ガーデニング

シラタマホシクサの育て方

2019-11-11

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学名:
Eriocaulon nudicuspe

英名:
E. nudicuspe

和名:
白玉星草、金平糖草

科名:
ホシクサ科

属名:
ホシクサ属

原産地:
東海地方の伊勢湾岸周辺の湿地帯に自生します。静岡県・愛知県・岐阜県・三重県の湿地に分布し、豊橋市の葦毛湿原が主な自生地ですが、開発で湿地が減り、環境省のレッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定されています。

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シラタマホシクサの特徴

すっと伸びた花茎の先に、直径1cmほどの小さな白い球状の花をつける個性的な草姿をしています。
その見た目から、コンペイトウ草という別名もあります。
アートのような姿がかわいくて、つい手に取ってしまいますが、湿地帯の植物で、家庭で育てるにはかなり難易度が高い植物です。

シラタマホシクサの詳細情報

・園芸分類
多年草(一年草扱い)

・草丈・樹高
10cm〜20cm

・耐寒性
普通

・耐暑性
強い

・耐陰性
日なたで育てます。

・花色
白い小さな球状の花が咲きます。

・開花時期
8月〜10月

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シラタマホシクサの育て方カレンダー

・時期
夏に園芸店やホームセンターなどで、開花した状態で販売されます。スイレンや水草のコーナーの近くでよく見かけます。

・植え付け
購入してすぐ、受け皿で腰水をして育てます。以下の用土と水やりの項を参照に、鉄分を含んだ弱酸性を保ちます。

・肥料
特に必要ありません。鉄分を含んだ弱酸性の水で育てます。

・開花
8月下旬〜10月

シラタマホシクサの栽培環境

・日当たり・置き場所
日当たりのよい、風通しのよい場所を好みます。
受け皿に弱酸性水を貯めて、その上にポットを置き、いつも湿った状態を保ちます。特筆すべきは「鉄分の多い弱酸性の水が湧き出る湿地」で育つ植物なので、自生地の環境に近い、鉄分を含む弱酸性の水のある環境で育てることです。

・用土
弱酸性を意識した培養土を作ります。赤玉6に対してピートモス4で弱酸性用土を作りますしょう。

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シラタマホシクサの育て方のポイント

・水やり
シラタマホシクサは湿地の植物で、水が命です。
ここで失敗すると育ちません。ペーハー値6.5ほどの弱酸性の水を与えます。家庭の水道水は弱アルカリ性が多く、そのまま水やりすると枯れてしまうので要注意です。
ペーハーを調整するか、酸性雨を貯めた水を使えばうまく育つ場合があります。ぜひトライしてみてください。

・肥料
肥料はさほど必要としませんが、水やりの項でお伝えした「弱酸性水」と同じくらい大切なのが「鉄分」です。自生地の湿地帯では、鉄分の多い土壌から弱酸性の水が湧き出ています。種の発芽にも鉄分が必要です。

・病害虫
特にありませんが、栽培環境を誤るとすぐに枯れてしまう難易度の高い植物です。一年草扱いで育てる場合もあります。

シラタマホシクサの詳しい育て方

・選び方
シラタマホシクサの販売期間は限られてきます。お店で長く育てることは難しいからです。8月から秋にかけて開花している時に販売しています。
ホームセンターの水草コーナーで見かけることもありますよ。

・植え付け
赤玉6に対してピートモス4で弱酸性を作ります。もしくは、一年草扱いで育てる場合、販売時の生産者の用土をそのまま使い、種子を収穫するまで育てます。

・植え替え・鉢替え
うまく育っているならば、あまり栽培環境を変えない方がよいでしょう。

・花
シラタマホシクサを一年草扱いにする場合、種子で更新するため、種ができるまで花がらは摘まずにおきます。

・収穫
花が終わった後、晩秋に種子が取れます。

・冬越し
ほとんどの人が一年草扱いにしています。

・増やし方
冬に種をまき増やします。弱酸性の用土に、薄くまきます。種は鉄分がないと発芽しません。雨水を貯めた中に錆びたくぎなどを入れて作った水で腰水にし、用土を湿らせ育てます。翌春に発芽します。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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