ガーデニング

原種シクラメン(秋咲き)の育て方

2020-01-03

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画像はヘデリフォリウムです。

秋咲きの原種シクラメンは主に3種あります。

学名:
・Cyclamen.hederifolium
・Cyclamen mirabile
・Cyclamen purpurascens

英名:
・ヘデリフォリウム
・ミラビレ
・プルプラスケンス

和名・別名:
豚の饅頭、ネアポリナータム、ベビーシクラメン

科名:
サクラソウ科

属名:
シクラメン属

原産地:
地中海沿岸、トルコ、メキシコ、アフリカなど

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原種シクラメン(秋咲き)の特徴

秋咲きの原種シクラメンには、「ヘデリフォリウム」と「ミラビレ」「プルプラスケンス」の3つが有名です。
「ヘデフォリウム」の名前の由来は、葉っぱがヘデラによく似ていることからその名が付きました。葉がヘデラのようなハート形で美しい模様が入っています。
「ミラビレ」はトルコ原産で、「素晴らしい」「注目される」という意味があります。花びらの先はワシをちぎったようなギザギザがあり、甘い香りがあります。
「プルプラスケンス」は濃い目のピンクで葉は丸く、厚みがあります。
この記事では触れませんが、ほかにも秋咲き品種に「インタミナタム」や「シリシアム」もあります。原種シクラメンは葉の模様や、葉裏の色、花色、香りなど、実生により個体差があるので、違うものを集めるのも楽しみの一つです。

原種シクラメン(秋咲き)の詳細情報

画像はミラビレです。

・園芸分類
球根植物(多年草)

・草丈・樹高
5cm〜15cm

・耐寒性
普通

・耐暑性
普通

・耐陰性
やや半日陰を好みます。

・花色
白〜ピンク〜濃ピンク

・開花時期
8月中旬〜12月(秋咲き品種の場合)

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原種シクラメン(秋咲き)の育て方カレンダー

・時期
通年購入できますが、ホームセンターなど身近な販売店には種類がない場合があります。専門店で購入するとよいでしょう。インターネットショップでも購入することができます。

・植え付け
6月〜8月(秋咲き種の場合)

・肥料
春、9月〜12月(秋咲き種の場合)

・開花
8月中旬〜12月

原種シクラメン(秋咲き)の栽培環境

・日当たり・置き場所
半日陰の場所を好みます。ミラビレは雨の当たらない場所がよいので鉢植えがおすすめです。雨の当たらない軒下やハウス栽培がよいでしょう。風で折れることがあるので、強い風に当たらない場所に置きましょう。

・用土
地植えの場合:
水の管理が難しいので地植えはあまりおすすめしませんが、地に植える場合は、良く耕し、シクラメンの用土や砂をまぜて、シクラメンに向いた用土にしておきましょう。
鉢植えの場合:
鉢底石を敷いて水はけがよい用土に植え付けます。市販のシクラメンの培養土が便利です。あく抜きベラボンなどヤシ殻チップで植えてもよいでしょう。

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原種シクラメン(秋咲き)の育て方のポイント

・水やり
地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。むしろ雨に当てない工夫が必要です。日照り続きの時のみ水やりをします。
鉢植えの場合:
やや乾燥気味に育てます。用土が乾いたらたっぷりと与えましょう。冬季は午前中に与え、鉢が凍らないよう気を付けます。

・肥料
育成期は2週間に1回、薄めた液肥を与えます。休眠期は不要です。

・病害虫
特にありませんがダンゴムシの食害に会うことがあります。また、加湿による根腐れで枯れることがあります。害虫ではありませんが、種子を蟻が運ぶ様子も見られ、離れたところで発芽します。自然の神秘ですね。

原種シクラメン(秋咲き)の詳しい育て方

・選び方
原種シクラメンの専門店で選ぶとよいでしょう。実生のためひとつひとつ、花色や葉っぱの模様が違います。花色が変わったものなど希少種ほどお値段も高くなります。

・植え付け
夏の休眠期か、葉芽や花芽が動き始める前に植え付けましょう。球根は浅植えにします。

・植え替え・鉢替え
・地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、株分けして間隔を開けるとよいでしょう。
・鉢植えの場合:
1〜2年経つと球根が大きくなるので植え替えます。球根の大きさの2場ほどの直径の鉢がよいでしょう。

・花後・剪定
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。

・収穫
種子:シクラメンの種子は変わっています。花が落ちると付け根が膨らみ、花茎がぐるぐる巻いて中に種子が入っています。はじけて種子が飛び出すので、その前に収穫します。

・冬越し・休眠
原種シクラメンの秋咲き品種は、極寒の地では落葉することがありますが、基本的に冬から初夏までは葉が茂る時期で、問題なく冬越しします。秋咲き品種の休眠期は7月〜8月頃で、葉が枯れて地上部がなくなり、秋の開花に備えます。プルプラスケンスは夏でも葉が残るものが多いです。

・増やし方
種まき:秋に実生で増やします。光を嫌う「嫌光性種子」なのでしっかり覆土しましょう。親とはまた違った花色が出るのも楽しみの一つです。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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