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腐葉土いらず。フランスの土壌改良材バイオポストとは?

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こちらの記事では、フランス政府も御用達の「バイオポスト」についてご紹介したいと思います。
バラのマダムたちの間で人気の「バイオポスト」とは一体どんな商品で、どんな効果があるのでしょうか。

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バイオポストとは?

「バイオポスト」はフランス政府の御用達の、100%植物性の有機土壌改良剤です。
みなさん、フランスの微生物学研究の権威である『バスツール研究所』という名前、一度は聞いたことはありませんか?
「バイオポスト」は、その『バスツール研究所』で共同開発された、高い実績を持つ土壌改良剤です。1990年にはフランスの生態系有機農業の最高賞である『バイオドール金賞』を受賞しました。
日本では有限会社ヴァラリス商会が「バイオポスト」の代理店を務めています。

バイオポストの特徴

「バイオポスト」は腐葉土いらずの土壌改良材です。
ワイン造りで出た残りかすなど100%植物性有機物でできています。つまり、根を傷めてしまう動物性堆肥や、土を荒らす化学物質は一切使用していないので、混ぜるだけで簡単に安心な肥沃な土壌を作ることができます。
バランスよく含まれた微生物の働きは活発で、「バイオポスト」にはなんと1g中に27億以上の微生物を含んでおり、一般堆肥の約30倍の力を持つといわれています。
「バイオポスト」を混ぜることにより、通気性、保水性、保肥性が増すのはもちろんのこと、活発な微生物の働きにより、病害虫を寄せ付けず、連作障害の改善にも役立ちます。
使い古した用土を肥沃な土に甦らせるので、簡単には移動や植え替えができない大きな鉢植えなどにも利用されます。

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腐葉土のメリットとデメリット

家庭菜園や園芸の指南書には「通気性をよくするため腐葉土を混ぜます」と必ずと言っていいほど書かれていますね。「腐葉土」とは、広葉樹の落ち葉が地面に堆積して腐熟し、葉が黒っぽくなったもので、腐葉土という名でも厳密には土ではありません。

■「腐葉土」のメリット

用土の通気性、保水性、保肥性をよくし、微生物の住処にするために用土に混ぜて使われます。近くのホームセンターなどの販売店で簡単に手に入れることができるのがメリットです。しかしその品質は玉石混交で、その熟成度や産地などにより、お値段はピンからキリまであります。

■「腐葉土」のデメリット

未熟な腐葉土を選んでしまうと、熟成の段階で熱を発するので、かえって植物の根を傷め枯死させてしまう可能性があるので注意が必要です。よい腐葉土はそれなりのお値段がしますが、高い商品が必ずしもよいとは限りません。どれがよい腐葉土なのか見極めが重要です。

腐葉土にはこのようにメリットとデメリットがありますが、完熟したヴァラリス「バイオポスト」なら、腐葉土を使うことなく、安心して園芸することができます。

バイオポストの人気の理由

日本では「バイオポスト」は、バラの愛好家たちの間で人気が高まりました。

1.化学肥料や化学薬品、遺伝子組み換えによる肥料を使用しない有機農法
2.用土に1〜2割混ぜるだけで期間を置かずにすぐに植えられること
3.日本のバラ界の権威「バラの紳士」こと有島薫先生が愛用していること

などにより、バラのマダムたちの人気に火を付けました。本家フランスでもバラ園やメイアン社(バラの生産者)で使われています。他にもフランス大統領府や、ゴルフ場、サッカースタジアムなどで使用されているそうです。

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ヴァラリス「バイオポスト」を活用しよう

「バイオポスト」は浜名湖花博2014において、筆者が手掛けた植栽でも使用し、大成功を収めました。
毎日会場に見に行かれるわけではなかったため、成長をよくし病害虫の発生を予防してくれるバイオポストに望みを託しました。
毎日大勢の人目にふれる植栽ですが、しっかり根を張り健康的に育ちました。約3ケ月の花博期間中、いきいきとした姿を保ち、花博終了時に植栽を崩すのがもったいないくらいでした。
放置園芸でも効果絶大と、身をもって経験済みです。
あまり園芸に手をかけられない、鉢が重すぎて簡単に植え替えられない、そういったシニア世代の方にもおすすめの土壌改良材です。ぜひ「バイオポスト」を活用してみてくださいね!

ヴァラリス商会公式HP
http://www.vallauris.co.jp/

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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