豊臣秀吉ゆかりの高台寺で、見事な紅葉を楽しみつつ歴史に思いを馳せる

2018-09-21

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京都の人気観光名所のひとつ、高台寺。京都市の東山地区にあるこのお寺は、かの有名な豊臣秀吉の正室であった高台院が秀吉の冥福を祈るために建立されました。今回は、そんな高台寺の歴史や見どころについて紹介していきたいと思います。

豊臣秀吉の正室・高台院が夫の冥福を祈るため建立

(写真提供 インスタグラムID:pikach025



高台寺は1606年(慶長11)、豊臣秀吉の正室であった高台院が夫の冥福を祈るため建立した寺院です。高台院と聞くと馴染みが薄い方も多いかもしれませんが、北政所やねねと同人物の女性です。豊臣秀吉とねねは戦国時代には珍しい恋愛結婚で結ばれており、ねねは生涯秀吉を愛し一途に支えたことでも知られています。
ねねは秀吉の没後に出家し高台寺を開いてからは、近くにある圓徳院から毎日高台寺へと通ったそうです。そうして19年の余生を送ったねねにちなんで現在、高台寺西側の道路は「ねねの道」と名付けられています。高台寺へ訪れた際は、秀吉とねねに思いを馳せながらねねの道を辿ってみてはいかがでしょうか。

高台寺は見どころも豊富 秋には絶景の紅葉も

高台寺の建立にあたって、徳川家康が豊臣家への政治的配慮などから多額の援助を行ったため、開設時は壮麗を極めたそうです。しかし、その後、火災に遭い現在は表門と開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭、観月台などを残すばかりとなっています。
傘亭と時雨亭はどちらも茶室であり、開山堂、霊屋、観月台とともに桃山時代建築の重要文化財に指定されている貴重な建物です。また、秀吉とねねを祀っている霊屋は、ねねが埋葬された建物でもあり、そこには「高台寺蒔絵」という壮麗な蒔絵が施されています。

境内では四季折々の花々や、自然が織りなす景観を楽しむことができます。春、夏、秋、大晦日には夜間の特別拝観も行っており、この時期は毎年趣向を凝らしたライトアップが催されているそうです。また、紅葉の時期はぜひ開山堂付近の広い庭園に目を移してみてください。真っ赤に色づいた紅葉と池が織りなす美しい風景をご覧になれます。

お茶や座禅の体験も! 京都らしさを満喫できる高台寺は外せない観光スポット

高台寺では伝統的な日本文化である座禅や茶道を体験することもできます。京都旅行の思い出に、日本文化に触れてみるのも素敵ですよね。ぜひ京都へ赴く際は、歴史的な建造物や四季折々の絶景が楽しめる高台寺へも足を運んでみてください。


高台寺
住所:京都市東山区高台寺下河原町526番地
電話:075-561-9966
拝観時間:9:00~17:30(17:00受付終了)※ライトアップの特別期間中は22:00(21:30受付終了)まで
拝観料:大人600円、中高生250円、小学生無料
公式HP:http://www.kodaiji.com/index.html

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