ガーデニング

ミセバヤの育て方

2019-11-17

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学名:
Hylotelephium sieboldii

英名:
Siebolds stonecrop

和名:
ミセバヤ(見せばや)、玉緒(たまのを)

科名:
ベンケイソウ科

属名:
ムラサキベンケイソウ属(セダム属)

原産地:
現在の自生地は、香川県小豆島と、奈良県内のみ。
環境省レッドリストの絶滅危惧IB類 (EN)に分類されています。
各地で野生化しているのは人の手で放棄され繁殖したものです。

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ミセバヤの特徴

多肉植物の多年草。秋に小さい花が集合した濃桃色の花を咲かせ、紅葉も楽しめます。
古くから鑑賞されている日本の古典園芸です。ミセバヤの名前の由来は、「見せばや」からきています。「ばや」とは古文では「願望の助動詞」で、自慢のこの植物を皆に「見せたい」という意味です。
ミセバヤの変種として「越中ミセバヤ」があります。
近縁種としてアルタイミセバヤ、アポイミセバヤ、エゾミセバヤ、ツガルミセバヤ、ヒダカミセバヤなどがあります。

ミセバヤの詳細情報

・園芸分類
多年草

・草丈・樹高
高さは15cm。茎が枝垂れ、20cm〜30cmほど伸びる。

・耐寒性
強い(冬季休眠)

・耐暑性
強い

・耐陰性
日当たりを好みます。

・花色
ピンク〜濃桃色(白雪ミセバヤなど黄色のものもあり)

・開花時期
10月〜11月

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ミセバヤの育て方カレンダー

・時期
人気の多肉植物で、春、夏、秋と長く楽しめます。秋は花茎を伸ばし、濃桃色の小花を密集させて開花します。

・植え付け
3月下旬〜4月下旬、購入したポットより一回り大きな鉢に植え付けます。

・肥料
特に必要ありませんが、やるとしたら真冬と真夏を避けて5月〜6月、10月に与えましょう。

・開花
10月〜11月

ミセバヤの栽培環境

・日当たり・置き場所
日なたを好みます。植え付けてすぐは、半日陰に置き、一週間ほどたったら日なたに置きます。真冬も真夏も屋外で育てられる丈夫な植物です。

・用土
市販の多肉の培養土が使えます。草花の培養土には軽石や鹿沼土をブレンドし、水はけがよいようにします。

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ミセバヤの育て方のポイント

・水やり
鉢が乾いたらたっぷり与えます。

・肥料
特に必要ありません。植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜ込みます。

・病害虫
多湿な環境下では軟腐病になることがあります。害虫はアブラムシやナメクジ、ダンゴムシの食害に注意しましょう。

ミセバヤの詳しい育て方

画像は紅葉したミセバヤ。

・選び方
山野草店や専門店でなくても、周年、ホームセンターでも見かけます。ミセバヤの園芸品種は多種あります。お好みの品種を探しましょう。

・植え付け
多肉の培養土で鉢植えにします。枝が枝垂れるので、棚の上に置いたり、背の高い鉢に植え付けたりしても素敵です。ハンギングバスケットの素材に使われることもあります。

・植え替え・鉢替え
鉢が根詰まりしたら、株分けを兼ねて植え替えます。春の芽出しの頃に行うと活着が早いでしょう。

・花
花後は、汚くなるので花茎を摘み取ります。種で増やす場合は残しておきます。

・収穫
種まきで増やす場合、晩秋に種子を採取します。

・冬越し
地上部は枯れ、株元に芽を残して越冬します。寒冷地でなければとくに室内に取り込む必要はありません。春になれば芽が伸びてきます。

・増やし方
主に挿し芽で増やします。5月頃、茎を3節ほどで切り取り、清潔な用土に挿します。株が大きくなれば株分けで増やすこともできます。種子で増やす方法もありますが開花まで2年ほどかかります。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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