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タヌキノカミソリの育て方

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学名:
Lycoris incarnata

英名:
リコリス・インカルナータ

和名・別名:
狸の剃刀(タヌキノカミソリ)

科名:
ヒガンバナ科

属名:
ヒガンバナ属(リコリス属)

原産地:
中国

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タヌキノカミソリの特徴

中国原産の多年草で(球根植物)で、ヒガンバナの仲間です。
すっと伸びた花茎に、「タヌキノカミソリ」という名前からは想像がつかないような、可憐な花を咲かせます。夏水仙にもよく似た薄桃色の花弁で、裏には赤紫のラインが入っています。
花言葉は、「悲しい思い出」「追想」「深い思いやり」です。少し寂しげな花言葉が多いのは、秋の花だからでしょうか。
よく似た名前の植物に、オレンジ色の「キツネノカミソリ」がありますが、同じヒガンバナ科の植物です。鱗茎にアルカロイドを含む有毒植物なので口にしないよう注意が必要です。

タヌキノカミソリの詳細情報

・園芸分類
多年草(球根)

・草丈・樹高
50cm〜80cm

・耐寒性
普通

・耐暑性
強い

・耐陰性
日当たりを好みますが半日陰でも育ちます。

・花色
淡いピンクと赤紫の複色

・開花時期
8月〜10月

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タヌキノカミソリの育て方カレンダー

・時期
7月頃、「タヌキノカミソリ」または「リコリス・インカルナータ」という名前で販売されます。近くの園芸店になければ、インターネットのショップで購入するといいでしょう。球根の状態で送られてきます。入手したら乾きすぎないようすぐに植え付けます。

・植え付け
7月〜8月上旬

・肥料
7月に元肥、花後にお礼肥、葉の時期に1回程度

・開花
7〜10月

タヌキノカミソリの栽培環境

・日当たり・置き場所
自生地は雑木林の中なので半日陰でも育ちますが、日が当たらないと開花しない場合があります。半日以上日が当たる場所で育てましょう。

・地植えの場合:
弱酸性の用土を好みます。根が張るので深く耕します。水はけのよいように腐葉土などをすき込むとよいでしょう。葉のある時期に日があたる場所に植えましょう。

・鉢植えの場合:
水はけがよく、適度な湿り気のある用土を好みます。赤玉に腐葉土を混ぜるか、ペーハー調整済みの市販の培養土を利用すると便利です。

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タヌキノカミソリの育て方のポイント

・水やり
地植えの場合:降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
鉢植えの場合:用土が乾いてからたっぷりと与えます。加湿になると根腐れするので注意しましょう。

・肥料
光合成で養分を蓄えるので肥料は特に必要ありませんが、翌年もきれいに咲かせるために、花後のお礼肥を与えるとよいでしょう。葉が茂る時期にも1回ほど置き肥を与えます。

・病害虫
病害虫はほとんどありません。葉枯れ病やナメクジの食害にあうことがまれにあります。

タヌキノカミソリの詳しい育て方

・選び方
あまり販売されているところは見かけません。ネット通販で、夏前に球根で販売されることがあります。休眠中も生きているので入手したらすぐに植え付けます。遅くとも7月中旬には植え付けましょう。

・植え付け
葉が枯れて休眠する7月頃に植え付けます。タヌキノカミソリは、早春から茂らせ、たっぷり光合成をしたのち、開花の前に一旦、7月頃に葉を枯らせ、地上部が無くなり休眠します。休眠から8月上旬までの間が植えつけの適期です。雑木林の中で育つ植物なので、湿り気のある、水はけのよい用土でよく育ちます。球根の頭が隠れるくらいの浅植えにするとよいでしょう。開花は8月なので、植え付けた年には咲かない場合があります。

・植え替え・鉢替え
地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、分球して間隔を開けるとよいでしょう。
鉢植えの場合:
数年植えっぱなしで構いません。混み合って来たら分球し、鉢を分けましょう。

・花後・剪定
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。

・冬越し
冬越しは、落葉して休眠期に入ります。来春また芽吹いてきます。

・増やし方
分球が旺盛なので、良く増えます。球根が込み合って来たら、休眠期の7月頃、小球を分球して植え替えましょう。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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