち昇る湯けむりを発見したことから開湯されたとされています。
1558年から1570年の永禄年間の事です。
発見したのは海翁和尚という人です。
その後、若山牧水のみなかみ紀行により有名になり、太宰治や与謝野晶子などの文化人も訪れました。

水上温泉郷の泉質

水上温泉郷の基本的な泉質は硫酸塩泉です。
硫酸塩泉とは火山を起源とした温泉に多い泉質で、独特の肌触りを感じる人もいます。
入浴するとスベスベ感が残ることも多く、人によっては含まれるカルシウムの成分により元気が出てくる場合もあります。
また、硫酸塩泉は動脈硬化にも効果が期待できるとされています。
じっくり入浴していると、体がポカポカと温まり女性に嬉しい泉質です。
アルカリ性や弱アルカリ性のものも多いので、トロッとした感触を楽しめるものもあります。

万葉集の時代からその名があった草津と並ぶ名湯!伊香保温泉

伊香保温泉は群馬県の伊香保町にある温泉です。読み方はそのまま「いかほ」です。
365段ある石段が温泉街のシンボルになっており、登りきると伊香保神社があります。
温泉が湧出している源泉を見られる場所もあり、飲泉もできますので旅行者はもちろん温泉マニアも楽しめる温泉地です。

伊香保温泉の歴史

伊香保温泉の歴史は古く、1900年前には既にあったとされる説もあります。
戦国時代には、長篠の戦いで負傷した武田の兵士が療養所として整備され、この時に石段も造られました。
明治時代には、夏目漱石や野口雨情などの文人が湯治に訪れました。

伊香保温泉二つの泉質

伊香保温泉には、黄金の湯と白銀の湯の二つの泉質があります。
黄金の湯は空気に触れると茶褐色になります。
これは鉄分を含む温泉に多い現象です。
基本的な泉質は硫酸塩泉ですので、硫酸塩泉の効果効能に鉄分が加わります。
飲泉もできますので、体の中と外から冷え性や婦人病など女性に嬉しい効果が期待できます。
白銀の湯は、単純温泉という泉質になります。
単純温泉は、温泉の成分量が硫酸塩泉や塩化物泉よりも少ないですが、普通の一般的なお風呂で使用する入浴剤の約5倍の成分が含まれていると言われています。
特に伊香保温泉の白銀の湯は、メタケイ酸と呼ばれる保湿成分が含まれていますので、お風呂上りにしっとり感が残ります。

まとめ

いかがでしたか。
群馬県内には素敵な温泉地がいくつかありますが、今回はその中の3ヶ所を歴史と泉質を元にご紹介させていただきました。
温泉地によっては、源泉が同じでも配湯する旅館はホテルによって違った雰囲気を味わうことができる場合もあります。
宿泊先だけではなく、共同浴場や日帰りできるホテルや旅館も巡って、それぞれの違いを楽しむのも面白いですよ。

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