伝統工芸

天然木と漆で塗った他とは異なる美しさを兼ね備えた輪島塗

2019-07-02

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小西庄五郎漆器店は、江戸時代から輪島朝市の中ほどに店舗を持つ、輪島塗の製造・販売店です。

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二代目の小西屋庄五郎は、三代目松屋伊兵衛と共に「椀講(漆器の年賦販売)」を創案して輪島塗を全国に行商し、現在は業務用漆器の開発・製作から、個人のお客様への販売まで行っています。

当店の漆器は、天然木に、天然漆で塗った丈夫な輪島塗です。
輪島塗の工程は、数十にも及び、日常使いの中での熱や衝撃に耐えるために、さまざまな工夫がなされています。

とはいっても合成樹脂の製品と違い、食器洗浄機や電子レンジの高温、冷蔵庫の冷温への耐性はなく、これらの家電製品に使用することはできません。
では、輪島塗を使うメリットはなんでしょうか?

1つめは、天然木ならではの良さがあります。
断熱性と保温性です。お椀にアツアツのお味噌汁を入れても、その熱が手や唇に直接伝わりにくく、それでいて中身の温かさは長持ちします。

2つめは、天然漆を使った輪島独特の下地です。
天然木の器はそのまま使うより、何かしら塗料を塗ったほうが丈夫になります。そのために、人々は昔から、身近な天然塗料である漆を塗った器を使ってきました。
輪島では、漆を使って最大限に木のボディを強化するため、独特の下地法「布着せ(木の弱い部分や継ぎ目を補強する)本堅地(輪島産の良質な珪藻土を使った下地方法)」を行っています。
たくさんの手間をかけて、100%天然素材のぬくもりある器が完成します。

3つめは、修理ができることです。
ボディから上塗りまで、100%天然の材料で作るからこそ、傷んでもまた同じ材料を使って修理すれば、新品同様に生まれ変わります。



小西庄五郎漆器店 http://konishi-shogoro.com/

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