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日本三大美肌の湯!佐賀県にある嬉野温泉をご紹介

2019-07-13

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九州地方にある佐賀県をご存知でしょうか。
有田焼や唐津焼という、どこかで一度は聞いた事がある有名な陶器の窯元があります。
温泉地もいくつかあり、マニアですら知らないローカルな場所もあります。
「嬉野温泉」は、そんな佐賀県内では有名な温泉地で、日本三大美肌の湯としても有名です。
ちなみにあと2つの日本三大美肌の湯は、「島根県 斐乃上温泉」「栃木県 喜連川温泉」です。
今回は「嬉野温泉」がどのような温泉地なのかについて歴史や泉質などとともにご紹介させていただきます。

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嬉野川のほとりで歴史が紡ぐ温泉地

嬉野という地名を聞いた際、どのような印象をお持ちになったでしょうか。
「嬉しいの?」という問いかけに聞こえた方もいらっつしゃるかと思います。
嬉野温泉の歴史は、神功皇后の時代にまで遡ります。
神功皇后は、現在では伝説とまで言われており、正確な記録がわからないくらい昔の人物です。
神功皇后が西征をされた際に、傷を負った白い鶴がいました。
鶴は河原に湧き出していた温泉で湯あみをし、元気に飛び立っていったそうです。
その姿を見た神功皇后が「あなうれしや」と言ったのが、嬉野という地名の始まりであるとされています。
和銅7年には「肥前国風土記」に名湯として名前が挙がり、江戸時代には宿場町として名前を馳せました。
また、嬉野市ではお茶の栽培もされていますので、お茶といで湯の温泉地とも言われています。

豆腐までもトロトロに溶かす美肌の湯の泉質!

嬉野温泉と名物の1つに、温泉豆腐があります。
温泉水に豆腐を入れそのまま煮込むと、トロトロの温泉豆腐が完成します。
これは嬉野温泉の泉質によるもので、入浴するとかなりのトロトロ感があります。
弱アルカリ性のナトリウムー炭酸水素・塩化物泉というのが泉質名です。
炭酸水素ナトリウムは重曹で、塩化ナトリウムは塩の正式名称ですので、泉質名を逆にするとその成分が想像できるのではないでしょうか。
重曹は掃除などで使用することがあるように、汚れを落としてくれる効果が期待できます。
また、意外と知られていませんが、普通の湯船に塩を入れることで湯上りの保温効果や塩の成分が肌の毛穴に入ることにより、保湿効果も期待できるという研究もあります。
さらに弱アルカリ性ですので、お肌の角質をゆっくりと溶かしていきます。
この溶けていく感触が、トロトロ感につながります。
つまり嬉野温泉は、個人差があるもののゆっくりとお肌の角質を溶かし汚れを落としつつ、保温保湿効果が期待できるという事になります。
美肌の湯というのも納得できますね。

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温泉巡りだけではなくぶらぶらするだけでも楽しい観光スポット!

嬉野温泉は嬉野川のほとりにある温泉地です。
川には橋がかけられていたり、川沿いを歩けるようになっており、四季折々の表情をみせてくれます。
温泉街の中には、「シーボルトの湯」という綺麗な洋館風の共同浴場があります。
すぐそばには足湯もありますので、川と洋館が織りなす光景を見ながらのんびりとすることもできます。
源泉温度が高いという事もあり、足湯だけではなく足蒸しがあるのも嬉野温泉の特徴です。
足蒸しとは、文字通り足を温泉蒸気で蒸すもので、最初は熱く感じますがじっくり蒸されてから足を出すと足湯とは一味違った爽快感があります。
忘れてはいけない観光スポットとして、嬉野温泉の入口近くには「湯けむり広場」という小さな公園があります。
こちらには温泉の温度を加水せずに冷やす湯雨竹という冷却装置や、流しながら冷やす湯畑のような木の水路などが設置されています。
熱い源泉をこのようにして冷却できるのだという勉強になります。
また、日帰りできる旅館なども多く「嬉泉館」や「大村屋」や「大正屋」などでは、それぞれの旅館ごとに違う雰囲気の温泉情緒を楽しむことができます。
旅館の外観もそれぞれ個性がありますので、ぶらぶらと散歩しつつ宿泊先や日帰り温泉先を探してみるのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。
佐賀県にある嬉野温泉についてご紹介させていただきました。
温泉地に行くと、温泉巡りをしたくなってしまうのは温泉マニアだけではないはずですが、せっかくの非日常空間ですので、ぶらぶらと散歩してみるのはいかがでしょうか。
歩いていると、意外な場所で意外なものに出会う事があります。
川を上流に進むと滝があったり、普通に人が行き来する橋の下には、燕が巣を作っていることもあります。
非日常空間を歩き疲れたら、今度は美肌の湯にのんびりと浸かり、名物の温泉豆腐に舌鼓を打つのも悪くありません。
もちろん、宿泊して朝の清々しい時間を、嬉野温泉で迎えるのも悪くないのではないでしょうか。
楽しみ方は人それぞれですので、自分なりの温泉地での楽しみ方を見つけてみませんか。

プロフィール
小井 明日香(こい あすか)
福岡県生まれの福岡県育ち
温泉が好きすぎて、温泉地である大分県別府市に移住
ほぼ毎日どこかの温泉に入浴
温泉資格である「温泉マイスター」と「温泉シニアマイスター」を持っており、趣味は温泉巡り

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