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福島県郡山市にある磐梯熱海温泉について知っておこう!

2019-07-14

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福島県の郡山という場所をご存知でしょうか。
陸奥国や岩代国とも呼ばれた土地で、奥羽山脈や猪苗代湖といった自然にも恵まれています。
そんな郡山の磐梯熱海駅というJRの駅から降りてすぐの場所に温泉地が広がっています。
かつて郡山の奥座敷と言われたほどの歓楽街だったこともあり、大きなホテルなども建っています。
また、五百川沿いには旅館が立ち並んでいる場所もあり、日帰りできるものや共同浴場と言った地元に密着した温泉も多いです。
磐梯熱海駅前と五百川沿いには、無料の足湯もあり、ぶらぶらと散歩をして少し足が疲れた時には入浴することが可能です。
これから磐梯熱海温泉について、歴史的な内容や泉質についてご紹介させていただきます。

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歴史が紡ぐ郡山の温泉地!静岡県の「熱海温泉」とのつながりは?

「熱海温泉」という名前を聞いた時、静岡県にある温泉と思われた方は多いのではないでしょうか。
実は「熱海」という地名は、文字通り熱い海ということで温泉の事を意味しているという説があります。
実際海底火山の熱で海が温められるという現象がありますので、信憑性のある説です。
他にも日本各地には様々な地名があり、「朝見」という地名は「熱海」が変化したものと言われていたり、海や川や水生生物の名前がついている地名は、水に関する何かが起こった場所という説もあります。
では、「磐梯熱海温泉」はどのような由来があるのでしょうか。
「磐梯熱海温泉」の開湯は800年以上前で、奥州合戦の後にこの地の領主となった伊東祐長の出身が現在の静岡県の熱海温泉の出身であったことから名づけられました。
また、五百川沿いの源泉は公家の娘の夢枕に不動明王が立ち、お告げとして知らせたという由来が残っています。

名湯百選や磐越三美人湯に選ばれている磐梯熱海温泉の泉質とは?

名湯百選とは、温泉療法医がおすすめの温泉として選定されたものです。
磐越三美人湯の残り2つは、新潟の「月岡温泉」と福島県の「いわき湯本温泉」です。
泉質自体はPH9.1というアルカリ性単純温泉で、入浴するとトロトロのローションのような感触があります。
これは皮膚の皮脂がアルカリ性成分によって緩やかに溶かされるからで、美人の湯や美肌の湯にも多い特徴となっています。
また、単純温泉ですので、入浴しやすく湯あたりしにくい泉質です。
湯あたりしにくいですが、源泉温度が高いこともあり、熱い時期にはしっかりと水分を補給しながら入浴することをおすすめします。

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磐梯熱海温泉だけじゃない!福島県郡山に湧く温泉とは?

福島県郡山市の温泉地は「磐梯熱海温泉」以外にもいくつかあります。
その中の1つが、郡山駅周辺にある温泉施設です。
「のんびり温泉」や「郡山温泉」や「うねめ温泉」と言った温泉施設が名前を連ねます。
郡山駅から少し離れた場所には、「源田温泉郷」や「休石温泉」や「井戸川温泉」があります。
福島のへそと呼ばれていて子宝に恵まれるという言い伝えがある「源田温泉郷」や温泉に感謝の気持ちや硫黄の香りや四季折々の楽しみ方を詠った詩がある「井戸川温泉」など個性的な温泉施設や温泉宿があります。
また、源泉かけ流しの温泉施設も多く、温泉の源泉は掘る場所が数十メートル違えば泉質が変わると言われています。
はしご湯をして泉質の違いを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。
磐梯熱海温泉と郡山の温泉についてご紹介させていただきました。
温泉を語る上で忘れてはいけないのは、周辺にある火山の存在です。
福島県の郡山にある火山と言えば磐梯山です。
現在は蒸気のみの火山活動ですが、以前はかなりの大噴火があったという記録も残っています。
そして、郡山の温泉に多い泉質はアルカリ性の単純温泉です。
この2つから導き出せるのは、源泉と地下水のコラボです。
郡山本来の源泉はどんな泉質で、どんな地下水が混入して現在のトロトロ温泉になったのかという事です。
火山性の源泉であれば、大元の温泉が酸性か中性で地下水が強アルカリ性と言う事も考えられますし、温泉自体が蒸気になったり雨と混ざったりして弱アルカリ性になったということも考えられます。
残念ながら地下に潜った人はいませんので真相はわかりませんが、温泉にはそのようなミステリー的な要素もあるという事を覚えておいていただけたら幸いです。
基本的に温泉に入浴して、いい景色で癒されて気持ち良ければそれでいいのですが、温泉マニアになるとついついそれ以上の事も考えてしまう人もいるようです。
普通に入浴するにせよ温泉マニアにせよ、それぞれが楽しみながら温泉に入浴できると良いですね。

プロフィール
小井 明日香(こい あすか)
福岡県生まれの福岡県育ち
温泉が好きすぎて、温泉地である大分県別府市に移住
ほぼ毎日どこかの温泉に入浴
温泉資格である「温泉マイスター」と「温泉シニアマイスター」を持っており、趣味は温泉巡り

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