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岩手で食べたいご当地グルメ! 〜盛岡じゃじゃ麺・南部せんべい・ひっつみ〜

2019-12-27

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東北の地・岩手県は、観光名所や伝統工芸以外に多くの「グルメ」があることでも有名です。
郷土料理となっているものが多く、岩手県を訪れた際には食べておきたいものばかりです。そこで、ここでは岩手県が誇るご当地グルメを紹介していきたいと思います。

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1.盛岡じゃじゃ麺

盛岡じゃじゃ麺は岩手県盛岡市の郷土料理で、「わんこそば」「冷麺」と並んで「盛岡三大麺」と呼ばれる麺料理です。
もともとは、戦時中に旧満州国(現在の中国東北部)に移住していた高階貫勝氏がそこで食べた「炸醤麺(ジャージャーメン)」をもとにして、戦後、帰国後に日本の食材を使ってつくったものです。
本場の麺とは違って、平たい麺に肉味噌、キュウリ、ネギや薬味を混ぜて食べるという日本風にアレンジされ、日本人が食べやすくなっています。
高階氏は屋台から店をはじめ、後に「白龍(パイロン)」を開店しました。この店は現在でも盛岡市で一番人気の店舗です。

また、麺を食べ終わった後に残った具材の上に卵を割ってさらに肉味噌を加えてスープを入れてかき混ぜたものを「鶏蛋湯(チータンタン)」といい、じゃじゃ麺を注文する人の多くが注文しています。
現在ではじゃじゃ麺を楽しめる店舗が盛岡市内に多くなり、それぞれの店によって少しずつアレンジが加えられているので、それらを楽しむのも面白いかもしれません。
ここではそのうちの特に人気店をいくつか紹介しておきます。

「白龍(パイロン)」
上記で述べた通り、盛岡じゃじゃ?の発祥ともいえるお店です。
歴史があるだけでなく、現在でも盛岡を代表する人気店です。

「盛岡じゃじゃ麺 ちーたん」
店名の「ちーたん」は鶏蛋湯(チータンタン)のこと。麺ももちろん美味しいのですが、店名からもわかる通り、麺を食べた後のスープに絶対の自信を持っているお店です。

「醤々」
ここは一般的なじゃじゃ?の他に「キムチ味」「麻婆豆腐味」など様々な味のじゃじゃ?があるのが特徴です。
複数で訪れたときなどは少しずついくつもの味を楽しむことができて面白いかもしれません。
また、「鉄板餃子」などの名物メニューもあるのでぜひ試してみましょう。

「不来方(こずかた)じゃじゃ麺」
こちらは味噌が黒く、味がしっかりとついているのが特徴のお店です。
また、辛さを選べるというのも特徴で、辛い麺が好きな人におすすめです。

2.南部せんべい

南部せんべいは青森県から岩手県と広い地域で愛されているソウルフードです。
もともとは江戸時代に南部氏が治めていた八戸藩で非常食として食されていたものが名前の由来という説があります。
それとは別に、長慶天皇が始まりという説もあります。
室町・南北朝時代、南朝の長慶天皇がこの地を訪れた際に食事に困ったことがありました。
そのとき家臣の赤松助左衛門が近くの農家からそば粉とゴマを手に入れ、自身の鉄兜を鍋にして焼き上げたものが「南部せんべい」の始まりとなったというものです。
天皇はその味を非常に気に入り、それからたびたび赤松助左衛門に作らせたと言われています。
そのせんべいに赤松氏の家紋である「三階松」と南朝側の楠木正成の家紋である「菊水」の焼き印を入れることを許しました。
現在の南部せんべいにはその説を裏付けるように「三階松」と「菊水」の焼き印が刻まれています。

作り方はシンプルで、小麦粉を水で練り、円形の筒に入れて焼いています。
そのため「みみ」と呼ばれるせんべいの縁が硬くなっている部分ができます。
非常食にされていたことからもわかるように保存性が高く、日持ちがします。
そのままのものは「白せんべい」と呼ばれ王道のものとなっていますが、最近では、ゴマ、クルミ、落花生、イカ、カボチャ、リンゴ、ココアなど様々な味のものが販売されており、それぞれ人気になっています。
また、そのまま食べるだけでなく、赤飯や水飴を挟んで食べたり、せんべい汁に入れるタイプのものもあります。

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3.ひっつみ

岩手県の北上盆地を中心とした地域の郷土料理が「ひっつみ」です。
小麦粉を練って固めたものをひっつまんで汁に投げ入れていたことからその名前がついたとされています。
家庭によって味付けや具材は変わってきますが、醤油味または味噌味で、かつおだしが多くなってきています。
よく使用される具材としては、人参、ごぼう、大根、ねぎ、かぼちゃ、きのこなどの野菜の他に魚介類や鶏肉など様々なものがあります。
家庭や店によって使用される具材や味付けが違うため、それぞれの店の特徴が出るというのもこの「ひっつみ」の良さだと言えます。
昔は主食として食べることも多く、寒い岩手県では暖かい汁もので、野菜なども豊富に入っていて栄養価も高く非常に重宝される家庭料理だったのです。
この地域は寒冷地のため、現在のような品種改良で寒さに強い稲ができる前は米の栽培が難しい土地でした。
そのため、小麦、蕎麦、粟、稗など他の栽培が進められ、こうした粉ものが米の代わりに主食として食べられることが多かったという歴史があります。
特に岩手県の冬では汁に入れて食べることができるということが重要だったのです。
ひっつみもいろいろな飲食店で食べることができますので、その店特有の味付けのひっつみを食べて味を比べてみるのも面白いかもしれません。

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