疲労回復

自律神経の乱れによる症状は?知っておきたい対処法6つ

2019-09-20

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めまい、だるさ、頭痛、寝ているのに疲れがとれない、などの症状は、もしかしたら自律神経の乱れによるものかもしれません。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて、体の健康を保つために重要なはたらきをしています。

今回は自律神経の乱れによる症状や対処法などについて、わかりやすくまとめます。

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そもそも自律神経とは?

自律神経の「自律」とは、私たちの意志とは関係なく自動的にはたらくという意味があります。
つまり、自律神経は私たちが意識しなくても良いタイミングではたらいて、体の動きをうまくコントロールしてくれています。

自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っています。交感神経は、主に緊張している時や運動する時、戦う時にはたらきます。
具体的には、交感神経がはたらくと心臓が動く力が高まり、呼吸をしやすくなるように空気の通り道が広がり、筋肉に力が入るようになります。
一方で、緊急時に必要のないような腸の動きは控えるようにはたらきます。会議で重要なプレゼンをする、スポーツで勝負をする、という時に体に力がみなぎるのを感じたことがあるかもしれません。それは、交感神経が正常にはたらいている証拠です。

副交感神経は、リラックスしている時、寝ている時などに主にはたらく神経で、心臓をゆっくり動かすように作用し、血圧を下げます。
一方で、胃や腸を刺激して消化を促すことや、尿や便などの不要物の排出にも関わります。
副交感神経が正常にはたらくと、体に必要なエネルギーを吸収することができ、体の調子も整います。

自律神経の乱れとは?

忙しい現代人は、自律神経が乱れやすいと考えられます。なぜかというと自律神経は、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏り、運動不足などによって乱れるといわれているからです。

自律神経を構成する交感神経と副交感神経は、体の部分によってはたらき方は違うものの、良いバランスを保って私たちの健康を維持しています。
しかし、過度なストレスによって体が緊張している状態が続くと、交感神経ばかりはたらくことになります。
すると、体の疲れがとれなくなったり、胃腸の動きが悪くなったりして、次第に全身の不調へとつながります。

自律神経の乱れが関わる病気には、自律神経失調症、神経性胃炎、更年期障害、過敏性腸症候群、メニエール病、過呼吸症候群などがあります。

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自律神経の乱れに対する対処法6つ

自律神経が正常にはたらくことは、私たちの健康を維持するために重要です。自律神経が乱れやすい現代の日本人にとって、今日からでもできる対処法を6つ紹介します。

1.ストレスに強くなる
家庭、学校、会社などでストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
もしかしたら、ストレスの原因の多くは人間関係かもしれません。ただ、人間関係は切っても切れないもの多いので、ひとつひとつに一喜一憂するとストレスが溜まります。
ストレスに強くなるためには、自分の考え方、捉え方を変えるのも一つの方法です。楽観的に考える、前向きに考える、自分の考えに自信を持つ、気長に捉える、など人間関係で悩んだ時に思い出してみてください。

2.リラックスできる方法を見つけておく
ストレスに強くなるといっても、どうしてもストレスを感じやすい人はいます。
そのような場合には、自分がリラックスできる方法をいくつか持っているとよいです。
ぬるめのお風呂にゆっくりつかる、ペットと過ごす、気の置けない友人や家族と食事をする、ヨガをする、アロマテラピーを取り入れる、好きな音楽を聴く、など何でもよいのでストレスを感じた時に、解消できる方法を試してみるとよいかもしれません。

3.十分な睡眠をとる
残業や勉強、育児、家事などで睡眠時間を削っている人は多いです。
しかし、十分な睡眠をとることは、体を休めて副交感神経を正常にはたらかせるために重要です。
毎日は難しくても、睡眠不足だと感じたら早めに帰って寝るように心がけたり、週末はゆっくり眠るようにしてみてください。

4.バランスのよい食事をとる
バランスのよい食事を摂ることは、健康を維持するために大切です。
例えば、神経の伝達に関わっているカルシウムなどのミネラルが不足すると、イライラしやすくなるといわれています。脂っこいものや肉、甘いものを摂り過ぎている人は、魚や穀物、乳製品、野菜なども積極的に食べるようにした方がよいです。

5.適度な運動をする
適度な運動は、肥満を改善するだけでなく、うつ病などの精神的な病気にもよいことがわかっています。
自律神経の乱れを整えるためにも、適度な運動は有効です。例えば、ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの少し息が上がる程度の有酸素運動がおススメです。
毎日続けることが重要なので、1駅分歩く、なるべく階段を使う、などでもよいので無理なく続けられる運動を意識するようにしてみましょう。

6.医療機関を受診する
体のだるさがとれない、頭痛が続く、胃腸の調子が悪い、イライラする、などの症状が長く続く場合には、自律神経が乱れている可能性があります。
自律神経をストレスや睡眠不足で乱れる場合や糖尿病などの病気が原因で乱れる場合があります。
どちらにしても、症状が長く続く、対処してもなかなか改善しない、という時には医療機関を受診して医師に相談してみるとよいです。

まとめ

自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていますが、バランスよくはたらくことが体を健康に保つために重要です。
ストレスが多く、睡眠不足、運動不足になりがちな現代人にとって、自律神経は乱れやすいと考えられます。
今回紹介した6つの方法には、今日からでもできるものがたくさんあります。自分でできそうなものを試して、自律神経の乱れを整えると体の不調もよくなるかもしれません。

監修:大塚真紀(医師・医学博士)
学歴:東京大学大学院医学系研究科卒。
専門:内科、腎臓、透析の専門医。

自己紹介
現在は育児の傍ら、医師という職業を生かし、医療系記事の執筆・監修、最新医学論文の翻訳、医療コラムの作成に従事。

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