筋肉

ストレッチの種類は2つある。静的ストレッチと動的ストレッチの理解を深めよう

2019-11-25

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はじめに

一般的なストレッチといいますと、運動前に行う準備体操などのイメージがあると思いますが実際にはストレッチというのは大きく分けて2種類あります。

それぞれのストレッチにはメリット・デメリットあります。

今回の記事ではそれぞれのストレッチの理解を深めると共にどのような場面にて活用していくと効果的であるのかを解説します。

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静的ストレッチ・動的ストレッチとは

筋肉は筋繊維という細い線維の束でできており、その線維の伸ばすことがいわゆる「筋肉を伸ばす」ことをいい、そのことをストレッチといいます。

ストレッチの種類は大きく分けて以下の2種類あり、それぞれには特徴があります。

1.静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
2.動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)

1.静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
静的ストレッチは一般的なストレッチといわれるもので、筋肉が伸張されて突っ張った状態で止めて、反動をつけずに30〜60秒姿勢を保つようにします。

2.動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
動的ストレッチは反動を付けて筋肉を伸張させるストレッチの方法で、代表的なものとしてラジオ体操第一の中にあるストレッチがこの動的ストレッチとなります。

動的ストレッチは静的ストレッチに比べると負荷が高いものの運動前のウォーミングアップで行うと効果的なストレッチ方法となっています。

ストレッチの効果

ストレッチングの効果はさまざまみられており、主に以下のような効果がみられています。

1.筋肉の柔軟性を良くする
2.筋の突っ張りの少なくする
3.血流を良くする
4.疲労を回復させる
5.怪我を予防させる
6.スポーツパフォーマンスを向上させる

上記のようにストレッチには多くの効果があるものの、その中で最も効果があるのは、筋の柔軟性を良くすることといわれています。

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静的ストレッチと動的ストレッチの効果と特徴について

ストレッチの種類は静的ストレッチと動的ストレッチに分けられますが、それぞれ効果と特徴があります。ここではそれぞれのストレッチの効果と特徴を解説します。

まず、静的ストレッチから解説します。

静的ストレッチを行うと以下の効果がみられます。

1.各関節の動く範囲を広くする
2.身体と心のリラクセーション作用がある
3.疲労を回復させる
4.運動後のクールダウン作用がある

これらが主な静的ストレッチの効果となります。

続いて静的ストレッチの特徴をみていきます。

静的ストレッチは以前までは運動前やスポーツを行う前に行うと効果的のあるストレッチといわれていました。

しかし、最近の研究によると静的ストレッチは筋のハリを低下し、筋肉自体にリラックス効果もあるため、静的ストレッチを行った直後に激しい運動を行うとパフォーマンスが下がってしまうことが報告されています。

そのため、運動のパフォーマンスを効率良く発揮するためには筋肉のハリがある程度高い状態の方がパフォーマンスの効率が良くなります。

これらのことから運動前に行った方が良いストレッチは静的ストレッチではなく、動的ストレッチの方が適しています。

また、怪我を予防するために運動前に静的ストレッチを行っても怪我の予防効果は低いともいわれています。

静的ストレッチを行うことは全く効果がないのかというとそのような事はなく、静的ストレッチを行うと身体や精神的にリラックス効果があります。そのため、寝る前などに静的ストレッチを行うことにより、疲労感の回復に効果があります。

続いて動的ストレッチの解説をします。

動的ストレッチを行うと以下の効果がみられます。

1.運動時において怪我・外傷の予防の効果がある
2.筋肉の温度を上げるためウォーミングアップの効果がある

動的ストレッチは、反動を使って身体をしっかり動かすことにより筋肉を収縮させたり伸ばしたりする運動を繰り返し行うことにより筋肉の柔軟性を良くしていくストレッチになり、運動前に動的ストレッチを行うと筋肉のコンディショニングを調節するのに有効といわれています。

しかし、動的ストレッチは身体をしっかり動かすため、リラックス効果は静的ストレッチより低くなります。

これらのように静的ストレッチと動的ストレッチは共にストレッチではあるものの適している場面や効果はそれぞれ異なります。

まとめ

ストレッチは大きく分けて静的ストレッチと動的ストレッチの2種類に分けることができます。

静的ストレッチとは一般的なストレッチのことをいい、動的ストレッチはラジオ体操第一の中にあるストレッチのことをいいます。

ストレッチの効果は以下のような効果があります。

1.筋肉の柔軟性を良くする
2.筋の突っ張りの少なくする
3.血流を良くする
4.疲労を回復させる
5.怪我を予防させる
6.スポーツパフォーマンスを向上させる

静的ストレッチとして行うと以下の効果がみられます。

1.各関節の動く範囲を広くする
2.身体と心のリラクセーション作用がある
3.疲労を回復させる
4.運動後のクールダウン作用がある

静的ストレッチを行うと身体や精神的にリラックス効果があり、寝る前などに静的ストレッチを行うことにより、疲労感の回復に効果があります。

動的ストレッチも同じく様々な特徴があり、動的ストレッチを行うと以下の効果がみられます。

1.運動時において怪我・外傷の予防の効果がある
2.筋肉の温度を上げるためウォーミングアップの効果がある

運動前に動的ストレッチを行うと筋肉のコンディショニングを調節するのに有効といわれています。

ストレッチの種類は静的ストレッチと動的ストレッチの2種類になりますが、それぞれ特徴があるため、場面ごとに使い分けることにより最も効果的なストレッチを行うことができます。

【経歴】
野田 政誉士 (理学療法士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター2級)
約10年前に理学療法士の資格を取得し、病院に勤務。急性期・回復期・生活期までの病期を経験するものの主に回復期リハビリテーション病棟にて臨床業務を実施。
現在は管理職として勤務しており、臨床業務だけではなく管理業務の両方を行っており、病棟の知識だけではなくの知識だけではなく、在宅への介入やマネジメント業務にも力を入れている。

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