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見どころいっぱいの秋田県! 神秘の湖・田沢湖に冬の 武家屋敷通り、乳頭温泉郷巡り

2020-01-01

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秋田県には観光スポット、名所、伝統工芸、グルメなどさまざまな魅力的なものがあります。
すでに全国的に知られているものから穴場的な人気を得ているものまでありますが、ここではそれらの中からいくつかを紹介していきたいと思います。

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日本でもっとも深い湖「田沢湖」周辺には見どころいっぱい!

田沢湖は秋田県仙北市にある淡水湖で、「日本でもっとも深い湖」です。
直径は約6km、最大深度は423.4mにも及びます。
ちなみに2番目に深い湖は支笏湖、3番目は十和田湖です。
田沢湖の周辺一帯が県立自然公園に指定されていて、日本百景にも選ばれている場所です。
どうやってできたかについては隕石の落下によるものと検討されたこともありますが、調査の結果「爆発的噴火によるカルデラ」だと考えられています。
湖に流入する河川はそれほど多くはないにも関わらず湖水の量が豊富なのは湖底の湧き水が関係していると思われます。

田沢湖では古くから漁業が行われ、江戸時代には固有種であるクニマスがこの地を領有していた久保田藩主の佐竹氏に献上されていたことがわかっています。
明治時代にはクニマスの孵化放流事業が行われ、多くの漁獲量がありました。
しかし戦時中に田沢湖の水を発電用水、農業用水として利用するために近くの玉川から強酸性の源泉を含んだ水を田沢湖に流入させたことによって、湖は深刻な酸性化が進んでいきました。
そして田沢湖には魚類がいなくなったとされています。

酸性化した水を中和するために1972年からは石灰石を使用した中和処理が、1991年からは中和処理施設の運転が始まりました。
それらによって湖水の表層部は中性に近づいてきているものの、深層部はまだまだ強い酸性を示しています。
現在田沢湖付近には浮木神社やたつ子像なども含めて観光スポットが急激に増えています。
順番に周っていくだけでもかなりの見ごたえがあるため、周辺を含めて人気観光地となっています。

みちのくの小京都の呼び声高い「武家屋敷通り」

角館武家屋敷通りは古い建物が美しく並ぶ秋田県仙北市角館町の道路です。
その名前の通りにもともとは中級武士、下級武士の侍屋敷が並ぶ城下町でした。
角館町の城下町は安土桃山時代の1590年に戸沢氏が角館城を建築して町づくりを始めたことからはじまっています。
江戸時代に入ると戸沢氏に変わって秋田藩主である佐竹義宜の弟、蘆名義勝がこの地を統治するようになります。
このころは河川の氾濫などが続いたことから古城山の南側に新しい城下町を作ることが計画されました。
1656年に蘆名氏は断絶してしまいましたが、その後も佐竹氏の一族がこの地を領有し、町づくりは進められていきました。
武家屋敷通りは旧家と黒板塀、枝垂桜が有名です。
この枝垂桜は佐竹氏が生家の京都から持ち込んだものとされており、開花する時期には多くの観光客が訪れます。
桧木内川堤のソメイヨシノとともに「日本さくら名所100選」に選定されているだけでなく、読売新聞社選定の「新・日本街路樹100景」にも選ばれているほどです。
また、1974年には国の天然記念物の指定も受けています。

こうして作られた城下町は南北に細長くなっており、北側には武家屋敷が並ぶ「内町」が、南側には商人たちが住む「外町」が明確に区別されています。
古城山と画然とした街並み、時代を感じさせる旧家、美しい枝垂桜が絶妙なバランスでなりたっており、その落ち着いたたたずまいは「みちのくの小京都」と呼ばれるほどで、多くの観光客を集めるスポットとなっています。

7つの温泉を巡る「乳頭温泉郷」

乳頭温泉郷は一ヶ所の温泉だけを指すのではなく、「鶴の湯温泉」からもっとも奥にある「黒湯温泉」までの6軒の温泉宿と「休暇村乳頭温泉郷」を合わせた7つの宿から成り立っている温泉郷です。
秋田県仙北市、「十和田八幡平国立公園内乳頭山」の山麓に点在しています。
どこかの宿で宿泊した場合には温泉郷内のそれぞれの宿の温泉を巡ることができる「湯めぐり帖」を購入することができます。
日帰りで1度ずつ入浴できるというものですが、有効期間が1年あるため、必ず1日で回り切らなければならないというものではありません。

・「鶴の湯温泉」
7つの温泉宿それぞれに魅力があるのですが、ここでは他の宿とは少し場所が離れている「鶴の湯温泉」を紹介していきます。
県道のバス停「鶴の湯入口」から山道を数km走ったブナの原生林に囲まれた場所にあるのが「鶴の湯温泉」です。
その立地から「日本秘湯を守る会」にも加入しています。

鶴の湯温泉は乳頭温泉郷の中でももっとも古くから利用されている温泉だと言われています。
江戸時代に発見されたときには「田沢の湯」と呼ばれており、秋田藩主が訪れたこともあるとされています。
そのため「本陣」と呼ばれる建物があり、2010年には登録有形文化財に指定されています。
その後、この湯で鶴が傷を癒しているところが発見され「鶴の湯」と名称が変わりました。

「白湯」「黒湯」「中の湯」「滝の湯」という4種類の源泉があり、それぞれで泉質が違っています。
白湯:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)
黒湯:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
中の湯:含重曹・食塩硫化水素泉
滝の湯:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉

その中でも鶴の湯を代表する「白湯」がある混浴の露天風呂は鶴の湯だけでなく乳頭温泉郷を紹介するときにもよく扱われるものとして有名です。
一般の観光客から、「秘湯」を好む温泉好きまで幅広く愛されているのが鶴の湯なのです。

その他、「大釜温泉」「妙乃湯温泉」「蟹場温泉」「孫六温泉」「黒湯温泉」「休暇村乳頭温泉郷」を加えて7つで構成されているのが乳頭温泉郷であり、それに登山道の途中にある野湯「一本松温泉」を加えての有名温泉地帯となっています。

秋田県には他にも見どころがいっぱいあります。
今月は秋田県にスポットをあててさまざまな情報を提供していきますので、引き続きチェックしてみてください。

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