伝統工芸

山口県の伝統工芸と言えば「ふくちょうちん」! ちょうちんが似合う「長門湯本温泉」とは?

2019-08-05

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九州の北九州市と本州の下関市を結ぶ白い橋と言えば関門橋です。
この橋を渡って本州と九州を行き来したいという旅行者も多く、観光スポットの1つになっています。
関門海峡には宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した巌流島があり、北九州市(門司港)と下関市の双方から連絡船が出ています。
下関側の海峡沿いには、壇ノ浦で滅亡した平家一門を祀る赤間神宮などもあります。 このように歴史を感じさせる下関には、「ふくちょうちん」という伝統工芸品があります。
一体どのような伝統工芸品なのでしょうか。
また、下関市から車で1時間、電車ならのんびりと海を見ながら行ける「長門湯本温泉」についてもご紹介させていただきます。

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山口県の伝統工芸品「ふくちょうちん」とは?

下関では河豚(フグ)のことを「ふく」と言います。
理由は諸説あり、一般的に言われているのが「福」とかけているというものです。 河豚を食べると福がくるから「ふく」と呼んでいるとのことです。
そんな「ふく」の形をしている伝統工芸品が「ふくちょうちん」です。

・どうやって作ってるの?
「ふくちょうちん」は、あまりにもリアルな形をしていますので、どのように作るのか疑問に思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
実は「ふくちょうちん」は、本物のフグを使用して作っています。 もともとフグにはうろこがありません。
釣りをしている方や、水族館に行ったことがある方なら見たことがあるかもしれませんが、フグはプクッと体を膨らませることができます。 これは皮に柔軟性があり、しかも堅いという特徴があるからです。 この皮の堅いを使い「ふくちょうちん」は作られます。
まず皮を切って骨などの中身を取り出し、よく洗ってからおがくずを詰めて形を整えます。
固まったら、おがくずを出してニスを塗ってでき上がりです。 「ふくちょうちん」につける付属品は、この後に取り付けます。 「ふくちょうちん」という名前から、材料はフグのみだと思う人もいますが、ハリセンボンの提灯もあります。

参考資料:山口県/観光振興課/ふく提灯
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/kanko/brand/dentou/other_shimonoseki_01.html

・山口県には他にはどんな伝統工芸品がある?
山口県には「ふくちょうちん」以外にもいろいろな伝統工芸品があります。 萩市で16世紀末の朝鮮出兵の頃からの歴史がある「萩焼」や、鎌倉時代からの歴史がある「赤間硯」といった伝統工芸品もあります。
変わったものでは、岩国市の「岩国の石人形」や柳井市の「金魚提灯」や山陰小野田市の「寝太郎人形」などがあります。 特に「岩国の石人形」は、トビケラという昆虫が水中で小石を集めて巣にしたもので、人ではなく虫の力によって作られています。

参考資料:伝統工芸
http://www.ysn21.jp/furusato/know/07culture/culture04.html

山口県で最も古い歴史がある長門湯本温泉をご紹介!

旅行の際には、車でしか行けないような場所に行きたいと思いますか。
それとも、電車でのんびりとお弁当でも食べながら景色を楽しみながら行きたいですか。 「長門湯本温泉」は下関市から車で約1時間の所にあります。電車の場合には、JRで「長門湯本駅」まで行きます。
到着するまでに海沿いを走りますので、天気の良い日にはきれいな海を見ながら移動することができます。
川沿いに旅館や商店などが立ち並び、一息入れることができる足湯もあります。 また、川沿いには昔の洗濯場跡や湯船跡などもあり、歴史を感じさせてくれます。 最近では湯本提灯というまちづくりイベントが行われており、夜の「長門湯本温泉」に提灯の灯りが点灯し幻想的な風景をかもしだしてくれています。

参考資料:山口県長門市 湯本温泉 ? 湯本温泉旅館協同組合
http://yumotoonsen.com/

・「長門湯本温泉」の歴史は?

長門湯本温泉の歴史は、室町時代にまで遡ります。 現在も所有されている大寧寺(たいねいじ)の源泉が、「長門湯本温泉」の始まりであるとされています。
当時の住職でもある定庵禅師が、坐禅の最中に住吉大明神のお告げにより発見しました。 江戸時代になると、長州藩の藩主も湯治に来たと言われています。 ・「長門湯本温泉」の泉質は?

「長門湯本温泉」の泉質はアルカリ性の単純温泉です。 源泉温度が34℃から39℃とやや低めですので、源泉掛け流しまたは加温かけ流しです。 旅館などによっては、循環ろ過を使用している場所もありますが、ほぼ併用という形をとっています。
入浴感としては、泉質がPH9.61のアルカリ性ですので、湯触りはかなりのトロトロ感があります。
しかし、加温している源泉や循環ろ過の場合、多少ですがトロトロ感が薄くなる場合もあります。
また、温泉自体が自然のものですので、雨や日照りなど周辺の状況によりトロトロ感が強くなったり弱くなったりすることがあります。

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まとめ

いかがでしたか。
山口県の伝統工芸品「ふくちょうちん」と歴史ある「長門湯本温泉」についてご紹介させていただきました。
伝統工芸品は「ふくちょうちん」以外にもいろいろなものがあります。 アンテナショップやインターネットなどでもお取り寄せができるものもありますので、興味を持たれたものがあれば、お取り寄せしてみるのも面白いかもしれませんよ。 もちろん、山口県に旅行として訪問して探すことで実物を見ることができますので、旅行先の1つとして検討してみるのも悪くないですよ。
その際には、伝統工芸品だけではなく、「長門湯本温泉」にも足をのばしてみてくださいね。
山口県には魅力的な温泉地だけではなく、パワースポットやグルメなどもありますので、また別の記事でご紹介させていただきたいと思います。


プロフィール
小井 明日香(こい あすか)
福岡県生まれの福岡県育ち
温泉が好きすぎて大分県別府市に移住
最近は全国の温泉地に興味がある
温泉資格の「温泉マイスター」と「温泉シニアマイスター」を持っており、趣味は温泉巡り

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